最後の研究会

現代になって初めてのパンデミックス(世界的大流行)がWHOから宣言され、その被害はどんどん大きくなっていきます。今は東京がオーバシュート爆発的感染の一歩前と言われている状況です。

さかのぼる2週間前水野ヨガ学院では最後の研究会を開催しました。というより「お別れ会」です。全員マスク、まだ寒い時期でしたが窓は解放して万全の防備をしました。時節柄、記念写真は取らないことにしました。次回会えることを約束して早々と解散です。誰かが今から飲みに行こうと言っていましたがスルーされました。若い人たちは元気一杯ですが私は、高齢者のため一発アウトです。生き延びるためにも外出禁止を心掛けます。
3月末で有限会社水野ヨガ学院は解散となり消滅しますが、名称を変えて、このブログは続いていきます。今の心境、ヨガのこと、学んだこと、伝えたいことがたくさんあります。どうぞよろしくお願いします。

そして古久根ビルのヨガ教室は33年前に戻りました。皆さまありがとうございました。
そして新たな一ページを目指して頑張ります。(2020年3月31日)

月の礼拝

このブログにも月の礼拝体操というのがあります。(https://mizunoyoga.com/blog/?p=129)
他にも”「縄文人の精神から人間とは何かを読み解く」という話を載せました。(https://mizunoyoga.com/blog/?p=508)
「月と蛇と縄文人」という本の中で、縄文時代の1万年近くの文化の中に、命すなわち「月=子宮、蛇=男根」を象徴させて縄文じるしの器を作りました。縄文は縄でなく男根でうつわは子宮。そのうつわは水を入れる月なのです。そして命が生まれます。そんな神話作っていました。

他にも以下の文章をwebから見つけました。(https://www.epochtimes.jp/jp/2011/12/html/d67642.html)
『黄帝内経・素問』の「八正神明論篇」には、次のように記載されています。「月が満ちはじめると、気血が次第に盛んになり、衛気(脈の外を素早く循る気)の運行も活発になる。満月の時、気血が潤い、筋肉が強くなる。月が欠ける時、経絡内の気血が弱くなり、衛気が去り、肉体の活動を支える気血は空虚な状態になる」。すなわち、人体、気血、筋肉、経絡に流れている気血の虚実は月の満ち欠けと対応し、変化しています。

ということで、月の礼拝を定期的に行いましょう。

新型肺炎 閉じこもりリスク

新聞の記事から 本日3/2朝刊に掲載されていました。
高齢者の間では自宅に閉じこもることで運動量の現象で筋肉が衰える「サルコペニア」の懸念が高まっている。
転倒、骨折、寝たきりの可能性である。
筋肉量を20歳の時と60歳で比べると加齢で筋肉量が20~40%減少するという。
40歳以上でも筋力は年齢とともに衰える。特に衰えるのが下半身の筋力とバランス能力だという。
詳しくは記事をどうぞ。

太陽礼拝

ただいま、新型コロナウィルスの蔓延で、パンデミックス(世界流行)になりつつあります。水野ヨガ学院も予防のために自主的に3月の期間1ヶ月間休講することにしました。
その期間中、免疫力を上げるためにもヨガをやってほしいと思います。前のブログにありますように小さな習慣を試みると負担は少ないと思います。少しづつ行うのです。調子が良ければもう少し多く、といった具合です。
今回は太陽礼拝を紹介しましょう。
もう少し加工できればいいのですが、教室では定番ですね。思い出しながら、少しづつ、ワンポーズでもオウケイです。

小さな習慣

「小さな習慣」という本があります。アメリカの人が書いた本です。サブタイトルは「目標はばかばかしいくらい小さくしろ」と書いてあります。ヨガでも生活習慣の改善こそ命の働きが活発になるといいます。

私もさっそく、小さな習慣をあれこれ試してみました。今まで日課にしているものも含めて、感触は良いです。この中で「目標、腕立てふせ1回」とありましたので、私も、毎日1回やって行くと、数回できるようになりました。初めは体勢から下ろすだけの半回しかできなかったのです。また日記を一行という目標を作ると今では毎日結構書けます。小さな習慣を是非オススメします。

沖先生の教えでは癖、習慣、記憶の内容が自分自身を作っているといいます。これが心を作り、体を作り上げます。そしてそこから導かれた人生もろもろの、出来事は、いいこと悪いことすべてが自分の責任です。このことを自業自得の真理といいます。

別の表現では自分がイメージしたすべてのものが自分を作り上げているのです。社会に対するイメージ、他者に対するイメージ、自己に対するイメージがそれです。

癖ですから、無意識です。それを意識するのです。それが小さな習慣です。これも沖ヨガですが感謝、懺悔、下座・・・の癖、習慣を身につけば、そこには大きな命の働きが活発になるといいます。心が体を作り、人生を作っているのですから当然です。

小さな習慣を何かやってみたらどうですか。ヨガはまず、実践です。

札幌駅西口の改札前に広告

2年前くらいから札幌駅の西口の改札前に駅周辺の電子地図がありまして、そこに広告を載せました。20社くらいの映像が20秒ずつ入れ替わり大きくなって広告を披露しています。当然、ロゴを手でクリックすると映像と道案内を矢印で行ってくれています。英語、中国語、韓国語でも可能みたい。改札口で待ち合わせなど暇なときクリックしてみてください。
札駅広告映像札駅の改札アナウンスの音がうるさいですので注意してください。

ヨガポーズの写真集を改訂しました

教室内の壁に3ヶ月間のカリキュラム用にヨガポーズの写真があります。今回8年ぶりに内容を変え体裁を変え、モデルも変えました。なかなかいいできです。ポーズを作るときにスクリーンを使います。マットを取り外し、スクリーンの紙の上でポーズを作ると、滑るので、野球で使うロジンバックの粉を引いて行うと完璧でした。




優しく触れる「手当」

’20年01月07日の新聞記事にタクティールケアのことが出ていた。体にタッチすることは気持ちがいいものだし、何よりも手軽にできる。老人世帯が多くなって夫婦だけの家庭も多いと思う。こんなときこのさするという特別な技術もいらない方法はコミュニケーション回復に打ってつけだと思う。

教室でやってみた。うつ伏せの背中に両手を置いて、片方の手を思いつくままに動かす。思いつかない場合は背骨の直角に何回も動かし、飽きてきたら平行に、そして円を描く、反対周りの円。そして手を入れ替えて同じ動作をする。約10分間。
記事には7~8分で安心と信頼のホルモン「オキシトシン」分泌し始め、2~3分で全身を巡って穏やかな気分になるという。
終わってからも背中がポカポカして気持ちがいい。


‘2001北海道新聞

‘2001北海道新聞


200121北海道新聞


200128北海道新聞


‘1101朝日新聞

手の力でよみがえろう

自分の中にある「やさしさ」は自分自身や対象の人の全体を包み、穏やかにして癒しや力強さを作ります。
 今回は「手の力」です。手は触れたり、なでたり、さすったりして自分を癒してくれます。それは無意識でも意識的にもそうやっています。寒い時にも、暑い時にも、緊張した時にも自分の体を触れています。また時には人にも肩を撫でたり、頭を撫でるなど同じようにしています。手はそのようにすることで活力や気づきを戻す力があるのです。是非このすばらしい手を活用しましょう。
 癒しの原点は手当てです。手を当てるだけで癒されます。それは心も体も癒されるのです。現代は半健康人、半病人が多くなってきているのは心の問題も大いに関係しています。ストレスなどで心を閉ざす、すなわち体を固くする、皮膚が固くなる、具合が悪い、本当に病気になってしまう構図です。こんな時、手の力で気持ちいい刺激をする。時には痛くて気持ちいいことをする。触れるということ、痛くて気持ちいいこと、それは脳に伝わります。心を閉ざす原因は考えすぎることです。別の脳の領域です。感じる力こそ、リフレッシュするきっかけです。ヨガポーズもそうことでストレス解消、元気になる方法と言われています。皮膚に刺激が行って感じる力をよみがえることでと心も快方になっていきます。ぜひ、手当てを試みてください。それは家族でも親しい人同士でも手の力でよみがることができるのです。どのような方法でもいいでしょう。頭をマッサージする。顔をマッサージする。手や腕をマッサージする。足裏をマッサージするなどなどです。

宝島社の監修本、第二弾が発行されました

令和の年号が変わる頃、宝島社から「ヨガ&整体」のムック本が完成しました。前作と内容は同じですがポーズは全て乗り直しで、モデルさんも変わりました。俳優の駆け出しだそうで、体もできています。ポーズは前作よりもいくつか多く、カメラスタジオで丸一日にかけて撮りました。大きく違うのは整体が追加され、じっくり読み応えがある作品です。是非書店で手にとってご購入ください。