上賀茂神社

私の本籍は京都市北区上賀茂○○。今は親戚の誰も住んでいない。そこで生まれたというだけである。後年、近くに京都産業大学ができた。この上賀茂(かみがも)と上賀茂神社はそれほどポピュラーな名所名跡ではない(拝観料はタダ)。史跡仏閣から歴史的に遠い昔、地理的にも離れているからであろう。神社の歴史は神代の代までさかのぼるらしい。天皇家のもっと前だ。賀茂族という宗教的儀式を行う氏族が全国に散らばったていたという。

私の幼少ころ、昭和27年頃、この地はまだ整備されていなくて誰もが小川で、能楽の舞台で遊んだ。まるで近所の公園のような存在だった。
ちょっと京都を留守にしている間に世界遺産になってしまった。畏れ多い存在になった。ちなみに京都三大祭の一つ「葵祭り」は下賀茂神社と上賀茂神社を往復する平安貴族のお祭りである。このあたりに住む中学校の同級生の名前も「位田いんでん」「幡野」という律令を思い出す苗字であった。この界隈は家の前をきれいな水が流れる川に橋がそれぞれが架かっている独特の町並みである。

日々・青春

こんな時代があったんだ。ついこの間までこんな時代だった。このときの少年は今100歳近いだろう。みんないろいろな人生を歩んだ。ご苦労様。私もあなたも、時を刻む。街の元気なねえさんもにいさんも、今生まれた赤ちゃんも時を刻む。そして泣き笑い。そして人生を已む。


ヨガは「生命即神」がご本尊。生きるために最高の努力をする。工夫をする。一人では生きられぬ。誰かが言った。「多様なものが多様なままに生きる」と。おかげさまでだ。努力の足らざりしことすみませんだ。苦しいことも楽しいこともその価値をわかっているからありがとうである。
そして人格を高め、次につなぐ。魂はつながっている。この少年の青春は次に続いていく。

思えば青春!

昔は良かった!昔はこんなことができたんだ!昔は若かった! 昔は・・昔は。。
この世は諸行無常の世界である。
「盛者必衰の理(りじゃないよ。ことわりと読むんだよ。)をあらわす。驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。」というのもある。
若いというのは「春の夜の夢の如し」なのか。
いくらサムエルウルマンの「60歳であろうと16歳であろうと人の胸には・・」を引き出しても駅の階段を駆け上るお尻キュッの若者には嫉妬する。
誰しも若いころがあった。中年よ、がんばれ!「春の夜の夢」だけでがんばれ。
いつかお尻キュッもジジババになる。

結ぶ.・つながる=ヨガ

結婚式の司式者をさせてもらいました。貴重な体験でした。
場所は写真の札幌・モエレ沼公園のガラス張りのピラミッド状建物です。この公園はイサム・ノグチが設計したものでこの建物もその一部です。広い敷地の中に国土地理院に登録したという人工の山62メートルもあります。
式はガラス張りの大きな空間の中で一般入場者をギャラリーに厳かにそして皆さんに祝福されました。
お祝いの言葉を述べさせていただきました。努力することの大切さ、そして受け入れることも必要です、というのはヨガのポーズを作るときと同じことです。お幸せになってください。

時間が短くて、だらだらとうまくない、つまらない話ししかできない私には、こういった場ではつらいところです。
結婚ってなんだろう。私は人の歴史を顧みるのが好きです。サルから人へ。森から草原へ。熱帯から寒帯そしてアラスカを経てインカ帝国の先祖まで人は進化し発展していきました。苦難の時代を乗り越えて、ついこのあいだの時代まで生きるというのが大変だった。そこに互いに寄り添い・つながる存在が人を強くしたのでしょう。世界帝国を作ったジンギスカンだって妻(ボルテ)の役目は大きかったのです(蒼き狼)。誰だって妻や夫の存在大きいのです。

結婚ってある意味では儀式です。世にいろいろな儀式があります。入学式や入社式そして葬式もそうです。これは本人と周りの人にこうなんだという儀式です。儀式は覚悟です。どうにでもなるうつろぎな心の働きを決めてしまう儀式が必要なのです。覚悟して生きていく、毎日毎日、真剣に生きていく、このことを私の師は「最後心で生きろ」と言われました。

ヨガは心の栄養です。

東京にいってきた人でヨガのレッスンをたくさん受けてきた人がいます。
有名どころでは人数少なかったとのコト。アメリカでも前にそんなことを聞きました。
ヨガブームをいくつか、迎えている私にとって、やっぱりきちんと受講生に情報を伝えられることが大事だと思っています。
今はたくさんのヨガの指導員もいます。ブームのときはどんな指導をしてもいいのですがブームでなくなると学び続けている指導員が残っていくのではないかと思います。
ヨガの指導ではいっしょにレッスンするのではなく、やっぱりヨガを指導をしたいです。
たくさんの人を、あたかも個人レッスンするかのように。
そのとき、その場の自分のイメージを体で表現し、それを言葉にする。
言葉が冴えているとき、命の水を汲んでいるようです。
そして皆さんに何かを伝える、そしてそれが伝わるとうれしいです。
ともに心が喜ぶのです。
ヨガは体操ではないのです。健康法でもないような気がします。
ヨガは心の栄養です。

おかげさまです。

先日、学院にてヨガポーズの撮影会がありました。カメラマンはセミプロにちかい方です。大きなカメラでバシャバシャと200枚近く取っていただきました。

近々、ホームペーのジ写真集に登場します。このホームページ(HP)はたくさんの人に支えられて維持されています。
そういえば、トップページも実はプロの人に別に作ってもらっているのですよ。今のはHP製作ソフトでちょいちょいと作ったもので、あまり品がありませんが、作ったトコなので、このまままですが、そちらのトップページも近々登場の予定です。

それよりも中身を充実することが肝心ですね。がんばります。あっ、言い忘れてました。このHPにはウェブマスターがいます。困ったときにメールだけですべて解決してくれるんです。今のHPの薄い画像も彼が作ってくれました。それに掲示板にはときどき、サクラ投稿もしてくれます。27歳男性がそうです。いろいろとありがとうございます。
感謝を込めてカメラマン-タカさんのサイトは以下です。
http://taka3.agz.jp/
そしてトップページを製作してくださったススムさんのサイトは以下です。
http://susumukatachi.jp/