続編_写真を見なくても自主トレできる方法4

新型コロナウィルスの勢いが止まりません。緊急事態宣言も出されました。前回のブログで拡散してくださいというメッセージ。医療関係者からの悲鳴です。
「このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。本当に悲しい。だから、外出を控えてください、人と会わないでください。感染を食い止める方法はこれしかありません。生きていくための最低限の外出だけにしてください。」

さて本題に入ります。
初回にネコのポーズは20くらいあるといってましたが、四つバイの姿勢が崩れるので11項目でおしまいにして次にイヌのポーズにいきます。
イヌのポーズは肩と背中、脚を柔軟にします。四つ這いから手足を少し広げて、手・肩・腰・膝・かかとを一直線で三角形を作ります。
上半身を楽にしたり、腰や膝にも負担をかけない良いポーズです。このポーズもたくさんのバリエーションがありますが、基本的なものだけにしておきましょう。

ところが、どこかが硬いと下の写真のような形になります。肩が硬い、腰が硬いからこうなります。しっかりと膝を曲げて腿が腹に付くくらい曲げることです。

昔、台湾で指導させてもらった時、時間が余ってホテルで暇だったのでこんなイラストを描きました。これも参考にしてください。

犬のポーズからつなげていくと無数にありそうなので手足が床についているものだけにします。

0 硬い人はいつまでも硬いままかというとそんなことはない。膝をしっかり曲げること。爪先立ちでも良い。そうすると「そけい部」が締まって、背中が楽になる。この状態を基本姿勢にする。当然伸びるのであればしっかり伸ばす。
1 基本の姿勢で30秒くらい保つ。(このままで足の指、手の指を動かす。座骨を上へ上げる、腸骨の上を下に下げる、すると腰の湾曲が出てくる。お尻を右へ倒した時左脇が伸びて右肩に力が入る。頭も右のほうへ傾く。緩めたり伸ばしたりする。次に右膝をもっと曲げて倒してみる。右かかと浮く。腹にも力、のどにも力がはいる。次に左膝を一層曲げて腰を倒すときはどうか。左かかとが浮いて右足だけで支えている。戻したり、倒したり、小さな動きを繰り返す。そして元の基本姿勢を作る。頭の重さを感じるか。肩の柔軟性が高まったか。)反対も行う。肩も腿裏も気持ちのいい痛さがあるはず。
2 犬の基本姿勢から右手で左ひざに触れる。可能なら右手はスネに触れるかも知れない。(顔は左を向いてしっかり背中ねじれる。体を捻るとき、腰がねじれることはない。腰椎の構造がねじれないようになっている。右の肩甲骨、左の肩甲骨の位置の違いに気をつける。腰骨が左右に移動しないこと。)反対も行う。
3 基本姿勢から右足を手の間に置く。右膝は曲げて右腿は胸についている。左のかかとは浮いている。胸を前に出す。(首は上方へ伸びているか。腰は下の方下がっているか。左の膝は床から離れている。)この姿勢から左手を上へ伸ばす。(左肘は伸びているか。目は左手を見ているか。右肩は左へ寄せているか。)次に3の姿勢に戻り、右手を上にあげる。(右肘は伸びているか。目は右手を見ているか。右胸広がっているか。左肩右へ寄せているか。左膝が下がっていないか。)脇を伸ばすポーズと捻るポーズである。<パールシュワナアサナ>
4 3の姿勢から右膝をゆっくり伸ばす。パールシュボッタナアサナーになる。(背中が伸びている感じがあるか。へそは前の向いているか。腹・のどに力が入っているか。)
5 4の姿勢から、左手を肘を伸ばして上にあげる。簡易的な三角のポーズ。3に戻して右手を同様に上にあげる。簡易的な捻った三角のポーズ。(右足・膝を外側へ30度回転しているか。胸がしっかりとねじれているか。安定しているか。)
6 3〜5を反対の足で行う。
7 基本姿勢から片肘ずつ床につける。両肘つける。(顔は正面を向いているか。そけい部がしまっているか。両肩甲骨が開いているか。尻を左右に動かせるか。足を交互に上に伸ばせるか。)そして元に戻して3の基本ポーズ。5回くらい繰り返す。