写真を見なくても自主トレできる方法。

 北海道では感染者が少なく、ヨガ教室もジムも開講していますが、外国まで至らない東京でも緊急事態宣言が出され、これからは自宅にこもることに強いられることは間違いありません。
 そして今や自宅でスポーツ関係の自主トレが普通になってきた様子です。

 それでは写真を見ないでヨガトレーニングを行います。エッと思うかもしれませんが、これは脳トレも兼ねています。私たちは感覚器を使って判断して、行動を起こしていますが、眼を使わないで、聴覚を使って脳を働かせて動きを作ります。いつも視覚だけに頼る脳の機能よりも、この脳トレを行うと脳のイメージ力が大きく機能アップするはずです。これは人間だけに備わった想像力を高めるために是非チャレンジしてみてください。
 まず注意して欲しいのは使ったことのない脳の分野を高めますから、まずめんどくさいこと、理解できないことがあると思います。これが大切です。想像して試行錯誤して行うのです。見ればわかることばかりですが、それは安易なことです。何か新しいことをする時、想像し、考え、ひらめくことが大切です。それは形にならないものからイメージを作り出し、言葉にしてそして形を作っていくのがアイデアであり創造です。自分で想像して動きを作り出してください。心身一如のトレーニングになります。

 それでは四つ這いののネコのポーズをメインにしていつもこのポーズに戻ります。ご存知のように手と膝で床を押し上体を支えます。腰と腹の力を使って背中を丸くしたり、凹ませたりを思いつきのまま繰り返します。呼吸もいろいろな方法でやってください。動きには答えがありません。皆がやっていることが正しいとは言えません。自分でやってみてください。皆と同じかもしれませんが、自分で感じ考えることが大切です。手の位置、手のひら、膝の感覚などいろいろです。楽で気持ちがいいことが命の働きです。またやりにくいけど、心身の栄養になる動きもあります。自分の命の不足を補う行為です。難しいポーズ、難しい本、苦手な人、、チャレンジしていくためには不可欠な要素です。
手と膝を床から離さない、ネコのポーズをどのくらいの種類ができましたか。レッツゴー!

15年前の教室風景。レオタード後期の時代でした。ネコのポーズです。 

今日はここまでです。次回からこのネコのポーズを使って動きを考えていきましょう。
懐かしのミニチュア。