学院の研究会でベルトを使ったポーズ練習をしました。かなり前はクラス指導でよく使っていたのですが最近はさっぱりでした。研究会に先立って私もクラスで予習復習もしました。けっこういいです。一人でやることも二人組を使うことも感触がいいのです。どこがいいか。ポーズへのプロセスがいいです。途中の形を止めることもできます。体を意識できます。研究会のレジメでは以下のように説明していました。
ベルト使用の利点 筋の緊張度が下がる。 重さを感じやすくなる。 骨を意識しやすくなる。 動きの方向性が理解しやすい。注意点としてベルトの支点、引っ掛けているところと方向性が重要。手の延長として自分に合った長さの調節が大事です。バランスを考慮してベルトを体にあづける。時には頼りすぎない。様子を確認しながら、すなわち変な所に力が入っていないかをチェックする必要があります。特に写真のような前屈をする時、肘を鋭角に曲げないこと。肩・首に力が入って首が伸びないのです。
さまざまなポーズをご自分で工夫してみると面白いし、柔軟性は抜群に高まると思います。私のこと恥ずかしながら去年の春にタイヤ交換、寒い地方の年中行事ですがそれで肩を痛め、それ以来、牛面のポーズ、アーチのポーズ。橋のポーズはできなくなりました。とほほと年齢を感じ、このままリタイアーかと思っていましたがこのベルトで復活しました。ベルトの使い方のスキルアップは無限にあると思います。例えば治療法の操体法のような緊張、それから緩めるという動作、PNFストレッチングのようでもありますがこの方法はマスターすればすごいと思います。ひょっとしたら初動負荷理論の1億円位の機械に匹敵するのではと思います。
研究会の様子です。
前屈系の一人ポーズの練習です。
これを繰り返してもう一度前屈するといいようです。
次にこんな練習もしました。