過日の新千歳空港です。日が昇る前に家を出て空港でご来光でした。この日は冬至の翌日で7時半頃、北海道の冬は太陽が北の方をかすめて移動しているのです。いや地球が動いているのでした。この日から陽は一日1日長くなっていくのです。待ちどおしい春に向かってどんなに寒くても春は来るのです。この飛行機は世間で今、話題になっています。どこに着陸するのか、早く春が来ると良いですね。
この日は搭乗飛行機の非常用ドアのランプが出発前の点検で点かないことがわかり機内で待機です。整備士が作業の出入りで忙しそうでした。そして私も会議にこの時間分、しっかりと遅刻しました。
もうすぐお正月。この年になっても、なにかうれしいね。家にいることが多いので、粗大ゴミ扱いされるのですが、なにもない、自由、何でもできると思ったらうきうきします。あ〜何もないというのは不自由じゃなかった。「無」なんだ、自由なんだ。これは般若心経にありました。
お正月が終わったら結局、例年のことですが本当に何もしていないのです。しかし来年への希望は思うままに描けるのはうれしいことです。無なんだから無のありがたさをしみじみとかみしめるために般若心経を大晦日にあげます。その日は祖父の命日です。ご先祖様がいて自分がいるのです。だから、明日に向かってがんばろー。