前に紹介しました雑誌「occan」(おきゃん)に登場しました。この雑誌は写真がきれいで北海道限定版ですが35歳以上を対象にした女性誌でとてもよく売れているとのことです。タイトルは「心と体のバランスケア」で神経科のお医者さん、漢方薬、アロマテラピーそしてヨガが掲載されています。ヨガポーズの写真がキレイ,場所がキレイ、モデルも女性はキレイ。。。。
教室で話しをするのは、ヒトは前頭葉が発達して、記憶で日常生活を過ごしています。自分の顔は昨日と同じ、ひと月、一年前も同じ、ひょっとしたら10年前もそんなに変わらんだろう。しかし写真を見たら「・・・」。何らなら目を閉じると高校生のときにだって戻れるのが脳の働きです。しかし現実は毎日、私たちの姿が「動的平衡」として新しいものに入れ替わっているそうです。昨日の私は今日の私ではないのです。周りの人は記憶の中で私を認めてくれるだけです。記憶はメモリー、情報です。変化しないものです。私たちは今を生きています。記憶を頼りにしないで今を生きる、あるがままに生きることの大切さを賢者は言っているのでしょう。
投稿者「mizuno」のアーカイブ
羽の威力
今は全ての街角に赤い羽根の共同募金の活動をしています。土日であれば黄色い声で高校生がお願いしま~すですが今は老男女の出番です。全ての街角で無視して通る勇気はありません。喜んで寄付させていただきました。いくら?聞くと、いくらでもと言う返事。そりゃそうだろいくらあってもお金に不足はありませんよ。財布の中の小銭はたくさんありました。それを入れたら、あらーまぁたくさんもらってと、美しい女性が襟元にじっくり時間をかけて羽を取り付けてくれました。
羽の威力は驚いたことに大きくて、街角毎で知らないおじさんおばさんが挨拶してくれます。ありがとうございましたと。こちらも軽く会釈です。羽をつけてなかったらコソコソ逃げるように通り過ぎるのに羽のおかげで募金の方々と仲よくなった気分でした。
ヨガポーズのモデルになりました。
雑誌取材を受けました。写真4ページの「癒しの達人」というテーマです。それでは若くて活きのいいのが揃っていますと対応すると、いえ、あなたがモデルですだって。少し考えました。監修とか指導という名前で登場させていただけませんかとお願いしましたがあなたですとお答えです。巷の雑誌ではかっこいい、おねえさん、おにいさんのヨガポーズがあふれているのになぜ私をと不思議でたまりません。発刊の責任がないので承諾。撮影当日、朝から食事をしないで出っぱらをコントロールしなければなりません。ということで2時間の撮影が終わりました。たくさんのモデルポーズを作ってくれたKさん、ありがとう。終わってからのコンビニのり巻おいしかったね。
声の出し方
先日、声をつぶしたエアロインストラクターの方と某放送局アナウンサの方が受講されました。終わってから声の出し方の即席講習会です。あーあーあーときれいな声とがーがーがーの音が混じりあいます。そういえば声の出し方など家でも学校でも習ったことないです。声が届かないとのどに力を入れて大きな音を出せばよいくらいしか考えていません。
ヨガの語録の中に次の教えがあります。「目的への集中は過度の緊張を生む」 これは結果を出すことなのか、過程というプロセスを重視するのかで動きは異なるという教えです。結果だけ出せば無理が生じ、体を痛めることになります。
声の即席講師は声はのどを広げ、顔全体を共鳴箱のようにして出すのだといいました。そして一言、最近のアナウンサーは口だけで話をするから聞いちゃおれないと。。
アナウンサーのお仕事も奥が深い、肉体労働なのです。
不思議実験
ヨガのテーマは新聞にあり
某日の新聞広告です。ヨガがテーマにする材料はたくさんあります。からだのこと、こころのこと、食べ物こと、呼吸のこと、エコのこと、子育て、アンチエイジング、自己成長、ほかほかです。それらは初めは書物や講習などから知識を得なければなりませんが、新聞広告から食べ物や生活のヒントがあります。
ヨガには世間で言う国家試験はありません。業界の中でも資格はまちまちでその団体だけで通用するものです。資格試験をする分野が広すぎて統一ができないのです。しかし誰でもヨガに親しみ、ある程度の望みが叶えられるから、世界中で未だに大ブームになっています。家で足の裏をたたくだけのヨガをする人も含めてヨガ人口はかなりの数だと思います。ヨガは世の苦しみの四苦八苦の一つ求不得苦(グフトック、こうなったりいい、これを楽にしたい)の心身部門の一部を解決する方法なのですから。
新聞を取っていない人が多くなってきました。ネットやテレビ、携帯から情報は間に合います。しかしやっぱり新聞なのです。新聞には自分に不要なこともたくさんあります。しかしこの不要なものが自分を育てていると思います。探して自分の興味と結びつける力が必要なのです。
自宅待機
家人にインフルエンザの疑いがあるものが出ました。昨日までインフルを話題にして盛り上がっていたのがわが身のこととなりました。今日の新聞には29歳以下には80%、19歳以下は60%が新型と診断されたそうです。テレビやプロ野球の選手もかかっています。彼らは48時間の平熱で復帰しているのに、一週間、休めと言われ家人は不満顔。でもこちらにもとばっちりがきて、教室を休まなければ何らない羽目になって大きな迷惑です。もしも私が原因で受講生がインフルになったら大変です。家人はとっくに熱が下がっています。親子の罹患は極めて少ないとのこと。明日は会議があります。これには参加します。おじさんおばさんにはうつらないと思います。私の場合はあくまで家人の疑いだけですからね。不満不満不満。
鳥インフルエンザからSARSまでとんでもないウィルスが出現したものです。突然変異だそうです。この地球に生かされている人は創造主でないので、この種の問題はお任せの境地です。しかし今までもそうでしたように私たちは「予測と制御」の世界で戦い続けていきます。数打ちゃ当たる確率の世界で数億年の間に突然変異は繰り返えされました。そして適応という名の下に進化し続けたのが今の生物です。今度は短時間の間に数多くの鳥小屋、大都市という密集地帯で感染連鎖が行われ、突然変異は起こります。ウィルスも細菌も適応という名の下で進化するのです。既存のワクチンも抗生剤にも耐性するように進化しました。ひとつの変異細胞が瞬く間に世界に広がります。しかしこの身はひとつなので自分自身は突然変異など起こしてくれません。神に祈り、心正しく、時間が過ぎ去るのを待ちましょう。自分だけは大丈夫と楽観的に。
お花畑
近所の農家の畑にきれいな花が一面に咲いていました。なんという名前かわかりません。毎年このころになると咲いています。そしてある時に一斉に刈り取ります。収穫するわけでもなく、捨ててしまっています。道行く人たちのための観賞用でしょうか。
ところで教室の近くにも[花畑牧場」というレストランができました。ここでは生キャラメルやコラーゲン入りのラーメンを販売しています。有名な商品です。コラーゲンやヒアルロン酸はお肌につやつや物質ということで脚光を浴びています。コンドロイチンも老化による関節に効果があるということでテレビや新聞に広告がでています。本当かどうかわかりません。効いたという人もたくさんいます。でもこれらタンパク質は胃で消化されてアミノ酸まで分解されます。低分子になったアミノ酸は血液に入って必要なところで再合成されて別のタンパク質、組織になると学校で習いました。牛の肉を食べたら体が牛のようにモリモリになった、大豆を食べたら体の所々が豆のように膨らんだなどとは信じられません。どうなっているのでしょう。確かに夢を売るのが美容です。きれいになったつもりが一番なのでしょう。
落し物の返却率7割は本当ですか。
先日、東室蘭へ所用で行きました。往復切符を4600円で買っていざ札幌駅の改札口で入場しようと行きの切符を取り出したがナイ。ナイ。ナイ。発車まじかなのでかなり焦り気味です。駅員さんが適切に処理してくれて、4100円で行きだけの切符を買いました。この切符は必ず手元に残しておきなさい。紛失した切符が出てきたときは払い戻しでお金が返ってくるからというのです。何のことかわからないまま、無事乗車。所用を果たして札幌駅に戻ってきたとき、ダメモトで落し物相談口に行くとなんと落とした切符があったのです。あまりこんなこと経験したことないので奇跡と言うしかないのです。手数料420円払っただけでした。
後日、某書物を読んでいたところ、日本人は道徳心がなくなったとはいえ、遺失物の7割は戻ってくるというのです。そういえば諸外国から見ると盗み、置き引きも極端に少ないと言います。まだまだ日本人は見捨てたものではありません。3割はどんな人だろうか。高学歴、高地位、高所得者の人ではないでしょうね。
教育の歴史を見たとき国民性が現れると言います。明治維新で列強の植民地にならなかったのも武士階級の儒教、平民階級の寺子屋式の仏教による教育だと言われています。そして明治政府の教育勅語も国民を教化するに役立ちました。早々と戦後になって経済強国になったのもその影響はあると思います。
なにはともあれ、新聞などで人心が乱れ、徳がなくなってしまった記事(虐待、殺傷)を見るとやはり憂います。朝ごはんのときなど、テレビでそんなニュースなど見たくもないのです。今回もヤマニヤマの徹底が大切だと痛感しました。
儒教の神様の写真を拝借しました。これも盗んだことになるのかなぁ。これは引用のつもりです。出展はWikipediaです。
日本列島の大移動
今年も大移動の季節が終わりました。この暑い中、ご先祖が帰ってくるというのでたくさんの儀式を行います。ご先祖が帰ってくるというのは将来自分も行ってそしてお盆に帰ることなのです。帰るところがない人もいると思います。ご先祖さんも自分も行き場所がなくなってこのお盆は難民状態になるかもしれません。うらみつらみを覚えているご先祖もいることでしょう。でも寛容に罰を下さらないところを見ると天国はいい人に変えるようです。それとも忘れたころに制裁を下すのでしょうか。ご先祖様の罰が下らぬよう、将来、自分が地獄に落ちないようにいい人になることを誓う季節なのでしょう。いい人とはうそを言わない、盗みをしない、欲を持たない、殺生しない、満足を知る、真実を求める、神仏を大切に祈る、心身をきれいにする、のを言います。(出典:ヨガの教本ヤマ・ニヤマから)