チャレンジポーズ

無断拝借写真です。でも私が撮りました。このハヌマーン、前後開脚のポーズは私も先日の勉強会の時、はじめて出来たのです。この写真のONさんもはじめてだとか。私のはだれも写真を撮ってくれなかったのです。

どのようにしてできたのか知りたいでしょう。
数日前の日曜日は勉強会でした。テーマはこのハヌマーン。楽にできる班、ちょっと出来る班、全くできない班と分かれ、研究発表です。出来る班のメンバーは柔らかい人たちばかり、こういう人たちはひそかに私は生まれつきをうらやんでいました。ところが発表では毎朝、体を動かしているとのこと、頭が下がりました。そしてできないグループは私を含めて数人。この人たちはヨガ指導にかかわっている人たちです。ヨガをやったことのない初心者みたいに体を硬直しています。でもはしくれです。ほぐして、踏みつけて、押してなどやっていると、だんだん形になっていくのです。そしてONさんみたいになりました。ポイントはそりです。そしてのけ反りでした。数日前から忘年会の練習をしているのも、役に立ちました。決してきれいなポーズではないけれどやればできるのです。帰りの足の軽かったこと、生まれて初めてのハヌマーンでしたからね。あとひとつ。次の日はキンニクツウでした。ちょっとできる班の人たちもやっぱりキンニクツウだったとか。

腹について

肚(はら)をしめる、下半身に力を入れる、丹田に意識をおいてとかを動きを大切にするときよく使う言葉です。ヨガでは丹田、仏性と並べて使います。文武両道として単なる肚作りだけでは仏性の開発も大切だという意味です。すなわち体だけではなく心も磨きなさいということです。ところで丹田の丹の意味はと調べました。今話題の白川静さんの字統という甲骨文字から研究している辞書を立ち読みでそして漢和中辞典(所有)で調べました。赤色の土とありました。神社の鳥居も赤なのは魔除けも兼ねていました。また丹は真心という精神的な意味もかねています。そういう訳で丹田はそのままの意味をとると赤の田んぼということになり、腹の血の海を意味します。腹は消化吸収するする意味で血液が集まっている場所なのでしょう。白川静さんは漢字の国、中国でさえも思いつかなかった漢字の語源を甲骨文字から意味を解読していきました。漢字を調べていくと漢字が作られた時代や文化がわかるといいます。たいていは古代ですから戦争や占いに関する語源が多いそうです。例えば道は戦いで敵の首をはね、それを持って敵の陣地を歩いて魔除けをする習慣があったそうです。

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沖正弘師の考え方には丹田力強化法というのがあります。インド的なヨガ思想とは異なり、日本文化の神髄が表れています。お茶もお花も禅から生まれたもので、それは精神を修養し、交際礼法定める道と広辞苑にあるように心と体がたち振る舞いにかかわる丹田の重要性を説いています。丹田は腹筋だけではないのです。仏性という心の在り方が丹田に影響するようにまた丹田も精神修養につながっていくために沖正弘師の丹田強化法は慣れない動きや強い動きを要求するのです。
ところで腹は血の海で栄養を吸収する根のようなところなのですが、ここで又、血も作られているという説があります。食養、正食愛好の人たちが好んで使う学説で「千島学説」といいます。血液の質を高めるためには食べ物が大切だ、それは食べ物が血肉を作るからだという説です。血液は骨髄でなくて腸の絨毛で作られるという考え方は血液の質を自らコントロールできるというのです。異端の考えだけれど食べ物の大切さを考えたら腸造血説をとりたいと思うのです。

虹を見た

赤にだいだいきいろにみどり、あーおにあーいにむらさきに~(むーすんでひらいいて、てをーうってむうすんで~)と虹を見ると無意識に出る歌がある。小学校の頃、七色を覚えられなくてずいぶんしかられた。今この虹を見ると本当に7色かどうか疑問である。教えられたから知っているだけだ。太陽の色にしたって色は赤と教えられた。でも外国は黄色だという。月は白だという。信じられなーい。太陽は赤じゃないか。犬がほえるのはわんわん。しかしバウバウと聞こえる民族もいる。他にもクックドゥールドゥー、 にゃーにゃーは、みゅうみゅう。なんでこうなるの。子供の頃に親から子へと教えられた、洗脳された色であり、音である。それが絶対に正しいと思えるのだ。しかし見たもの、聞いたもの、匂ったもの、当てにならないのである。無色声香味触法(むしきしょうこうみしょくほう)と般若心経にもあるのではないか。

不思議実験

研修会で風船を割り箸で突き刺しました。これはヨガの授業の瞑想の一こまです。からだもこころも不思議なことがいっぱいですが、身の回りにもありました。受講生にふうせんと割り箸を支給してこれを貫いてくださいと講師は指示をします。あちらこちらでパーン、パーンと音がします。割れる音です。しかしこちらあちらで完成品が出来上がります。

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ヨガのテーマは新聞にあり

某日の新聞広告です。ヨガがテーマにする材料はたくさんあります。からだのこと、こころのこと、食べ物こと、呼吸のこと、エコのこと、子育て、アンチエイジング、自己成長、ほかほかです。それらは初めは書物や講習などから知識を得なければなりませんが、新聞広告から食べ物や生活のヒントがあります。
ヨガには世間で言う国家試験はありません。業界の中でも資格はまちまちでその団体だけで通用するものです。資格試験をする分野が広すぎて統一ができないのです。しかし誰でもヨガに親しみ、ある程度の望みが叶えられるから、世界中で未だに大ブームになっています。家で足の裏をたたくだけのヨガをする人も含めてヨガ人口はかなりの数だと思います。ヨガは世の苦しみの四苦八苦の一つ求不得苦(グフトック、こうなったりいい、これを楽にしたい)の心身部門の一部を解決する方法なのですから。

新聞を取っていない人が多くなってきました。ネットやテレビ、携帯から情報は間に合います。しかしやっぱり新聞なのです。新聞には自分に不要なこともたくさんあります。しかしこの不要なものが自分を育てていると思います。探して自分の興味と結びつける力が必要なのです。

落し物の返却率7割は本当ですか。

先日、東室蘭へ所用で行きました。往復切符を4600円で買っていざ札幌駅の改札口で入場しようと行きの切符を取り出したがナイ。ナイ。ナイ。発車まじかなのでかなり焦り気味です。駅員さんが適切に処理してくれて、4100円で行きだけの切符を買いました。この切符は必ず手元に残しておきなさい。紛失した切符が出てきたときは払い戻しでお金が返ってくるからというのです。何のことかわからないまま、無事乗車。所用を果たして札幌駅に戻ってきたとき、ダメモトで落し物相談口に行くとなんと落とした切符があったのです。あまりこんなこと経験したことないので奇跡と言うしかないのです。手数料420円払っただけでした。

後日、某書物を読んでいたところ、日本人は道徳心がなくなったとはいえ、遺失物の7割は戻ってくるというのです。そういえば諸外国から見ると盗み、置き引きも極端に少ないと言います。まだまだ日本人は見捨てたものではありません。3割はどんな人だろうか。高学歴、高地位、高所得者の人ではないでしょうね。

教育の歴史を見たとき国民性が現れると言います。明治維新で列強の植民地にならなかったのも武士階級の儒教、平民階級の寺子屋式の仏教による教育だと言われています。そして明治政府の教育勅語も国民を教化するに役立ちました。早々と戦後になって経済強国になったのもその影響はあると思います。

なにはともあれ、新聞などで人心が乱れ、徳がなくなってしまった記事(虐待、殺傷)を見るとやはり憂います。朝ごはんのときなど、テレビでそんなニュースなど見たくもないのです。今回もヤマニヤマの徹底が大切だと痛感しました。

儒教の神様の写真を拝借しました。これも盗んだことになるのかなぁ。これは引用のつもりです。出展はWikipediaです。

孔子像

日本列島の大移動

今年も大移動の季節が終わりました。この暑い中、ご先祖が帰ってくるというのでたくさんの儀式を行います。ご先祖が帰ってくるというのは将来自分も行ってそしてお盆に帰ることなのです。帰るところがない人もいると思います。ご先祖さんも自分も行き場所がなくなってこのお盆は難民状態になるかもしれません。うらみつらみを覚えているご先祖もいることでしょう。でも寛容に罰を下さらないところを見ると天国はいい人に変えるようです。それとも忘れたころに制裁を下すのでしょうか。ご先祖様の罰が下らぬよう、将来、自分が地獄に落ちないようにいい人になることを誓う季節なのでしょう。いい人とはうそを言わない、盗みをしない、欲を持たない、殺生しない、満足を知る、真実を求める、神仏を大切に祈る、心身をきれいにする、のを言います。(出典:ヨガの教本ヤマ・ニヤマから)


LA shopping

今日は最後の日です。またまたMさんのお世話になります。まず何はもとあれ郊外のアウトレットを目指します。車で2時間くらいのところ。なんでも車なのです。フリーウェーの高速でどこでも行くのです。サンフランシスコに9時間かけて出かけるとのこと。このサンフランシスコははLAに比べて小さい町だとのこと。でも77万人です。LAは370万だから名古屋市くらいでしょうか。フリーウェは120キロのスピードで6車線。右から左から追越をかけてきてよくも事故がないものです。

  http://www.premiumoutlets.com/outlets/outlet.asp?id=20

アウトレットのお店は160のお店があって迷子になりそうです。またまた女性群と分かれて単独行動です。彼女たちはコーチのお店へ行きます。男の自分が言うのも変だが安い。なぜなら価値がわかっていないからです。後で空港の免税店で見て驚きました。数十万なんてざら。その30%くらいで数千円単位です。失礼!数十ドル単位です。きっとバイヤさんでしょうか、大きな袋の中に商品を片っ端から入れていく人がいました。

ところでこのLAの街はこの乾燥地帯なのに緑の樹木や禿山が目立ちます。聞いてみるとほとんどがスプリンクラーで給水しているそうです。日本であれば川があるところに町ができるのですが、こちらはまずメキシコ人の布教活動の拠点としての町なのです。カトリックでしょうね。そのくらい信仰というものに力が入っていたのです。お買い物も一段落過ぎ、今度はヨガ教室です。前もって調べておいてもらったところです。

  http://www.theyogacenter.com/

Mさんは用事がある、後で迎えに来るといって教室に私だけ下ろして出かけてしまいました。さぁ、大変です。クラスが始まりましたが、何がなんだか言葉がわかりません。しかし私もヨガを少しかじっています。カパラバーティ、ナディショダナーらしい言葉がでてきました。それからイクヘロ、インヘロです。(当然、吐いて、吸ってです。)先生はきれいなアメリカ人です。えっと思ったのは一回だけやり方を教えて後は勝手にどうぞといった具合です。そしてずーっとイクヘロ、インヘロだけを繰り返します。何が何だかわかりません。となりにおじさんがいてその人を見ながら汗びっしょりです。でもそんなにきつくありません。スリヤナマスカーラ太陽礼拝のような動きでした。あとでMさんの通訳が入ってわかったのは呼吸をコントロールすることで生き方や人生を変えることができるというのです。このイクヘロ、インヘロで90分がたちました。でもなんとなく参考になったことはたくさんありました。教室でいつか披露しますね。当然水野式ですが。

泊まったホテルから見るダウンタウンはビル群がニョキニョキですがこれを郊外から見るとその一角だけが平原から急にビルがそびえたつ文明都市のようです。そういえばハリウッドの話をしていませんが、このLA市内でニューヨーク風やシカゴ風サンフランシスコ風に映画を撮るそうです。アメリカ映画見るときには気をつけようっと。

いよいよLAからさよならです。たくさんの人にお世話になりました。英語ができなかったのは残念でした。おそばを食べに行ったところではきれいな日本語を話しできる二世がいました。彼は大学を出て料理を専攻しているうちに音楽に目覚めてそちらの勉強をいましているといいます。又彼は近くのサンタモニカのストリートでダンスも踊っていたという現代若者です。人生はまだまだ続くのです、がんばってね。

LA 市内観光

はじめはバスに乗る、電車に乗ると意気込んでいたのですが、いざとなると安易なほうへ流れる癖があります。それでお決まりのツアーに申し込みました。なんと!私たちだけです。もう今の旅行の主流は個人で動くのですね。今回のLA行も某有名なパックツアでした。この日本出発の日も私たちだけ。なに・これと?不思議でした。今回は前途有望な青年と一緒なので冒険は許せません。家族が許さないのです。それでパックツアになったわけですが、これほど同行者がいないと拍子抜けです。それで貸切でぐるぐる回りました。

これはビバリーヒルズの高級住宅街にあるgreystne park(http://www.yelp.com/biz/greystone-park-and-mansion-beverly-hills)です。出処は疲れるのでやめます。

サンタモニカの浜に出ました。暑いので日陰だけで散歩です。この街にはサンタという名前の町がたくさんあります。サンタアナは13日間にメキシコ共和国軍とテキサス分離独立派(テクシャン反乱軍)の間で行われた将軍の名前です。ジョンウェィンのアラモの砦の映画は大好きでした。この辺にアラモの遺跡があるのかと聞くとテキサス州のサンアントニオの伝道所だとのことでした。LAにはそういうわけでメキシコの領土だったわけでスペイン語がここでは必須です。電話オペレータも英語、つづいてスペイン語が使われています。

シビックセンターは都庁みたいに、と言っても実物は拝んでいませんが背の高い建物です。市役所だけでなくカリフォルニアの州庁も兼ねているみたいです。すみません。キチンと英語が訳せません。とにかく立派です。

  

LA-Disneyland

天気はいいし、体調も昨日と打って変ってすこぶる快調。ジェットコースタ系は絶対無理と思っていたけど、大丈夫でした。時間延長して22時までうろうろしていましたよ。花火はきれいだったけどものすごい人で何も見れなかった。頭と頭の間に少しだけ。でも音や光で想像力豊かにしてもそれはそれはすごかった。レザー光線の物語などは圧巻ですね。一人で行ったのではないですよ。相棒がいて、なだめ、機嫌を取りながらの行動です。疲れてくると切れるのです。でもお互い、こんなところで迷子になったり、帰りのバスに残されたりすると永遠に日本に帰れなくなる可能性があるので我慢し合いました。この施設で感心したのは乳児連れ、足が悪い人、でぶった人(300kgくらい)などにフォローができているのです。車椅子に電動車、乳母車は無数、そしてボランティアが実に充実しています。日本もそうなのかなぁ。