「ひと」という誌の最新号をいただきました。この冊子は前に私が取材を受けたものです。その当時の「ひと」には私がヨガを始めたころのこと、師と仰ぐ沖正弘師の考え方、体の不思議さ、心の不思議さの話を2時間くらいインタビューで10枚くらいの文章にしてくれました。(旧ブログ 2013年5月参照)
今回は伊達市噴火湾文化研究所所長大島直行さんです。彼の著書「月と蛇と縄文人」は副題として<縄文人の精神から人間とは何かを読み解く>という話です。
日本人の源流が縄文人にあり、その遺伝子は未だにしっかりと現代人に気質として残っているそうです。それは今の日本人を見ても適当な仏教徒であり,神道信者であり、時にはクリスチャンになったりしている多神教的発想は縄文時代という1万年以上にさかのぼる神話的世界観から出発しています。 続きを読む
足指を強くする
足を強くする話をします。普通は膝や腰を強化するために脚を強くするアドバイスが多いですが、ここでは足指を強くする方法です。この方法を教室で半年くらい行なっていますが、評判はいいです。いつも足指もんだり足裏の土踏まずを叩いたりしていますが、足指強化をすることで早く歩ける、脚で立つバランスがいい、歩いている最中に靴の中で指が動いて歩いている実感がつかめるなど話を聞きました。 続きを読む
肺の重さ
肺の重さと呼吸を考えます。次の姿勢で呼吸が変わることがわかりますか。普段の姿勢で体を起こしているときのように a胸が立っているとき、そして寝ているときはb横になっているとき、逆立ちのポーズのようにc逆位になっているときなどです。a~cどの位置が一番楽に呼吸できると思いますか。 続きを読む
ヨガの大切なこと 「我が人生はすばらしい」
私が師事した沖正弘先生のヨガの思想の根本にあるのは「自己即神」です。私の机の前にその言葉の額が飾ってあります。ここには大きく「聖」とあります。これだけでは普通の人はなかなか理解できませんが、沖先生の考えは以下のようでした。 続きを読む
催眠法
催眠療法
昭和63年の新聞記事を見つけました。「催眠療法」の新聞記事は黄ばんでいましたが、なんとか読めそうです。おもえばヨガを学び始めたころ「催眠入門」たる名称で2泊3日くらいの日程で学んだのが、立木寅雄先生の研修会でした。先生は催眠療法と催眠術は違う、れっきとした催眠療法は心理学であり治療法なのだと言っておられました。 続きを読む
イメージトレーニング(エミールクーエの暗示法)
イメージは「心に浮かんでくるもの。想像すること」ことですが、これは心理学の分野で意識とか顕在意識とか言われています。そして無意識、潜在意識という世界もあります。イメージトレーニングはこの意識、無意識を利用して願いをかなえる方法です。心の法則を知っておくと日常生活で役立つことがいっぱいありますのでぜひマスターしてください。 続きを読む
「背中まっすぐ・首まっすぐ・背中まっすぐ・首まっすぐ」
前屈など体が硬い人系の方が動きを作るときの注意点は今まで何回も指摘していますがこれはイイと気がついたことをここに提案します。 続きを読む
某大学の入学式
某大学とはUHB大学のことです。この大学は正式な学校ではなく北海道文化放送が全国に先駆けて来たる高齢化社会に向けて生涯教育の一環として活動をしている文化センター?です。設立1987年です。60歳以上が入学できて、週一回の出席で午前中は一般教養で大きなホールで著名な講師がする講演に参加します。午後からは選択科目でヨガや太極拳、英会話、書道etcの講座から一つ選び少人数のクラスで授業を受けます。文化センター?と書きましたが、活動は立派な大学で入学式、修了式、修了証、皆勤賞4年で学士、6年で修士課程・・とあるのです。
今年も入学式があり選択科目の講師数十人が壇上に並び、新入生に簡単な挨拶(頭を下げるだけ)をします。学長は北大名誉教授であり札幌がんセミナー理事長の小林博先生です。小林学長が入学式のときよく話題にされるのがサムエルウルマンの「青春」です。何回も聞いてもいい詩です。
というわけで前置きが長くなりました。「青春」をここに掲げます。というのは50代くらいの人でも知らない人が多いのです。これは60歳すぎないと理解できなしかもしれません。 続きを読む
ヨガをするにあたって大切なこと
おもしろくて、懐かしい資料が見つかりました。30数年前に手に入れた本で英語なもので開かないで捨てる寸前に手に取りました。辞書を片手に少しづつ読んでいくとこれはヨガをする際に基本的なことで知っていてもらいたいと思いました。下に私のコメントもありますので最後までお付き合いください。 続きを読む
奇跡の脳を読んで 右脳のすばらしさ
この本は2010/07にこのブログで話題にしていましたが、最近になってまた教室でテーマにしています。
改めて読んでみると前よりももっと学びが深くなりました。脳科学者のジル・ボルト・テイラーは全米の新進の研究者として将来を託されていましたが、40代の若さで血管の奇形のために脳梗塞で倒れてしまいました。それは左脳から出血、そして血がたまってしまったため左脳の機能がなくなり話せない、読めない、動けない状況になりました。 続きを読む