面白い写真が出てきました。大阪の立木寅雄?先生の催眠研修会を3泊4日で受けた時の写真です。決して面白半分でなく、心理学のお勉強でした。この時の研修は今もしっかりとヨガ授業に役立てています。すなわち教育やコマーシャルが暗示効果であることです。繰り返し、繰り返しイメージすることで記憶に残ります。リラックスする時も繰り返し行うと効果があるのです。
この暗示効果は判断力が無くなったとき、他者暗示が入ってきます。昔は「○○万歳」と言って戦争にかりたてられました。みんながするということで判断がなくなったのです。ですから私たちはしっかりと自分の考えを持つ必要があるのです。この写真は力を抜けと言われたらこのようになりました。この先はどうなるのかと言いますと、頭と足にイスが置かれ、体が板のような状態になり(板状になれ!と言われました)、このからだの上を人が座るのです。意識ははっきりしていました。しかし支えられないという緊張感は全くなく、ただ重いなぁくらいでした。これは人の脳の使い方がいつもと違うということでした。火事場の馬鹿力と同じです。脳の使い方を変えればだれでも素晴らしい力を持っている実験でありましたが、使い方を誤るとまた危険ということも知りました。暗示というのはもろ刃の剣でありますが、人は努力して何かを成し遂げるためにイメージトレーニングという暗示もたいせつなツールです。