自分の中にある「やさしさ」は自分自身や対象の人の全体を包み、穏やかにして癒しや力強さを作ります。
今回は「手の力」です。手は触れたり、なでたり、さすったりして自分を癒してくれます。それは無意識でも意識的にもそうやっています。寒い時にも、暑い時にも、緊張した時にも自分の体を触れています。また時には人にも肩を撫でたり、頭を撫でるなど同じようにしています。手はそのようにすることで活力や気づきを戻す力があるのです。是非このすばらしい手を活用しましょう。
癒しの原点は手当てです。手を当てるだけで癒されます。それは心も体も癒されるのです。現代は半健康人、半病人が多くなってきているのは心の問題も大いに関係しています。ストレスなどで心を閉ざす、すなわち体を固くする、皮膚が固くなる、具合が悪い、本当に病気になってしまう構図です。こんな時、手の力で気持ちいい刺激をする。時には痛くて気持ちいいことをする。触れるということ、痛くて気持ちいいこと、それは脳に伝わります。心を閉ざす原因は考えすぎることです。別の脳の領域です。感じる力こそ、リフレッシュするきっかけです。ヨガポーズもそうことでストレス解消、元気になる方法と言われています。皮膚に刺激が行って感じる力をよみがえることでと心も快方になっていきます。ぜひ、手当てを試みてください。それは家族でも親しい人同士でも手の力でよみがることができるのです。どのような方法でもいいでしょう。頭をマッサージする。顔をマッサージする。手や腕をマッサージする。足裏をマッサージするなどなどです。