TNCートータルニューロコンディショニングーを学んで3年目になります。その間ベーシックの復習期間もあり、今年はアドバンスコースにチャレンジしました。
脳・神経の発達そして強化、そして衰退にどのように対処するかを学びました。強化にいたっては筋力不足もあり、ついていけないところもあります。そしてあらゆる生物と同じく衰退期のプロセスも面白く講義を受けました。なにせ自分のことですから実感することばかりです。
それぞれの講習でレポート提出を課せられましたのでここに記録として載せていきます。誤字脱字があることに気がつきましたがそのまま載せることにしました。
TNC_水野レポート1
TNC_水野レポート2
TNC_水野レポート3
TNC_水野レポート4
「できごと」カテゴリーアーカイブ
感謝のこころ
年の瀬も迫り。「お世話になりました」「いいお年を」の挨拶が飛び通います。
そんな数年前の出来事です。押しボタン式の横断歩道をいつもと同じように青になるまで待っていました。青になったので、いざ渡ろうとした時です。目の前をダンプカーが走り去って行きました。瞬間のことなので「えっっ」と運転手の顔を見上げました。何か手を挙げている仕草が見えます。多分それは、悪い悪いというジェスチャーなのでしょうか。
通り過ぎてから、しばらく足が動きません。命拾いしました。
この出来事があってから、私は横断歩道が怖くなりました。そういえば新聞等で見る事故は横断報道上が多いのです。考えてみたら交通規則では赤はとまれ、青は行けですが、赤で止まってくれるのは絶対でありません。歩行者と運転者は全く信頼がないので、善意で止まっているにしかありません。見ず知らずの人と信頼が築けるわけありません。信号を見ていないこともあります。考え事をしていたり、スマホを手にしたり、車の中ではいろいろなことをしているのです。前を向いていないこともあるのです。そんな時に青信号になったからといって、歩道に出ることは自殺行為です。
そんなことがあってからは、横断歩道は危険な場所として、車が止まってから、またはかなり減速してから、一歩を踏み出すことにしています。そして運転手の顔を見て、そして渡り終わった時には軽く会釈をします。時には渡ろうとしている時にすでに歩行者信号は青信号を点滅していることもあります。それでも命のやり取りの場です。しっかり確認して渡らなければならないのです。
そして赤で車が止まることは決して当たり前のことではないのです。だからこそ止まってくれたことに感謝の意味で会釈をするのです。ありがとうと。渡り終えた時はとても気持ちいのです。
ヨガでは感謝とは価値を見出す己の力と言います。止まらないこともある横断歩道で止まってくれることは当たり前ではありません。これは死にそうになった自分だからこそ、当たり前でなく価値のあることです。それでありがとうと会釈をします。
私たちが生きていることでは当たり前のことは何一つありません。だからこそ一つ一つのことに小さな価値を見出すと、「ありがとうございます」の言葉が出てきます。心が和やかになるのです。この「ありがとう」だけで生きる力が湧いてくることは間違いありません。
そろそろ新年を迎えます。当たり前に新年を迎えるのではなく、今、元気でよかったな、いつもと同じでよかったな、生かされていることに感謝の気持ちで、「あけましておめでとうございます。」と言える喜びを迎えます。たくさんの人々のおかげで、今年も生かさせていただきました、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
TNC_発達ステップ
沖ヨガ北海道連合会の緊急事態明けのセミナーに参加して上記のテーマで話しをしました。懐かしい面々が集まりお互いの安否&活動など交流しました。この会は設立から事務局長、副会長、総務、代表世話人など肩書きはさまざまですが、それも30歳の時の設立から40年間で役を降り、今は気ままに参加させてもらっています。残念ながら写真を撮らなかったので、レジメだけを紹介します。
終了後の反応は上々で、やはり心身の不調、普通の行動が取れない教室受講生の人がいるけれども、この発達ステップのエクササイズを是非取り入れたいという相談もありました。このエクササイズは他のエクササイズが出力させることが中心で不調な人はついてこれないのですが、発達ステップは入力を意識することが大切であり、それを元に心身の不調を解消するものです。
加齢や運動不足は単なる筋肉骨格だけでなく、脳の機能までも低下します。脳の向上について、可能性のあるエクササイズをこれからも伝えていきたいと思います。
新聞記事掲載
羊ヶ丘展望へ散歩
オンラインヨガレッスン
6月初めから無料オンラインヨガレッスンを始めました。解散以降、あってない人と会えて、また札幌を超えて、オホーツク地区、新潟、時々ですが愛媛とかオンラインの時空を超えた能力に感心します。
そして9月からは有料になりますが、気軽にヨガに接してください。オンラインのメリットは何と言っても出かけなくてもいいということです。それにほとんど見られていないので、できなくても恥ずかしくないことです。そして人と話し合ったり、情報交換できるということは素晴らしいことです。
9月のカリキュラムは掲示板に発表していますが、ヤマニヤマ のところは沖正弘先生の語録をこれからテーマにしていくつもりです。
コラボオンラインレッスン1を終えて
羊ヶ丘展望台にて
初夏の昼頃、久しぶりの太陽のもとで羊ヶ丘展望台へ行きました。数日前に年間パスポートを買いました。その時はぶらっと散歩の途中で思いつきで歩いて展望台の中をまあまあの距離を歩いて有名なクラーク像にたどり着きました。
今回はヨガポーズを写真に収めるためにカメラ三脚を持って車で入場です。
まだ自粛期間なのに、たくさんの車と人です。写真撮るとこないのにがっくりです。
それでも誰もいないところを探して、以下のポーズです。
前もそうだったのですが、動画収めるのは大変です。メモリーの制限があります。早送りではどうしても雰囲気が出ないので、今回少し工夫を入れました。ご覧あれ。
まず<聖人のポーズ>
<逆立ちのポーズ>
<半月のポーズ動画>
2007hangetu_tenbou
<youtubeから>
このウィルス禍に思うこと
私は朝は早起きです。夜はテレビを見ることが少なくなったのでしょうか、早く寝ます。いや年老いたからでしょう。
いつもと同じに早く起きて、何気なく古い辞書を手に取りました。中から黄色くなった新聞の切り抜きとメモがパサリと落ち、しみじみと眺めていると、遠い昔が思い出されます。それは1967年の高校卒業式のメモとその説明の記事でした。その記事は後年ですが、メモの意味がよくわかります。
そのメモと記事には「時代考験青年_青年創造時代」と書いてあり、台北市のレンガ壁の落書きだそうです。漢字の国らしく深い意味が当時の、この国に置かれた事情を表しています。
「歴史の大転進期に直面している現代は青年を厳しく試験し、激しく追求している。果たして彼らが、時代の試練に耐え、その要請に応えうる実力を養いそだてつつありや否やと。他方、青年には明日の世界を開拓して、一段と人類社会の進化発展に寄与すべき責任が現存する、明日の時代は、今日の青年が想像する責任がある、義務がある。」
と、記事の中で筆者が解釈をしています。
今21世紀の現代の中で、新型コロナウィルスの大きな問題、そして新たな香港問題、まだまだくすぶっている、中国・台湾問題。これらは50年前とほとんど変わらないことに驚きです。今やコロナ問題が余計に加わって、ますます、人間とは社会とは経済とはと考えなければならないことが山盛りです。その中で当時のような青年のエネルギーが少なくなってきているような気がします。
安保時代の私にとって、当時は青年たちが社会に働きかける機運が多くありましたが今は何か寂しい気持ちです。青年が頑張っているのが香港だけです。
ちなみにこの作者 湯浅八郎さんは当時、京都市教育委員長として高校の卒業式に来賓挨拶に来られました。湯浅八郎さんは長く同志社大学の総長を務められ、この記事からもわかるように国際基督教大学を創始され初代総長にもなった人です。
朝のひと時、とても気持ちのいい時間を過ごしました。
・・書いていて、あれ、どこかでこれ書いたことあるな、と思い、このブログを「時代考験青年」で検索してみたら、「2009.04.09」にありました。関心があれば読んでください。
最後に湯浅八郎さんのこと調べていたら以下の詩がありました。とても深く感銘を受けましたので、ここに記させていただきます。
湯浅は自身の生活信条を表す言葉として、次のような言葉を残した。
「 生きることは愛すること
愛することは理解すること
理解することは赦すこと
赦すことは赦されること
赦されることは救われること」
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桜を背景にヨガポーズ
朝早く起きて近くの森林綜合研究所敷地内の桜をバックにヨガポーズをしました。1万円で買ったビデオカメラ、十分働きます。このカメラは前にも話したようにアサナのチェック用ですがなかなか使い勝手が良いようです。一応毎日何かしら、体を動かしているので、久しぶりのお外ヨガは快調でした。
お家ヨガでは現在、情けない体の硬さの矯正に明け暮れています。まず時間をかけること、同じ動作で変化を確かめること、ベルトやブロックも使うこと、ですが、一筋縄では行きません。そんなことしていて思ったのは、関節が動かない、すなわちロックしていることがあります。靭帯が癒着しているような感じです。動かないしまた痛くないのです。これは今まで指導していてもよくありました。なんでと思うこともありましたが、自分の体もそうでした。まず時間をかけて、痛みが出てくれば少し前進です。関節の可動域の拡大は痛みが出てくるのです。初めは耐えられない痛さ。そして続けると気持ちの良い痛さに変化します。これで少しはマシになると思います。
ということで、動画撮影にチャレンジしましたので、ご覧あれ。バックは抜群でキレイです。