他山の石にしたいものです。

老人六歌仙というのは江戸時代の僧侶の歌です。いつの時代もお年寄りの傾向はほとんど変わらないものです。体の衰えは自然現象ですから仕方がないとしても性根は気をつけなくてはなりません。その性根からくる、人の言動は気になるのですが、自分のこととなると、言いたい放題、やりたい放題なるのは江戸時代と変わりません。自分もそうかもしれないし、周りにこのような人がいるかもしれません。これは老若に関係なくいっぱいいそうです。最後のところにある、「人は嫌がる」ことのないように他山の石にしたいものです。出典も載せました。
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オホーツク圏内ヨガ講習

網走市内でヨガ講習会がありました。
当水野ヨガ学院指導員養成基礎研修コースの修了生が招待してくれました。札幌までコースに通った方、今でも月に何回か通っている人、研究会に所属していた人、当地で養成コース修了した方たくさんの方々とヨガを楽しみました。
沖ヨガの考えは時間、人、物を有効に使うこと、要するにこき使うこととあるので、私もその教えに従って徹底的に時間を割かしていただきました。ほとんど合宿研修と同じです。〜つかれたー〜。
今、網走近辺は支庁の統廃合となって網走支庁からオホーツク統合振興局という地域になりました。北海道は広いです。そのオホーツク圏内の主な地域のヨガ指導者が、北見、紋別、常呂、網走から集まりました。そして最後はそれぞれの地区から受講生が集まってヨガ教室でした。2日間の延べ人数は100人になります。大きなテーマは「気持ちよく体を扱う」でしたから、年配の方も楽しく過ごしていただいたかなと思っています。帰りにスーパーで今、旬のかに(札幌の半分くらいの値段と今日水揚げしたもの)お買い物をしていたとき参加者に会い、楽しかったーと言われて疲れもすっ飛びました。メンバーの方には本当に暖かいおもてなしを受けありがとうございました。
女満別空港までは飛行時間、約30分のフライトを楽しみました。帯広近辺の山岳写真です。
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部活OB会に参加

大学を卒業して初めて部活の集まりに参加しました。先輩も後輩も80名くらい、集まりました。創立50周年記念ということです。部の名前はいいますと「探検部」と申します。これがけっこう誤解を招き、冒険部ですかといわれるのですがれっきとした「学術部探検部」と称さなければなりません。外向きは文科系ですが、中身は体育会系です。先輩後輩の関係はけっこううるさかったのですが、意見はきちんと言える環境でした。私のヨガの原点はここから始めるといってもいいでしょう。それは、なぜ、どうしてという問いかけと、やってみなければわからないという考えが、そして行動哲学がヨガなのですからよく似ています。今回の先輩後輩、顧問の講演などを聴いていると、探検活動は京都大学の生態学者、文化人類学者の今西錦司、梅棹忠夫が原点ですので立派な学術調査が基本です。私たちの活動前後は洞窟調査をやっていたみたいです。そしてこの頃は海外の民族調査が主流でした。顧問は元国立民族学博物館館長の佐々木高明先生でした。私のグループはというとこのブログのどこかに書いたと思いますがトカラ列島の無人島でした。これは調査という立派なものでなく規模は大きかったのですが、残念ながら報告書は書けませんでした。それだけが今回OB会に出席して肩身の狭い思いでした。しかし当時の隊員、サポート隊を含めて13名中11人が参加していたことはそれぞれが実績を自負していたことなのでしょう。いつかこの企画の報告書を何かの形で実績として残してみたいものです。
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さっぽろ雪祭り

今年の雪祭りは欧米系の観光客が多いみたいです。ニセコ方面のスキー客だとか、小樽へ米艦船寄港中の兵隊さんだとかでにぎわっているみたいです。ようやく気温が上がって外に出やすくなったのですが、雪像が解けてかわいそうです。この数日は日中温度が−10度くらいですから見に行こうかという気にもなりませんでした。
数年前に行った小樽の「雪明かりの街」はこじんまりしているのですが、アットホームな雰囲気でたくさんの町内会が主催してやっているみたいです。民家の庭先や路地にまで観光客が入れるようにして小さいながらグーでした。
歓楽街ススキノも氷祭りで駅前通りいっぱい使い、にぎわっていました。夜は行くことがなくなってしまいましたが、きっと元気のいい人たちがほろ酔いで楽しんでいると思います。
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30年前の催眠研修

面白い写真が出てきました。大阪の立木寅雄?先生の催眠研修会を3泊4日で受けた時の写真です。決して面白半分でなく、心理学のお勉強でした。この時の研修は今もしっかりとヨガ授業に役立てています。すなわち教育やコマーシャルが暗示効果であることです。繰り返し、繰り返しイメージすることで記憶に残ります。リラックスする時も繰り返し行うと効果があるのです。

Saimin

この暗示効果は判断力が無くなったとき、他者暗示が入ってきます。昔は「○○万歳」と言って戦争にかりたてられました。みんながするということで判断がなくなったのです。ですから私たちはしっかりと自分の考えを持つ必要があるのです。この写真は力を抜けと言われたらこのようになりました。この先はどうなるのかと言いますと、頭と足にイスが置かれ、体が板のような状態になり(板状になれ!と言われました)、このからだの上を人が座るのです。意識ははっきりしていました。しかし支えられないという緊張感は全くなく、ただ重いなぁくらいでした。これは人の脳の使い方がいつもと違うということでした。火事場の馬鹿力と同じです。脳の使い方を変えればだれでも素晴らしい力を持っている実験でありましたが、使い方を誤るとまた危険ということも知りました。暗示というのはもろ刃の剣でありますが、人は努力して何かを成し遂げるためにイメージトレーニングという暗示もたいせつなツールです。

再び 笑いヨガについて

○○ヨガという名称が多くなりました、まず始めは笑いヨガ、顔ヨガ、足ヨガ、指ヨガとあります。どんなヨガかわかりますか。いつでもどこでもヨガができるのはいいですね。この笑いヨガもどこでもできます。そして笑うフリだけでもいいのだからこんな楽なヨガはないといえます。ハイ、チーズと歯を出すときに「ははは」と笑えばいいのです。笑う時の顔の筋肉が動くだけで、脳に笑いホルモンが出るそうです。お正月から、幸せホルモンがいっぱい出るようにいつでもどこでもハハハハと行きましょう。
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明日に向かって

過日の新千歳空港です。日が昇る前に家を出て空港でご来光でした。この日は冬至の翌日で7時半頃、北海道の冬は太陽が北の方をかすめて移動しているのです。いや地球が動いているのでした。この日から陽は一日1日長くなっていくのです。待ちどおしい春に向かってどんなに寒くても春は来るのです。この飛行機は世間で今、話題になっています。どこに着陸するのか、早く春が来ると良いですね。
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この日は搭乗飛行機の非常用ドアのランプが出発前の点検で点かないことがわかり機内で待機です。整備士が作業の出入りで忙しそうでした。そして私も会議にこの時間分、しっかりと遅刻しました。
もうすぐお正月。この年になっても、なにかうれしいね。家にいることが多いので、粗大ゴミ扱いされるのですが、なにもない、自由、何でもできると思ったらうきうきします。あ〜何もないというのは不自由じゃなかった。「無」なんだ、自由なんだ。これは般若心経にありました。
お正月が終わったら結局、例年のことですが本当に何もしていないのです。しかし来年への希望は思うままに描けるのはうれしいことです。無なんだから無のありがたさをしみじみとかみしめるために般若心経を大晦日にあげます。その日は祖父の命日です。ご先祖様がいて自分がいるのです。だから、明日に向かってがんばろー。

LA shopping

今日は最後の日です。またまたMさんのお世話になります。まず何はもとあれ郊外のアウトレットを目指します。車で2時間くらいのところ。なんでも車なのです。フリーウェーの高速でどこでも行くのです。サンフランシスコに9時間かけて出かけるとのこと。このサンフランシスコははLAに比べて小さい町だとのこと。でも77万人です。LAは370万だから名古屋市くらいでしょうか。フリーウェは120キロのスピードで6車線。右から左から追越をかけてきてよくも事故がないものです。

  http://www.premiumoutlets.com/outlets/outlet.asp?id=20

アウトレットのお店は160のお店があって迷子になりそうです。またまた女性群と分かれて単独行動です。彼女たちはコーチのお店へ行きます。男の自分が言うのも変だが安い。なぜなら価値がわかっていないからです。後で空港の免税店で見て驚きました。数十万なんてざら。その30%くらいで数千円単位です。失礼!数十ドル単位です。きっとバイヤさんでしょうか、大きな袋の中に商品を片っ端から入れていく人がいました。

ところでこのLAの街はこの乾燥地帯なのに緑の樹木や禿山が目立ちます。聞いてみるとほとんどがスプリンクラーで給水しているそうです。日本であれば川があるところに町ができるのですが、こちらはまずメキシコ人の布教活動の拠点としての町なのです。カトリックでしょうね。そのくらい信仰というものに力が入っていたのです。お買い物も一段落過ぎ、今度はヨガ教室です。前もって調べておいてもらったところです。

  http://www.theyogacenter.com/

Mさんは用事がある、後で迎えに来るといって教室に私だけ下ろして出かけてしまいました。さぁ、大変です。クラスが始まりましたが、何がなんだか言葉がわかりません。しかし私もヨガを少しかじっています。カパラバーティ、ナディショダナーらしい言葉がでてきました。それからイクヘロ、インヘロです。(当然、吐いて、吸ってです。)先生はきれいなアメリカ人です。えっと思ったのは一回だけやり方を教えて後は勝手にどうぞといった具合です。そしてずーっとイクヘロ、インヘロだけを繰り返します。何が何だかわかりません。となりにおじさんがいてその人を見ながら汗びっしょりです。でもそんなにきつくありません。スリヤナマスカーラ太陽礼拝のような動きでした。あとでMさんの通訳が入ってわかったのは呼吸をコントロールすることで生き方や人生を変えることができるというのです。このイクヘロ、インヘロで90分がたちました。でもなんとなく参考になったことはたくさんありました。教室でいつか披露しますね。当然水野式ですが。

泊まったホテルから見るダウンタウンはビル群がニョキニョキですがこれを郊外から見るとその一角だけが平原から急にビルがそびえたつ文明都市のようです。そういえばハリウッドの話をしていませんが、このLA市内でニューヨーク風やシカゴ風サンフランシスコ風に映画を撮るそうです。アメリカ映画見るときには気をつけようっと。

いよいよLAからさよならです。たくさんの人にお世話になりました。英語ができなかったのは残念でした。おそばを食べに行ったところではきれいな日本語を話しできる二世がいました。彼は大学を出て料理を専攻しているうちに音楽に目覚めてそちらの勉強をいましているといいます。又彼は近くのサンタモニカのストリートでダンスも踊っていたという現代若者です。人生はまだまだ続くのです、がんばってね。

LA 市内観光

はじめはバスに乗る、電車に乗ると意気込んでいたのですが、いざとなると安易なほうへ流れる癖があります。それでお決まりのツアーに申し込みました。なんと!私たちだけです。もう今の旅行の主流は個人で動くのですね。今回のLA行も某有名なパックツアでした。この日本出発の日も私たちだけ。なに・これと?不思議でした。今回は前途有望な青年と一緒なので冒険は許せません。家族が許さないのです。それでパックツアになったわけですが、これほど同行者がいないと拍子抜けです。それで貸切でぐるぐる回りました。

これはビバリーヒルズの高級住宅街にあるgreystne park(http://www.yelp.com/biz/greystone-park-and-mansion-beverly-hills)です。出処は疲れるのでやめます。

サンタモニカの浜に出ました。暑いので日陰だけで散歩です。この街にはサンタという名前の町がたくさんあります。サンタアナは13日間にメキシコ共和国軍とテキサス分離独立派(テクシャン反乱軍)の間で行われた将軍の名前です。ジョンウェィンのアラモの砦の映画は大好きでした。この辺にアラモの遺跡があるのかと聞くとテキサス州のサンアントニオの伝道所だとのことでした。LAにはそういうわけでメキシコの領土だったわけでスペイン語がここでは必須です。電話オペレータも英語、つづいてスペイン語が使われています。

シビックセンターは都庁みたいに、と言っても実物は拝んでいませんが背の高い建物です。市役所だけでなくカリフォルニアの州庁も兼ねているみたいです。すみません。キチンと英語が訳せません。とにかく立派です。

  

LA-Disneyland

天気はいいし、体調も昨日と打って変ってすこぶる快調。ジェットコースタ系は絶対無理と思っていたけど、大丈夫でした。時間延長して22時までうろうろしていましたよ。花火はきれいだったけどものすごい人で何も見れなかった。頭と頭の間に少しだけ。でも音や光で想像力豊かにしてもそれはそれはすごかった。レザー光線の物語などは圧巻ですね。一人で行ったのではないですよ。相棒がいて、なだめ、機嫌を取りながらの行動です。疲れてくると切れるのです。でもお互い、こんなところで迷子になったり、帰りのバスに残されたりすると永遠に日本に帰れなくなる可能性があるので我慢し合いました。この施設で感心したのは乳児連れ、足が悪い人、でぶった人(300kgくらい)などにフォローができているのです。車椅子に電動車、乳母車は無数、そしてボランティアが実に充実しています。日本もそうなのかなぁ。