御旅所って

愛知県一宮市にある御旅所でヨガセミナーをさせていただきました。言い方に謙虚なのはお願いして、頼まれもしないのに押しかけたのです。その一つの会場は桜満開の公園内にありました。ヨガの授業が終わる頃、桜の下で宴会が始っていました。知らない人たちなので誘ってはくれませんでした。

御旅所って何? ある辞書は神社の祭礼に神輿が本宮から渡御(おでまし)して仮にとどまる所とあります。よくわからんです。

ならばネットでは御旅所(おたびしょ)とは、神社祭礼神幸祭)において神(一般には神体を乗せた神輿)が巡幸の途中で休憩または宿泊する場所、或いは神幸の目的地をさす。巡幸の道中に複数箇所設けられることもある。御旅所に神輿が着くと御旅所祭が執り行われる、とありました。これもそのためにわざわざそんなことするのとまだ疑問符です。

写真を撮るときに土地に人に聞いた内容のほうがぴったりします。神代(かみよ)の時代に神様がご旅行されるときに縁起のいい場所を定めて仮宿にした場所だと教えてくれました。やっぱり日本は神風の吹く国なのです。

再び春が来ました

本州では桜の開花の話題がつきません。でもテレビで見る限り寒そう。北海道では桜はまだまだ、5月中すぎです。閉じ込められていた季節の中でその喜びはひとしおです。まず、日が長くなり、陽の暖かさが感じられ、雪が溶け始めます。そのうちにフキノトウが芽を出すでしょう。そして気持ちが春になっていくのです。不況だといっても時間は止まりません。卒業、入学、就職、移動に転勤、再出発と生活の中もめまぐるしく変わっていきます。いわゆる門出です。始まり、巣立ち、雄途はなにも若い人だけではありません。サムエルウルマンの詩にもありました。希望こそ出発点です。それが春なのです。別に四月でなくてもいいのです。いつでもどこからでも気持ちがあればそれが門出です。一つ一つの歩みが自らを作っていきます。そういう意味で「ヨガは生き方発見のプログラム」なのです。

ことばにする

WBCはすごかったですね。ヨガはさまざなところから学びに取り入れることが大切です。今回はイチロー語録です。「キューバ、韓国のユニフォームを着、ようやくジャパンのユニフォームを着ることができました。そしておいしいところだけをいただきました。ゴチソウサマ。」

Itiro

感覚、感じを言葉にできるヒトはあまりいないですね。それも伝えられる言葉でね。言葉は共有するものですからね。ヨガ指導のときのほとんどは指示語です。足を延ばして、体をねじって、後ろを見て・・というふうにです。または教えてヤルというように断定語です。これはここに効きます、とか。(本当か、うそを言うなよと、このフレーズを聞くと思ってしまいます。)

ポーズを作っているときはいろいろな感覚が現れてきているはずです。そしてそれが感じや気持ちになっています。この感覚を共有したいのです。そのためには言葉が必要です。擬音でもいいです。イテテ、スーゥ、ンーム・・あまりぱっとしないけど少しはましでしょう。

イチロー語録みたいにはいかないけど、何か言葉がほしいです。筋肉をかき分けていくと、すごく怒っている部分があります。そこをなだめるのです。やさしく、感謝し、自分の傲慢さを懺悔するあやまるとかとかです。そんわけのわからないことをいつも言っているのですが聞いてくれている人もいるのです。教室全体が何か変わっていくといいと思いながら。

動物も感覚や感情を持っています。しかし彼らは言葉を持っていないために、自他に伝達できません。それで本能のまま、または学習したまま行動しています。そして自分をコントロールすることができません。人の素晴らしいところはコントロールできること、いやなことを快に変える能力を持っているのです。その道具はコ・ト・バです。

おひなさん

Ohinasan

教室に飾ってあるおひなさんです。出すのもかたずけるのも簡単で重宝しています。

ところで季節の節目を意識しない人が多いことに気がつきます。お正月は普通の日。旗日(祝日)も何の日かわからない人が多いです。冬至にかぼちゃと小豆を食べる、お正月明けには七草粥を食べる、節分もあります。それぞれが季節と密接に関係しているものです。すなわち、私たちはこの星に生かされている存在です。感謝を込めて儀式を行うのです。

これはストレス解消と大きく関係しているのです。何百年も続いた儀式がいつの間にか理性が生活を処理してしまっています。365日と24時間しか時間の感覚が無いのです。そして死んだらおしまいという人生観を作っています。たくさんのおかげで生かされていることに気がつかないのです。このことに気がつくとストレスは多少なりと軽くなるのです。自分ひとりでなんでもしょいこまないで神社やお寺や教会などでお参りしたらどうですか。ただお祈りをするのです。「もとこちら」の平井謙次先生によりますと、私たちは永遠に生きているそうです。

バレンタインのチョコもらった

義理チョコのパッケージです。一瞬、こんなのもあるのかと本気にした。シャチハタでもハンコがいっぱいあるからね。ところでTOKUNA・・って何?あっ、間違えたとのこと。家に帰って本命ももらった。どうもこちらも義理くさい。10倍返しを狙っているみたいだ。いつもは五指足らずだが今年は五指に少し余るぞ。皆さんありがとう。Choco

またまた大雪

今日は東京へ行く日です。昨日から北海道方面は大雪です。空港が昨日から閉鎖されていると連絡がはいります。朝5時に起きて天気予報。これではだめです。一応11時半の飛行機に乗る予定で出かけます。空港まで行くバスも遅れ気味です。搭乗手続きが案の定できません。昨日からの予約者で空港はいっぱい。絶え間なくアナウンスがあります。大雪のため滑走路が使えません。ようやく1時になって搭乗手続き。しきりにアナウンスです。除雪しています。滑走路ののチェックをしています。乗務員が到着していません。飛行機が到着できません。除雪しています。機材が足りません。そのうちに前後の飛行機は欠航になりました。そしてやっと空は明るくなり吹雪はやみます。ようやく出発です。5時でした。あーあ、やれやれ。こんなの始めて! 年に数回あるそうですが。。

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支笏湖ヨガ合宿報告

2ヶ月前に80名の台湾合宿を当地で開催しました。今回はこじんまりとした研修だがしっかりと受講生の顔が見えました。そしてテーマを絞って小食と瞑想です。教室ヨガではできない内容がしっかりと組み込まれていました。このような内容なら継続して行う価値はあるねと相棒の内山さんと秋の計画も考えています。

ヨガブーム、まだまだ!

ブームはいつか終わる。自分は1回目のブームの落とし子。昭和50年頃の高度成長期。給料が一気に3万円上がって8万円に。世の中はいつもそうだがそのときも矛盾にあふれていた。ヨガ道場には男性7割、女性3割の大盛況。ガイジンさんも世界各国から来ていた。
オーム教事件の頃が二回目のブーム。一気にブーム終焉。そしてこれで三回目。けっこう長い。まだかまだかと気になっているがまだまだ。世の中、行き着くところまで来たのかと思うほど変な社会。やっぱりヨガが必要なのだ。

いろいろな顔を使い分ける

2月中旬から10日余り本州に出かけ、いろいろな顔を使い分けた。まず一番目、ヨガ学院のお仕事の顔。二番目、娘を思う父親としてのお約束の顔、三番目、親に期待されている長男としてのお役目の顔。四番目、兄妹の義理と約束の顔。5番目は団塊の世代だけど彼らにも高校時代があり、その交流を楽しむ顔などなどを果たし終わった 。ムカシヨガ仲間の所のヨガ指導員養成コースのお仕事は皆さん意気揚々とハードな三ヶ月間を過ぎ、満足しそ して修了書を授与した二日間だった。名古屋高島屋の「なだ万」から見た「大名古屋」は不気味な底力を夜景に見た。お約束のほうは「菅原道真公」を祭る神社に行くことである。気温が上がり春たけなわで梅の花の満開にカメ ラマンが群がっていた。最近は20年以上私の中で途絶えていた結婚式に出ることが多くなった。そのおじとしての顔で参加する。今回も両家友人仕事仲間がたくさん集 まってお若いお二人さんの門出を祝った。お幸せにね。ということで長男の役割の顔は居候とただ飯ぐいだけで、役立たずであることは間違いのない10日間であった。そして満員のジャンボ機に乗って帰札。やれやれやっぱり我が家の顔が一番いいよね。

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世界企業「トヨタ」の城下町です。

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受験の神様 たくさんの合格祈願の御札がありました。

ご結婚おめでとうございます

一瞬、ハリウッドの映画を思い出すパーティのようだった。場所は結婚披露パーティ。ガイジン、ガイジン(失礼、外国の方々)でスピーチも全部、英語。何もわからず、注がれたシャンペーンの泡を見ていた。「泡が浮かんできては水面ではじけ、それが意識の中から消えていくのを見守るのです。」というリラクセーションの文句を思い出していた。なぜなら次のスピーチは私の番だからリラックスしなければならないのだ。当然、ジャパニーズ。梵我一如の話をした。そして「家族は一体」の話に続けたけど理解してもらえればいいなぁと期待しながらスピーチ、終わり。かわいい花嫁さんたくましくて優しい花婿さん、おめでとう。古式豊かに北海道神宮で結婚式を挙げられた。ボストンから来道されたお母様、英語しゃべれなくてすみません。ニヤニヤでおしまいだった。ちょっと前までそんなことなかったのだが今は気力がうせてしまった。ところで花嫁さん、このHPのポーズ集でキレイなアサナを作ってもらっている。

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