タオルこすり健康法

昔から鍛錬法として乾布摩擦というのがありました。皮膚を鍛錬して体を丈夫にするためです。風邪の引きやすい子は寒い日に上半身裸になって大きな声を出して乾いたタオルでごしごしと摩擦する方法です。ですからこの方法を「寒風摩擦」と思っていました。精神修養の意味もあったのでしょう。あるとき、亀の子たわしで体を磨いたらもっと効果があるというので半年くらいやったことがありました。効果のほどはわかりませんが肌がつるつるになったことは覚えています。最近では特に子供やお年寄りに皮膚を強く刺激すると肌の抵抗力が落ちて良くないといわれています。

最近、健康雑誌わかさに写真のような記事があり、ぬれたタオルをしっかりと絞って同じように全身を摩擦する方法が紹介されていました。昨今、アトピーの人が多い中、ただ薬だけで症状を抑えていた人には朗報だと思います。傷があるところにはぽんぽんと抑えるだけにするそうです。これなら年配でかさかさ皮膚の人にも勧められそうです。

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高橋弘一郎君の作品

年末の整理をぼちぼちとしていたところ懐かしい絵画が出てきました。この作品は彼が当学院で指導員をしていたころに描いたもので辞めるときに額に入れて残してくれたものです。15年前のものです。細かい作品を作るのが好きでほとんど瞑想状態でひとつのことに没頭していました。彼の学院に残して行ったくれたものはたくさんあります。指導員養成用のテキストの絵の大半は彼のものです。今は浜松に在住と聞いています。在札のころから福祉の仕事をしたいと言い続けていました。心の温かい彼ならその分野で大いに活躍していることでしょう。

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今年も忘年会は楽しかった

恒例の12月第1週土曜日に忘年会がありました。ご馳走を目の前に、そしてイベントが控えているので挨拶はできるだけ簡単です。オープニングはインド巡礼のスライドショーです。BGMはうまく同調しないのでipodを使いました。このときだけは静かに口と目だけが動く時間でした。しばらくは歓談が続きますがころあいを見て「元気体操」、「お尻かじり虫」「フレンチカンカン」「プレゼント交換」とあっという間に2時間が過ぎてしまいしました。男性は後ろの席に陣取って女性のたくましさとバイタリティにあっけにとられています。きっと家でのたくましさを外で見たような顔つきでした。

スライドショー 10分位かかります。

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「あさどら、ちりとてちん」から

出勤前にNHKの朝ドラを見ます。今日のストーリーです。落語家に弟子入りをかなえられた喜代美は稽古を付けてもらえるどころか飯炊き、掃除、洗濯、買い物に明け暮れます。ついに思い切って師匠若草に落語教えてくれと頼みます。すると師匠は教えてやってるやんかと言って去っていきます。落ち込んでいると兄弟子の草原が次のように言います。あんたは落語家になりたいのか、それとも落語を楽しみたいのかと聞いてきます。喜代美はその意味がわかりません。草原は落語を楽しみたかったら僕が教えてあげる、しかし落語家になりかったら、人を楽しませる、気配りの勉強しなあかん、それが今やっている掃除、洗濯やと諭します。
うーん。今の人たちにわかるかなぁ。ただ仕えるという喜びを。そこから何かを得るものなのですけどね。わたしですか。短い時間だったけどやっぱり師匠という人がいましたよ。
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ある講演会

某講演会に久しぶりに参加しました。
健康関係やヨガ関係の講演会は幾度となくありますが今回はまったく場はずれのビジネスに関わる内容です。皆さんスーツです。いろいろなところで「よっ」とか「お世話になっています」と挨拶をしています。

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参加者は定員700人となってましたが立ち見に、補助いすが並んでいました。これだけいりゃ知っている人は数人は出てくるものです。当然ヨガ関係者ではありません。
タイトルは「あなたとのご縁に感謝!」です。
演目は以下のとおり。25歳の実業家、そして講演慣れした講師たち。さすが立て板に水のごとくです。
○web2.0新しい縁が創るこれからの社会
○人は何によって輝くのか
○縁によって成功する「NO1理論」
○夢をかなえるマンダラマンダラ思考&手帳
なるほど今や若者はパソコンからの情報でなく、携帯なのです。携帯はコミュニケーションのツールでなく情報ツールです。おじさんたちは躍起になってパソコンインターネットに夢中だが、いつでもどこでも情報の携帯時代に突入しています。ならばその広告でビジネスということになります。今や年商数十億と25歳の実業家は言っていました。
ある講師は鹿児島にある「知覧特別攻撃隊」(いわゆる特攻)の話をしました。人は人のために自分の命さえ投げ出すことができる。それは今も昔同じだ、と結んでいました。

「この地球の家族」というイベント

当学院の20周年記念のときに「オーロラスライドショー」を企画したときにお世話になった中垣哲也さん主催のイベントの開催を知りました。大々的なイベントをプロデュースされる力はすごいと思いました。彼の人柄に寄ってくる多くの協力者あっての企画です。「ライブ」あり、「講演会」あり「映像と音楽」ありの楽しい2日間です。成功をお祈りします。

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モエレ沼公園ガラスのピラミッド

11月10日(土)12:30~18:00~(ここから有料イベント)20:30

11月11日(日)13:30~18:00~(ここから有料イベント)20:00

チケット (有料イベント料)各2,000円 両日3,000円

詳しくは以下のサイト

http://www.aurora-dance.com/

中垣さんの今まで拝見したスライドショーは主に北極圏のオーロラであり、人類未踏の地でカメラを据えて地球という美しい星が持っている磁石ゆえの磁力線が太陽の影響を受け不思議なオーロラという絵を見せてくれます。同じように龍村仁さん監督の「ガイアシンフォニー」もガイアとそこに生きる生物のいとおしさを映し出しています。人が入ることを許さない秘境には神の存在を認めざるを得ない何かが存在しています。このかけがえの無い地球に愛着を注ぐことは万人に一致することです。映画や本やいろいろな媒体でそのことを参加者で確認することが大切だと思います。

インド巡礼の旅(最終回)

サルドワールから10日間同行してくれるバスに乗ってガンジス川を遡上しウッタルカシに向かう。山ぎわを縫うように渓谷あり、すばらしい展望あり、肝をつぶすような断崖ありで9時間かけてウッタルカシ・シバナンダアシュラムに到着する。日本を出てからデリーまで8時間、夜行寝台車に5時間乗りまともな食事も眠りも不十分だ。やれやれインドらしいけどきれいな宿舎にたどり着いた。そこに4日間滞在し、ガンガーの沐浴や瞑想、プラナヤマそして聖者スワミ・プレマナンダジの講話で過ごす。彼は数々の苦行を行い中でも3年間のジャングル生活などを経て、田舎暮らしを行っているとのこと。彼に人間関係のことを聞いてみた。苦しんでいる自分の心の度量を広げるしかないというお答え。やはり秀でた人の答えは古今東西同じだなと納得。

ゆっくりと休んで次の行程はガンゴリーへのまたまたきついバス旅行である。前回よりもはるかにきびしい狭い道、落石じゃない地崩れに脅え、3000メートルの神が集まるガンガーの源流にたどり着く。ここから先はもう車ではいけないゴームクへの道があるだけだ。

寒い寒い毎日を過ごすが聖なる地らしく巡礼者やサドゥ(修行者)がたくさん居る。ヒマラヤの峰が見えるところで瞑想は格別である。ここでも聖人に数人お会いする。みんな粗末なあずまやで神との出会いを楽しんでいる。ここでも4日間滞在し何人かは高山病に苦しむが軽度でよかった。

寒いところから下山だが、この車、サイドブレーキが無い。どうりで運転助手が停車したらタイヤに石をかまして動かないようにしていたのだ。そして雨が降ってきた。ワイパーが動かない。無しでも慣れれば前は見えるみたい。それにしても急勾配は上りより下りのほうが怖い。車の後ろに「blow horn!」と書いてあるのでどの車も警笛鳴らしっぱなしだ。うるさいけどこれが唯一の安全運転なのだ。そういえば谷底に落ちた車の残骸をまだ見ていない。同行者は以前に見た、何度も見たといって新参者を驚かす。

ようやくリシケシに着く。ここはヨガの里というけれど観光地のような風景だ。朝の間だけアシュラムのカリキュラムに従うがそれ以外は観光客気分になっておいしい食べ物を探し回る。ところでバス旅行の間は専属のコックさんが3人もいて私たちをまかなってくれていたのだ。おいしい食事をあきささないようにありがとう。おかげで食中毒にもならずに済んだのだ。でもやっぱり外食にも興味があるのだ。3泊4日ここに居てデリーへ出発。デリーで大きな記念館につれてもらったが警備が厳しくカメラも時計もバックも持ち込み禁止。なんという施設かわからない。でもとてつもない大きな敷地と建物だった。食事もおいしかった。担当者の皆様方、楽しい巡礼をさせていただいてありがとう。インド人のような信仰心ややヒンドゥ教徒にはなれないけど祈る心、生かされている感謝心は持っていたいと強く強く心に植えつける旅だった。

インド巡礼の旅 1

9月中旬から月末まで2週間をヨガ仲間の縁を頼りに神の聖地、聖人たちに会う巡礼の旅をご報告します。
ヨガがインド発祥の地であることを知って30年の間インドという国を知らずに過ごしてきました。関心がないから知っている言葉といえば「カレー、ナン、ヒンドゥ教、ガンジー、カースト」位です。出かける前にガイドブックを読んでも何が書いてあるかさっぱりわからない、出かけて初めて知ることばかりでした。今は語彙も増えました。「サドゥ、ガンガー、シヴァ神、ハヌマーン、マサラバーサ、チャパティ・・・」
旅程はデリー~ハルドワール~ウッタルカシ~ガンゴトリー~リシケシ~デリー~成田というのんびりした時間をすごしました。
ハルドワールは通過しただけの町ですが初めてインドの強烈な印象の地でした。朝4時に列車から降りて広場に出ると牛が寝てる、人が寝てる、のら犬も一緒に。たくさんの生き物が寝ているのです。赤ん坊、幼児までが広場の路上で大の字になって寝ています。そのちょっと横には牛の大きなお好み焼きのようなウンコがあちらこちらに、ぼたっ。通人に聞くと彼らは「ガンジス川で沐浴するために集まった巡礼者」だそうです。今回の旅のあちこちで見る「路上生活者」ではないとのことです。巡礼者は100人くらいがまとまって寝ていました。朝になると聖なる川、ガンガーに祈り、沐浴するのです。このようにインドの人たちは神をとても大切にする人たちでした。私たちはこの神を理解するために2週間の旅をすることになりました。

インドへ行く予定

縁あってインドへ行くことになりました。近々に出発です。30年前に導師が存命中、何度もサマーキャンプに誘われていましたが、インドもヨーロッパも一度も行ったことありません。周りからはインドに何回くらい行ったのですかと聞かれるのですが、心の中で「インドに行かなくてもヨガを伝えることくらいできるワイ」と叫んでいました。その縁は今年5月にありました。19年の前の聖師のポスターをなぜか大事に保管していたのです。そのお弟子さんが旭川でリトリートをしていたのです。その聖師に再び会いに行こうということで2週間のリシケシ、ガンゴトリーのリトリート(合宿研修)です。学院のスタッフの皆さん、後をよろしくお願いします。写真いっぱい撮ってくるからね。

ビル玄関用ポスター

ビル玄関横のパンフ置きは今まで殺風景な棚でした。長くビルに居るおかげで既得権みたいに堂々と目立つところに置かしてもらっています。ときどきはビルに来る営業マンのかばんの置き場になったりしています。その棚にポスターを貼りました。急に玄関が明るくなったような気がします。ビルの雰囲気は以下のサイトに写真があります。。ビルの雰囲気 Lposter