自分の中にある「やさしさ」は自分自身や対象の人の全体を包み、穏やかにして癒しや力強さを作ります。
今回は「手の力」です。手は触れたり、なでたり、さすったりして自分を癒してくれます。それは無意識でも意識的にもそうやっています。寒い時にも、暑い時にも、緊張した時にも自分の体を触れています。また時には人にも肩を撫でたり、頭を撫でるなど同じようにしています。手はそのようにすることで活力や気づきを戻す力があるのです。是非このすばらしい手を活用しましょう。
癒しの原点は手当てです。手を当てるだけで癒されます。それは心も体も癒されるのです。現代は半健康人、半病人が多くなってきているのは心の問題も大いに関係しています。ストレスなどで心を閉ざす、すなわち体を固くする、皮膚が固くなる、具合が悪い、本当に病気になってしまう構図です。こんな時、手の力で気持ちいい刺激をする。時には痛くて気持ちいいことをする。触れるということ、痛くて気持ちいいこと、それは脳に伝わります。心を閉ざす原因は考えすぎることです。別の脳の領域です。感じる力こそ、リフレッシュするきっかけです。ヨガポーズもそうことでストレス解消、元気になる方法と言われています。皮膚に刺激が行って感じる力をよみがえることでと心も快方になっていきます。ぜひ、手当てを試みてください。それは家族でも親しい人同士でも手の力でよみがることができるのです。どのような方法でもいいでしょう。頭をマッサージする。顔をマッサージする。手や腕をマッサージする。足裏をマッサージするなどなどです。
投稿者「mizuno」のアーカイブ
宝島社の監修本、第二弾が発行されました
般若心経について
般若心経について
とても大切な般若心経について書かなくてはならないのに忘れていました。ここに養成コースに使う内容の資料を載せます。参考にしてください。
とらわれない、とらわれない、無、無、無、と説いているお経が「般若心経」です。中国のおとぎ話(西遊記-孫悟空の出てくる物語)の三蔵法師は歴史上の玄奘の「大唐西域記」のモデルです。そして玄奘はサンスクリットの般若心経を漢訳している一人です。
ヨガのクラスでも時々これを読んでいますが、少しでも意味がわかれば仏教の教えにちかづき、そしてヨガの教えにも参考になることたくさんあります。
般若心経の本文はおろか意訳を読んでもさっぱりわからないのは普通です。「門前の小僧、習わぬ経を読む」でただ何回も何年も読んでいると愛着がわき、わかったつもりになるのが不思議です。
癖・習慣を見直そう
ヨガの最終目的は体を柔らかくすることではありません。良くない心身の癖習慣を直すことが目的です。そのために学び実行していくことをヨガ行法と言います。難しいことですが一つ一つ気がつくことで少しづつ改善されて行きます。今回は目の癖について考えます。 続きを読む
歩き方
ヒトの歩く能力はヒト固有の歩き方があります。例えば犬や猫の歩き方は種が同じであればだいたい同じだけれど、人の場合は遠くからでも個性的なのがよくわかります。また、テレビでライオンやチーターが獲物を獲る時、そっと近づいてあと全力疾走します。足の筋肉がつったり、捻挫したりしている場面に出くわしたことがありません。やっぱり人間と同じように自然界でもするのでしょうか。でも準備運動はしていないことだけは確かです。 続きを読む
足うらについて
ヨガのクラスの初めに必ずするのが足指、足うら刺激、足首回しです。なぜするのかあまり疑問もなかったのですが、ちょっと調べて見ました。 続きを読む
水野流「沖ヨガ」について
私のこと 沖ヨガのこと
沖ヨガの創始は沖正弘師で、私も出席した3年前の「第1回ユネスコ国際ヨガの日」記念祭ではインド大使が日本に初めてヨガを取り入れたMaster Oki Masahiroに感謝すると表彰されたいきさつがあります。
沖先生は1958年にヨガの活動をはじめ、1967年に三島市に道場を開設し、その前後から報恩奉仕の求道ヨガとして海外、国内において研修会を開催しました。1975年くらいから国内でカルチャーセンター設立の機運が高まり、沖先生も新聞社の要請で全国展開が始まりました。札幌でも「本当のヨガ」「真善美」などのテーマで講演会が開かれました。 続きを読む
ねじる動きについて
ねじる動きがやりにくい人が目につきます。腹が出てきたり、猫背などでも動きが悪くなります。どうしたら少しは可能性があるのかと思い、いろいろアドバイスしています。 続きを読む
30周年記念行事ガイアシンフォニー
私が初めてガイアシンフォニーに触れたのは‘94年1月北海道沖ヨガ連合会主催で札幌市教育文化会館で上映されたときです。連合会は’78年に北海道内で沖ヨガ修道場入門者たちが集まって、沖正弘導師の講演や合宿研修を開催し、より一層、沖ヨガを学ぶために集まって作った団体です。 続きを読む