今年の春から町内の役員をしています。ちょっと多忙な役割で、会長さんに次ぐ雑用係です。わが町内は200世帯があり13班に分かれています。回覧板や市役所広報そして月に二回の役員があります。この町内に移り住んで25年くらいになりますが、何年かに一度、家内が役をこなしてきました。しかし今回は私の番ですがたくさんの雑用があることに驚きましたし又いろいろな催しがあることもわかりました。夏のラジオ体操や盆踊りの段取りも役ではない手慣れた人が中心に係わっておられることに気が付きました。地域社会の貧弱さが言われていますが、役でない人が頑張っていることの頼もしさを感謝します。 続きを読む
「できごと」カテゴリーアーカイブ
沖ヨガとは何か。
先日、静岡県御殿場(時の栖ときのすみか)で全国から沖ヨガ関係者が集う、国際キャンプが2泊3日で開催されました。
長崎、北海道他全国・そして台湾からと総勢120名が参加し高齢者も90歳近い方も若い人と同じように瞑想や講演や強い動きも盛りだくさんの沖ヨガ行法を行いました。
時代が変わり、今では沖ヨガとはと、説明しなくてならない時代になってしまいました。沖正弘先生が創始され、日本文化を取り入れた沖ヨガは日本国内で文化センターなどで40年前にいっせいを風靡しました。しかし、今では横文字のヨガがずいぶん多くなり、沖ヨガをきちんと説明する必要が出てきました。
沖先生の説かれたヨガはただポーズを作って柔らかくするとか呼吸法や瞑想をするという単純なものでなく、「生命即神」、「求道ヨガぐどう」「総合ヨガ」「生活ヨガ」をめざしています。
以上のところを明快に説明があったのは今回の龍村先生の講座でした。龍村先生は沖正弘先生の古くからの研修生で沖先生亡き後、長く沖ヨガ道場の道場長を勤められました。今では沖ヨガを伝えることのできる一人者と言えるでしょう。 続きを読む
ベルトを使ったポーズの練習
学院の研究会でベルトを使ったポーズ練習をしました。かなり前はクラス指導でよく使っていたのですが最近はさっぱりでした。研究会に先立って私もクラスで予習復習もしました。けっこういいです。一人でやることも二人組を使うことも感触がいいのです。どこがいいか。ポーズへのプロセスがいいです。途中の形を止めることもできます。体を意識できます。研究会のレジメでは以下のように説明していました。 続きを読む
除雪 北海道の冬の営み
久しぶりに年末から今日に至って除雪を数時間で過ごしています。年末は運動不足解消で筋肉トレーニングでもするかとせっせと家の周りの雪を向いの空き地に雪を捨てていました。周りは雪山ですが地面まで雪を取ると気持ちいいので病みつきになっています。ところが昨日からの少し大げさな暴風雪の気象警報は本物で外ではすごい音を立てて窓を雪が叩いています。風でホワイトアウトになり、景色を消してしまうのです。当然山であれば遭難です。私も帰宅途中でしたが歯を食いしばって自宅がマンションでないことを悔やんで5分の道のりを必死の思いで帰りつきました。風が止むと積雪量はほとんどなく、朝になり硬くなってしまった雪を除雪です。もう筋肉トレーニングなんて言ってられません。腰が痛い、腕が、手首が痛いとまた同じように除雪です。子供がその様子を見て「2ヶ月経ったら春になって雪、解けるよ」なるほどと思っても、それでも父は除雪を続けます。
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昔仲間と交流
先日の連休のときに用事があって京都行きました。このときはじめてシルバー航空券を使いました。65歳以上が使える空席があれば当日購入、搭乗できる格安航空券です。ありがたいサービスです。
翌日大学時代の探検部の仲間が集まってくれ、わいわいお互いの状況交換です。このクラブは当時、台湾やフィリピンの民俗学探検で部を上げて大きな活動をしていました。その時の顧問は去年お亡くなりになった元国立民族学博物館館長の佐々木高明先生でした。 続きを読む
ブログが新しくなりました。
ブログ掲載がしばらく休止していました。拙い内容ですが楽しみにしていた方もおられるようです。申し訳ありません。
ブログのトップページが大きく変わっています。それだけではありません。たくさん変わりました。
名称も変わりました。「水野ヨガ学院」から「水野ヨガスタジオ」に変わりました。またhpも大きく変わりました。今までの手作り感がいいという方もおられますが圧倒的に今風になったと好評です。制作してくださった方、ありがとうございます。又チョコレート差し上げますね。今まで私がちょこちょこっと作っていましたが、このhpの変更は大変です。おかげでSEOも上がりました。普通の人はSEOは何のことかわからないですね。検索順位を上げるテクニックのことをいいます。当スタジオに問い合わせが多くなったのは間違いありません。きれいなhpが上位に来ている傾向ですが、やはり世間に公開するからには中身で勝負という態度は変わりません。ヨガってこんなに面白いんだ、こんなことにも役立った、体も心も変わった、生き方変わり人生も変わった。そんなことを期待しながら発表していきます。くどくて読まないという評にも負けず読んでもらえるように頑張ります。
前屈のポーズの極意
一般に体が柔らかいという表現はこの「前屈のポーズ」をもって言うようですが筋肉マン系の男性にとって気持ちのいい前屈は永遠のテーマでありその過程は悲鳴を上げるだけのポーズのようです。
今回はこの筋肉マン系の人に対してどうしたら前屈系の可能性を見いだせるかをテーマにします。
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琵琶湖合宿
私の出身校、沖ヨガ道場の教えを後世に残すためのNPO沖ヨガ協会の定期合宿が琵琶湖湖畔でありました。
JR唐崎下車のKKRホテルびわこは景色もいいし、食事も抜群でした。ベジタリアン用と普通食を希望者毎にかえてもらったのは細やかなサービスです。
私にとって、琵琶湖は小さい頃、町内会からバスで真野というところで海水浴に行った思い出のある場所です。当時は海よりも琵琶湖で泳ぐことがほとんどで、ここで泳ぎを覚えた場所でもあります。子供の頃ですから大きな海のような存在でした。水もきっときれいだったと思います。
しかし今回は南の端の方でもあり、対岸のネオンがしっかり見えたりしてだいぶ、印象は違います。
しかし景観は写真のように抜群でした。
唐崎神社で朝の行法です。気持ちのいい日曜日が始まります。この神社は近江八景の一つになっていて、ここの松が金沢の兼六園に一部移したとのことです。美しい女性が近江富士を腕の間にはさんで二人ポーズです。絵になっています。この女性たち、実は孫がいる・・との噂です。へーぇ・・
さて今回合宿のメインゲストは「高野孝子」さん。文化人類学者で世界の民族の生活を研究されています。また各国の研究者と一緒に北極圏を横断したりする探検家でもあります。彼女は「生きること」をテーマに20歳前後の青少年を未開の土地に連れて行って生きることの基本を教える合宿活動もされています。
彼女の講義録を一部紹介したいと思います。
生きることに直結した暮らし
人として必要なことは自然が全部教えてくれる
土地とのつながりを取り戻す試み
大切なことってだっけ
幸せって何だろう
学校ではしばられたせいかつをしているけれど、雪山で解放された
いつもの生活が、どれだけ裕福で幸せなかを知りました
1日目緊張で話せなかったけれど、やっているうちに話せるようになってよかったなぁ
復興とはどこへ向かうことなのか、人が生き
るとはどういうことなのか。よくわからなく
なっていました。しかしヤップにはそれこそ
人が「生きる」現場がありました。無いことを
憂いて、なにかによって幸せになるのではな
く、知恵を出し、手をかけることでかぎられた
ものから豊かな暮らしを抽出するような・・そ
のプロセスの中で心も身体も動き出して、
人が本能的に持っている躍動感を楽しめて
いるような気がしました。逆に言うと、近代
的な生活は、その喜びを奪っているんだ
なぁ、という感覚も感じました。
前列左端、私はカメラマン。
一人だけの桜
今年も近くの林業試験場(農水省管轄)に桜が咲きました。今年は雨が降って、どうなることやと思っていましたが、きれいな豪華な桜並木になりました。テレビ放映されたのか、たくさんの見学者で有名になりました。最近は車乗り入れ禁止です。数人のガードマンまで立っています。
日曜日には我が家の前の道路は片側にずらりと駐車です。曇り空にもめげずに、たくさんの人が行き来しています。桜並木がどこかの行楽地のようです。その中に見覚えのある人が。。やぁやぁとしばらく立ち話でした。お茶でもどうぞとしきりにさそったのですが、いえいえまた今度ということでした。(これ断られたのですね。遠慮したのかな。)
二日後、今日の朝は抜群の天気です。カメラを持ってもう一度桜の見学しました。誰もいません。すごいことです。
誰もいない自分だけの桜の中で写真を撮りました。駐車禁止の赤いコーンが邪魔です。
価値あることだけどちょっと恥ずかしい
笑いヨガがずいぶん普及しています。40年以上前から沖ヨガの創始者沖先生はヨガの授業でほとんど毎日、「笑いの行法(ぎょうほう)」を行っていました。「笑ってみろ。」「もっと気分よく笑え。」などと夜の寝る前にそんな授業をやりました。今では、私も教室でも私的生活でも笑っているのですが、場所が限定されます。お風呂の中、車の中、誰もいないところですが、最近、街中でも歩きながら「くっくっ」と笑うことがあります。特別大きなアクションさえしなければ誰も気がつきません。どうぞ、リフレッシュするために、気分転換のためにみな様も「くっくっ」と笑ってみませんか。
笑っていて気がつくことは、普段の感情というか、思いというかどこから湧いてくるのか不思議に思います。例えば困ったことや不安なこと、怒り、悲しさなどの感情が湧くとき、その感情は繰り返していると、深くなって、そして気持ちが暗くなっていきます。それはエスカレートしていくのです。そこで気を取り直して「ワハハ」と小さく、数回笑うと、今までの暗い気持ちはどこかに行ってしまうことがよくあります。その気持ちはどこへ行ったのでしょうね。
ところが、ある人はそんな簡単に気分が変わらないとも言います。変わらないのは、その感情を思い出すからなのでしょう。思い出さなければいいのです。思い出すことをやめるのです。思い出そうとしたとき「グッバイ」と切り替えるのです。例えば、「次」と他のことを考えようとすればいい、これは少し練習も必要かもしれません。切り替えの上手な人はそのようにやっているのです。落ち込んだとき、「笑う→思い出さない→他のことを考える」ということをやって見る価値はあります。
その中で一番大切なことは、「くっくっ」と笑うことです。最近は街中でマスクをしている人が多くなりました。そのマスクのなかで「くっくっ」と笑ってもいいじゃありませんか。自分は他人が見えていても他人は誰も見ていないとわかったら「くっくっ」と笑います。お腹がちょっと痛いくらい「くっくっ」がいいでしょう。
次の話題です。
階段の降り方は前にこのブログでテーマにしていますがもう一度テーマにします。
先日、地下鉄の下りを若い男性が猛然と走っていきました。発車に間に合ったのでしょうか。面白かったのは彼の後ろ姿が「エリマキトカゲ」そっくりの走りでした。エリマキトカゲとはどんなのか写真でお見せします。
彼の手も足はまったく「エリマキトカゲ」です。でも上手にすばやく、降りてるなと感心しました。数段だけ私もやってみましたが、人の目があるのでやめておきました。その降り方は山の下りで、大きく横に飛んで左足で支え、また横に飛んで右足で支え、膝を大きく屈伸して、飛ぶように降りていく姿と同じです。ただ彼の腕は空身なのでバランスをとるために「阿波踊り」風でした。これは腰を柔らかく使っているので膝にもよさそうです。
は虫類は地上を這うしぐさしかできなかったのが、エリマキトカゲは進化して、地上を飛ぶように走ったのです。体の負担を最小限にするためにあのようなビデオの早回しの阿波踊りのような走りになったのです。私たちは手を上げなくてもいいのですが、膝を外に交互に出して降りると、まるで落ちるがごとく気持ちよく下ることができるでしょう。
ただし、転んでケガをしても自己責任なのでそのつもりでやって下さい。