いよいよ今年最後の合宿がみたび支笏湖で開催しました。紅葉から少しづれた感じがありましたが、少人数の密度の濃い内容でした。今までの100人という合宿もにぎやかだけど、あまり人の顔が見えないのです。行法ぎょうほう終了後雑談会でMさんが3分の1だけ残ったワインのフタをあけ、なめる様な量のワインを皆に振舞っていました。
来年も開催しますので楽しみにしてください。
大きなカ会場にもかかわらず130人はとても入りきらず動きのあるときは二つに分けた。近頃の研修会ではこれほど集まった例はなくフッと昔を思い出してしまう。沖ヨガ修道場には夏休み春休みになると200人くらい集まった。病人もいた。子供も長期滞在者もいた。当然、外国からもである。台湾、英語圏、スペイン圏など通訳も大変だっただろう。
合宿とは一緒になって何かをするということだ。時間と空間の共有が自分の安心と力強さを作ってくれる。いつも何か関係を求めて何かをしているけど、それがストレスになると一人になりたいと思う。そして離れる。しかし回復するとまた群れと中に入っていく。参加することに意義がある。いろいろなことにつながっていくことが新しい何かを作っていく。一人一人の心の中にそれぞれの生活の中に創造を作っていくと思う。群れることはとても大切だ、しかししょせん、自分は自分だ。その群れの中にいてそして自己発見の場にしていきたい。
お疲れさん!!団塊の世代が中心になって企画活動した合宿でした。ラフォーレ修善寺は広い。また会場も広い、部屋もたくさんある。サービスも良かった。経理は担当しなかったがきっとそれなりだろう。講師も参加者も有意義で満足した合宿でした。
私の担当は「イメージの力を生活に生かす」のテーマです。動きも入れようと思ったのですがほとんど話しだけで1時間40分は過ぎてしまいます。あれもこれもも欲張りにメモしたけど「エミールクーエ」の暗示の話が中心になってしまい、なんとか沖先生の教えに近づけなきゃと焦ります。それではと電車の中などでまったくの他人に心の中だけで会話をすると気持ちがつながり、気持ちが晴れますよ。それと同じように山川草木悉皆成仏のこころで生きることがこころの昇華になるというわかったようなわからんような話になりました。終わってからの質問は腹筋が無いけどどうしたらいいか言われ、とレベルがガタンと落ちてしまい、そりゃ思い込みですよ、無いヒトなんていない、腹筋がなかったら立てない歩けないですよ、その動きのつながりが悪いだけ。工夫することをがんばってね~。
これから写真や内容を報告しますがもう少しお待ちください。以下に写真だけありますよ~
時間に追われた合宿でしたが主催者の好意(得意なエスケープではない)でタロコ峡谷にタクシーでつれてもらいました。往復1時間半のしばしの観光です。広くて高い山に大急ぎで上り下り写真をぱちぱち撮りました。ここは全山、大理石、蛇紋岩の岩山を砂交じりの濁流が岩を削ったそうです。そしていつの間にか渓谷が出来上がりました。当然何万年もかけてのことでしょう。また、この渓谷はトンネルの連続です。昔の人が台湾の東海岸と西海岸をつなぐためにノミのようなもので掘ったと思います。これも何百年も前の人だったでしょう。早速帰って生命即神、人の命すばらしさ、夢を与えれば、工夫し努力をして他の人のために汗を惜しまない、仕事への情熱の遺伝子を持っている講義を行いました。Kさん通訳をありがとう。。
今日は逆立ちの勉強会をしました。当学院のカリキュラムには逆立ちのポーズはありません。危険だからです。でもとても大切なポーズだということは理解して欲しいです。みなさんで二人ペアになって行いましたがなかなか脚が上がりません。不安、恐怖からでしょう。頭のほうにシッカリ重心を乗せるとかっての井戸の桶二つが互いに降りて上がるように楽に反動をつけなくても上がるものです。肘も開きすぎる人が多いようでした。底辺を広くしたら安定すると思うのでしょうか。かえって不安定になるでしょう。肘を内に締めるように力を入れると肚に力がこもるようです。支えてもらって上に脚が上がったときに腰が反ってしまう人もいます。これも肚に、いやこれは腹直筋を締めることを忘れているのでしょう。・・・とまぁ、普段やらないポーズだけに準備運動含めて60分以上試行錯誤しました。リードしてくれた人のコメントではこの日にあわせて猛特訓をしたそうです。その中で二人がよつんばいになって頭を突き合わせ押し合いっこをすると「頭で押す」という感覚がわかったそうです。これからもチャレンジしてくださいね。