お正月の準備

いつもは最後のレッスンが終わってから教室内の飾り付けをしていました。今年はクリスマスの飾りをしまうと同時にお正月の準備です。小物を飾り、お供えを買って、受講生の皆様に見てもらいました。早いねとは言われましたが、街もテレビも、もうお正月です。以前はお餅を自宅でついて、教室に持ってきたのですが、かびるので、誰も見ていないうちに片付けていました。神様に見てもらっているのだからパフォーマンスは不要だと思いますが、ちょっと寂しいです。
さぁてと年末休みでレッスンがないにしても私は忙しい数日です。あれもこれも、そして新年からの準備も、やり残した宿題も明日も明後日も予定いっぱいです。できることからひとずつやっていきましょう。洗濯のためにカーテンをはずし、簡単なお掃除もします。観葉植物は思案です。灯もない、温度も下がる、がんばって1週間耐えてくれるのを願います。一年間、この教室にもいろいろお世話になりました、来年もよろしくと祈願をして、駐車料金が気になるので帰ることにします。
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明日に向かって

過日の新千歳空港です。日が昇る前に家を出て空港でご来光でした。この日は冬至の翌日で7時半頃、北海道の冬は太陽が北の方をかすめて移動しているのです。いや地球が動いているのでした。この日から陽は一日1日長くなっていくのです。待ちどおしい春に向かってどんなに寒くても春は来るのです。この飛行機は世間で今、話題になっています。どこに着陸するのか、早く春が来ると良いですね。
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この日は搭乗飛行機の非常用ドアのランプが出発前の点検で点かないことがわかり機内で待機です。整備士が作業の出入りで忙しそうでした。そして私も会議にこの時間分、しっかりと遅刻しました。
もうすぐお正月。この年になっても、なにかうれしいね。家にいることが多いので、粗大ゴミ扱いされるのですが、なにもない、自由、何でもできると思ったらうきうきします。あ〜何もないというのは不自由じゃなかった。「無」なんだ、自由なんだ。これは般若心経にありました。
お正月が終わったら結局、例年のことですが本当に何もしていないのです。しかし来年への希望は思うままに描けるのはうれしいことです。無なんだから無のありがたさをしみじみとかみしめるために般若心経を大晦日にあげます。その日は祖父の命日です。ご先祖様がいて自分がいるのです。だから、明日に向かってがんばろー。

雑誌からの情報

文藝春秋specialという雑誌に「血糖値を下げる奇跡の食事法」というのがありました。私の母は高齢で多分、糖尿病からくる心不全だろうということで今年死去しました。それで特別、糖尿病に関心があります。
それには「糖質制限食」という糖尿病治療食のことが書いてあります。すなわち糖質を取るなということです。糖を取らなくても死にゃせんということです。理屈は専門のところのリンクにおまかせして、人の400万年の歴史の中でほとんどが狩猟・採取生活であり、糖質制限生活であったというところに興味がありました。その期間に人の身体が出来上がったとすれば、糖質を三度三度きちんと食することは逆に異常だと言う訳です。けなげにもインシュリンさんはせっせと血糖を下げてくれる訳ですがこれがもう疲れたといって出さなくなったのが糖尿病な訳です。長生きしていれば余計糖尿病の人は多くなる訳です。今日の夕刊に穀物を食べ始めたのは10万年前という記事が出ていました。当時は腹一杯食べた人はいないでしょうね。飽食はごく最近なのですから。
詳しくはhttp://koujiebe.blog95.fc2.com/   http://www.takao-hospital.jp/
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話は変わります。今、札幌は寒いです。でもイルミネーションがきれいです。
帰宅途中の疲れた気持ちが和みます。
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外回り外部レッスン

久しぶりで外部スポーツクラブのヨガクラスの代行レッスンに出かけました。知らないところ、知らない人に会うというのはわくわくして楽しいものです。そして大丈夫かポカしかないかという不安もあります。メモを片手に電車、バスと乗り換えて30分前に到着、待機です。
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この施設は繁盛しています。私のヨガはあまり汗はかかないけれど、他の種目をしていたみなさんは汗びっしょりです。クーラが入っているのです。だから寒い。即クーラはきりました。私は寒いところから来てレッスンで冷え、また冷えた街を歩き自分の教室に帰ってきたときは暖かさで幸せいっぱいになりました。スタッフのみなさん、こんな苦労を外部教室でされているのですね。お疲れ様です。そういえば、10年くらい前には町内会館でヨガをしていました。管理人がいないので、ストーブは私が点けなければならないのです。二時間前に来て広い部屋を温めます。でも壁や床が暖かくなってくれません。だから授業はいきなり強化体操から始めました。みなさん若かったのです。そして北海道の冬は大変なのです。
ところでもうすぐ年末年始です。コンクリートのビルに入っている当学院は蓄熱構造ですが、冷えると温まらないのです。それで年始休み後の2日前から来て部屋を暖める予定す。こんな裏方もやっているのです。

今年の忘年会

今年の忘年会は80歳から20歳までの参加者でにぎわいました。やっぱり男性は少なく女性に圧倒されました。
スタッフの出し物はジャズダンスです。名前から懐かしいのですが、スタッフの中にプロ級の人がいるのです。その人の振り付けで毎週時間があれば練習です。私もソロで出番を作ってくれました。速い動きの中で30秒しかないのです。その時間に7つもポーズを作るのだから大変です。老体に鞭打ってこの2週間は体造りをしました。もうそれは大変です。出だしの側転は失敗!次からはうまく進んでくれました。なんとアンコールが出たのです。想定外です。・・とまぁ忘年会は暮れて行きました。来年もいい年でありますように。ほとんど当学院の忘年会だけに参加していただいているT・DDR先生、楽しいスピーチをしてくださったSさん、そしてなんといっても毎年、忘年会をもりあげてくれているDG会のみなさん、スタッフの皆さんありがとうございます。
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それとこの写真のphotoshop現像を教えてくださった近所のヒナパパさんありがとうございました。フラッシュなしで撮ったもので何とかなると見栄を張っていたのがどうにもならなくて門ならぬ携帯を鳴らしました。

チャレンジポーズ

無断拝借写真です。でも私が撮りました。このハヌマーン、前後開脚のポーズは私も先日の勉強会の時、はじめて出来たのです。この写真のONさんもはじめてだとか。私のはだれも写真を撮ってくれなかったのです。

どのようにしてできたのか知りたいでしょう。
数日前の日曜日は勉強会でした。テーマはこのハヌマーン。楽にできる班、ちょっと出来る班、全くできない班と分かれ、研究発表です。出来る班のメンバーは柔らかい人たちばかり、こういう人たちはひそかに私は生まれつきをうらやんでいました。ところが発表では毎朝、体を動かしているとのこと、頭が下がりました。そしてできないグループは私を含めて数人。この人たちはヨガ指導にかかわっている人たちです。ヨガをやったことのない初心者みたいに体を硬直しています。でもはしくれです。ほぐして、踏みつけて、押してなどやっていると、だんだん形になっていくのです。そしてONさんみたいになりました。ポイントはそりです。そしてのけ反りでした。数日前から忘年会の練習をしているのも、役に立ちました。決してきれいなポーズではないけれどやればできるのです。帰りの足の軽かったこと、生まれて初めてのハヌマーンでしたからね。あとひとつ。次の日はキンニクツウでした。ちょっとできる班の人たちもやっぱりキンニクツウだったとか。

腹について

肚(はら)をしめる、下半身に力を入れる、丹田に意識をおいてとかを動きを大切にするときよく使う言葉です。ヨガでは丹田、仏性と並べて使います。文武両道として単なる肚作りだけでは仏性の開発も大切だという意味です。すなわち体だけではなく心も磨きなさいということです。ところで丹田の丹の意味はと調べました。今話題の白川静さんの字統という甲骨文字から研究している辞書を立ち読みでそして漢和中辞典(所有)で調べました。赤色の土とありました。神社の鳥居も赤なのは魔除けも兼ねていました。また丹は真心という精神的な意味もかねています。そういう訳で丹田はそのままの意味をとると赤の田んぼということになり、腹の血の海を意味します。腹は消化吸収するする意味で血液が集まっている場所なのでしょう。白川静さんは漢字の国、中国でさえも思いつかなかった漢字の語源を甲骨文字から意味を解読していきました。漢字を調べていくと漢字が作られた時代や文化がわかるといいます。たいていは古代ですから戦争や占いに関する語源が多いそうです。例えば道は戦いで敵の首をはね、それを持って敵の陣地を歩いて魔除けをする習慣があったそうです。

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沖正弘師の考え方には丹田力強化法というのがあります。インド的なヨガ思想とは異なり、日本文化の神髄が表れています。お茶もお花も禅から生まれたもので、それは精神を修養し、交際礼法定める道と広辞苑にあるように心と体がたち振る舞いにかかわる丹田の重要性を説いています。丹田は腹筋だけではないのです。仏性という心の在り方が丹田に影響するようにまた丹田も精神修養につながっていくために沖正弘師の丹田強化法は慣れない動きや強い動きを要求するのです。
ところで腹は血の海で栄養を吸収する根のようなところなのですが、ここで又、血も作られているという説があります。食養、正食愛好の人たちが好んで使う学説で「千島学説」といいます。血液の質を高めるためには食べ物が大切だ、それは食べ物が血肉を作るからだという説です。血液は骨髄でなくて腸の絨毛で作られるという考え方は血液の質を自らコントロールできるというのです。異端の考えだけれど食べ物の大切さを考えたら腸造血説をとりたいと思うのです。