三千院へ紅葉には少し早い晩秋に行った。京都バスは満員で身動きできないくらいであった。そのバスは懐かしいバス停「小寺」を通過する。ふと昔を思い出す。縦走専門(山の尾根ばかり歩いている)の山登りから岩登りにチャレンジした頃、ここから江文峠のほうへ向う金毘羅山で岩登りの練習をしたものだった。何回か練習したある日、岩場から落ちた。確保なしすなわち体に巻いてあるザイルは誰にもどこにも確保されない状態であった。そこにハーケンがあってそれにカナビラを通そうとしたときズルッ。幸い大怪我でなく、抱えられながらバスに乗って帰ったことがあった。それ以後岩場はご法度の場所になった。今でもブルクッシャアサナ立ち木のポーズや英雄3番のバランスポーズは苦手である。
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四方山話から・・
ヨガのムカシ友人Uさんに会った。四方山(よもやま)話が一段落ついたところで、当然ヨガ指導の話しになった。Uさんはテーマ話題が見つからなくて、健康雑誌やヨガ雑誌を買いあさっているという。けっこうヒントになることがあって生徒さん喜んでくれるという。
ヨガの指導は流れや振り付けがあるわけでなく、せいぜいポーズのテーマがあるくらいであとは全部一人で組み立てなければならない。若い指導員に聞くとその辺が難しいらしい。ベテランのUさんでなくてもビデオや本などを参考にしてしまうという。
だから私はヨガを始めるにあたって初心者も指導員クラスもいつも念頭に置かねばならないのは、「ヨガって何ですか」である。ベーシックなところを無視してほら呼吸法だ、ポーズだ、瞑想だというのは見せ掛けだけのような気がする。ベーシックなものに触れる一つの参考書は以下の単行本である。私はずいぶんお世話になっている。品を換え種を換えて話題は豊富になる。当然Uさんにも薦めた。