昔仲間と交流

先日の連休のときに用事があって京都行きました。このときはじめてシルバー航空券を使いました。65歳以上が使える空席があれば当日購入、搭乗できる格安航空券です。ありがたいサービスです。
翌日大学時代の探検部の仲間が集まってくれ、わいわいお互いの状況交換です。このクラブは当時、台湾やフィリピンの民俗学探検で部を上げて大きな活動をしていました。その時の顧問は去年お亡くなりになった元国立民族学博物館館長の佐々木高明先生でした。
その先生の影響で就職もその方面にいかれた先輩もいます。その先輩の退職祝いに地元三重県松坂でお祝いをしようということになっていました。残念ながら私は欠席ですが私にとって松坂はイコール松浦武四郎の生まれたところだけしか知りません。彼らに松浦・・を知っているかと聞いたら誰も知らないというのです。こりゃ北海道を侮辱されているような気になり、彼の江戸末期明治初期の蝦夷地探検の話しをしました。アイヌの文化を大切にし彼らの道案内や部族紹介を行いながら安全に協力的に蝦夷地を探検していったのです。今も北海道の地名はアイヌ語から彼が名づけた地名がサッポロを含めてほとんど残っています。道内の市町村には松浦・・・の銅像がたくさん建てられているのです。
詳しくはブログ2011/4/28北海道のロマンにあります。
友人たちは必ず「松浦武四郎記念館」をしっかり見学することを約してくれました。それにしても皆、高齢になりました。親の介護をしているもの、定年退職を楽しんでいるもの、私と同様、細々と職にしがついているもの、これからはこのような交流が楽しみになるのです。又何年後かよろしくお願いします。