先ほどPHP出版から通知が来ました。年末になってうっとおしい話が多いなかで急に頭の中は華やかになりました。
体も気持ちいいとチャレンジ精神がわいてくるように、気持ちも明るい話題の中では面白い発想が出てくるものです。
kagerouみたいに43万部じゃないけど、実用書としてじっくりと浸透して行けばいいなぁと思います。
アマゾンでは本の中身を見せてくれるサービスがあるのですが、まだ採用されていません。それではちょっとだけということで作業にとりかかります。
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はなしは全然別だけど、高校生の娘が持っていた「ノルウェイの森」村上春樹が映画化されると聞いて読んだがその小説はやたらにひらがなが多いことに気がつきました。それで最近の文章はできるだけひらがなで書くことにしています。これもどうでもいいけれど、この本、高校生の娘が読むことに親として抵抗があります。大人になればみんな知っていることばかりだけれどそれでも抵抗があります。
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体が硬い人のためのヨガ・・・本の出版
おかげをもちまして、本当におかげをもちまして「体の硬い人のためのヨガ」の本の出版にいたりました。本当にご縁を感じる1年弱でした。昨年晩秋に縁あり、たくさんの出版社様を紹介していただき、縁あり、企画書を作ってもらい、出版社様からお話をいただき、実らず、またいただきを繰り返し、現実になりつつも、信じられぬまま、作業に入り、雪解けからゴールデンウィークにかけて、新規執筆、だめ直し、校正を繰り返し、写真を700枚撮り、ポーズの線画を書き、支離滅裂の文章に自己嫌悪に落ち入り、締め切り間に合わずレッスンをさぼり、思い違いをしたり、言い訳をしたりエトセトラ。そしてたくさんの支援のもとで完成した本です。
出版されてからもばたばたは続きます。おめでとうと言って20冊、10冊と注文をいただくのです。ありがたくせっせと荷造りです。本が200冊届いたその日に100冊出てしまい、4ヵ日目に出版社に追加注文です。これとてあまりもちそうにありません。楽しみにされている水・木曜日の受講生の皆さんは2週間も手に入らない方も出てきました。本当に申し訳ありません。まだまだ申し訳ないことはサインです。はじめは練習してないからパスと断ってきましたがその内、大胆にもボールペンでサインし始めました。それもえらそうに格言付きで。だれかにサインペンぐらい用意したらとアドバイス。そうなんだ、サインはサインペンなんだよなと初めて気がつく始末。まだサインペンは買っていません。至らぬところばかりすみません。
浮かれてばかりいられない昨今です。学院での企画もがんばらなければ。そして協会のお仕事もたくさん秋に向かって目白押しです。
ところでイラストの写真はかわいいお姉さんに仕上がっていますが、実はポーズはすべて私の写真をイラスト化したそうです。どうりでだめポーズは真に迫っていると思いました。
盆踊り
夏の恒例の盆踊りが始まりました。やぐらを立てて紅白の幕を張り、子供がその上に登って太鼓や鐘のお囃子と北海盆歌(♪ちゃんこちゃんこっちゃんこっちゃんちゃんこちゃん 手拍子揃えてちゃちゃんこちゃん♪ ♪はぁ~ 北海 名物ぅ~ は~どうしたどした♪ )のラジカセ音楽で大人も子供も輪になって踊ります。案の定、遠くから遠征組がいます。近辺の町内では日を変えて開催しているので、それらを回っていると結構楽しめます。中には公園でカラオケ大会をする町内もあります。写真では踊る人まばらですが、周辺の柵に座ってご近所さんがたくさんいて、情報交換です。へえ~、そう~、誰それはどこへ行った、あの子は東京へお嫁に行ったなどなどです。やぐらでは高額アルバイトを狙って人気があり、お囃子もうまいものです。このようにして夏の風物詩は終わりました。ちなみ、最後のラジオ体操はお疲れさんということで景品をもらえるのですが、残念ながらこの日の朝は寝坊をしてもらえませんでした。来年また頑張ろう。
学習すること
地下街の広告の写真です。別に某新聞の回し者ではありません。いろいろな講演会に参加したり、本を読んでいて、すごい人がいるものだ、どうしてそんなことに気がついたのかと感心することがよくあります。
「自分の意見は他人の意見を・・・・」の文字が目に入ってきたとき、そうだ、そうだと変に感心してしまいました。よく講演会等で私のオリジナルですという考えをとうとうと述べる人がいますが、やっぱり眉唾だとわかります。どこかにネタがあるはずです。普通はこのネタに感謝して、誰それ先生の考えを参考にして自分はこのように考えるようになりましたと言えばその人の謙虚さが見られるのです。書籍にしてもたくさんの引用があればあるほど、著者の博識が見え隠れてしてきます。
ところで私のヨガのポーズは決してラジオ体操形式のように機械的に動かしているのではありません。感覚をもとにして動きを学習する事が大切だと説く、イスラエル人、モーシェ・フェルデンクライスの書物に学び、それをヨガに応用しました。彼はその動きや考えはまた柔道から学んだと言います。彼は独特のメソッドで体の動かし方を世界中に広めました。彼は動きの中で感じること、比べること、つながることの大切さを説きました。そして人にとって学ぶということは生に対する喜びだと言います。動物でも小さい頃はいたずら好きです。これは好奇心が旺盛なためです。好奇心こそが学習していくエネルギーです。
年齢に関係なく人の話しをしっかり聞く、本を読む、音楽や絵画、博物館など情報を採取することが大切です。共感や感動したならば、それだけ自分が豊かになり、さまざまなところから得た無数の考えが自分の考えを作っていくのだろうと思います。
静岡県三島市日帰り出張
日帰り出張をしました。今回の出張は遠いというより、本州は暑い!という印象でした。この前日は沖正弘導師が亡くなって25周年の法要が営まれました。不肖の弟子で法要に参加できなくその後に続く理事会のみ参加した次第です。札幌の自宅を6時頃に出かけ、羽田を経て、新幹線で三島入りです。
この三島も何年ぶりでしょう。懐かしい風景とすっかり街になった景色が頭の中でまだらになっています。沖導師の活躍した道場は今は更地になっています。その更地の小さいことに驚きです。ここには世界各国から、日本中から修行生が200人も集まっていたのです。3階建ての道場で缶詰状態で瞑想、強化法、講義等明け暮れていました。道場の前には小さな川だけれど、せせらぎの音がいつもしていました。川の流れを見たり聞いたりすると何か落ち着くのはそのせいかも知れません。川向こうには道場を解体した後、断食セミナー等をしている建物があり、沖導師の遺品や写真が保管されています。
暑い日中の中、懐かしい人たちと挨拶しますが、顔は暑さで真っ赤です。部屋に入ればクーラーがフル稼働で少しは涼しくなりますが、話しに熱が入るとクーラがないのと同じなります。本州の人たちのものすごい忍耐力に驚きます。この暑さは平気なのと何回も人を変えて聞きますが、やっぱり暑いそうです。会議に参加した皆さんは昨日も暑かったのです。今日も明日も。この暑さは8月末まで続くでしょう。私は今日、札幌に帰ります。夜の気温は18度と伝えていました。
農業学校の中の菖蒲園
この菖蒲園は札幌市月寒にある、農業専門学校八紘学園の中にあります。八紘とは耳慣れない言葉ですが戦時中によく使われた「八紘一宇」というと大東亜共栄圏を思い出します。私は終戦っ子なので戦争は知りませんがよく戦争体験者からその言葉を聞きました。その「八紘」とは「8つの方位」「天地を結ぶ8本の綱」を意味する語であり、これが転じて「世界」を意味する語となったとそうです。元は日本書紀の中の神武天皇の項目から出たそうですが、戦争推進のスローガンとなりました。
その八紘を思い出す八紘学園です。私立の専門学校です。大きな敷地に牧場や広大な畑を持っています。その一部に写真のような菖蒲園があります。今花盛りの真っ最中です。乗馬をする施設もありますし、バーベキュウのいい匂いも漂ってきます。広い校庭の中でどこを車で走っているのかわからなくなります。フェンスの向こう側は大きな道路でその道路に合流できないのです。狭い農地の中を走り抜け、ようやく住宅地に行き着いたときほっとしました。北海道は広いです。
今年もサボテンの花が咲きました
水天宮って
東京地下鉄の駅名です。はじめは単にそう思っていました。東京に出かけるとき、泊るホテルへいくときは茅場町を利用していました。地理感覚は全くなく、夜にホテルに入る時、200メートルの距離をタクシーを使ったこともあります。最近利用する地下鉄を変えてみました。水天宮という駅の利用です。何回か使っていて、水天宮という社(やしろ)が見え、好奇心で中に入っていくと子供連れの家族が多いのに驚きました。なんと子宝に恵まれますようとか安産を願う御宮さんだったのです。調べてみたらこのたぐいの御宮さんは全国にありました。子供連れが多いのはそのお礼なのかもしれません。こま犬の人形がたくさん飾っていました。このような風景を見ると何か昔ながら神を信じ、神を祈る姿勢に心うたれます。そういえば京都にある北野神社は受験生がわらをもつかむ気持ちでお参りするところでした。今週の学院のカリキュラムは「月の礼拝」です。単なる連続ポーズですが生きる日常から祈りを主とする生かされていることを実感するひとときです。
「肺の日」の記念公開講座のお知らせ
呼吸器学会北海道支部主催の「肺の日」記念公開講座のパンフレットです。7月31日午後1時から3時まで開催されます。
生きる上で脳も大事、心臓も大事、体、全部が大事ですが、呼吸は息をしていることで目立って気になります。その呼吸器科のお医者さんたちの一般向け講演会です。難しい内容もきっとわかりやすく説明してくれるでしょう。今日パンフをいただいて受け付けにおいておくと年配の方のクラスであったためか、あっという間に少なくなりました。そういえば今週のカリキュラムで発声体操をやっていたところ、そこらじゅうで、せき込んでいました。気管が、肺が弱くなっているのですね。
ということで私は講演の前座ならぬ、合間にヨガを担当することになりました。
タイトルは笑いヨガです。笑うという動作一つで呼吸の健康、心の健康、体の健康を同時に兼ね備えているのが笑いです。笑う機会がない人はぜひ参加してください。気分転換になるのですから。そしてひょっとして切実なメインテーマの肺がんや間質・・という病気の勉強よりも笑うということで今を生き、ありのままに生きるに何か役立つヒントがあると思います。
(ここに講義抄録を書こうと思いましたがブログだと書きにくいですね。次回案を練って掲載する予定です。)