高齢者における発声と聴覚の改善について

はじめに

高齢者の方々は加齢に伴い、耳の聞こえの低下や喉の詰まりやすさなどの不調を感じることが多くなります。これらの問題を軽減し、発声を楽にするためには、適切なトレーニングやケアが重要です。本レポートでは、聴覚と発声機能の向上を目的とした具体的な方法について紹介します。

聴覚機能の改善方法

耳の聞こえを改善するためには、耳管を柔らかくし、通りを良くすることが大切です。そのために、以下の方法が推奨されます。

発声トレーニング

「アー」と「オー」の音を繰り返し発声することで、耳管を柔軟にし、耳の通りを良くします。沖ヨガを学んでいる方は「あおん」のマントラが大変効果的です。耳に響かすように行います。下あごを動かして、あごを軽く動かすと耳管に刺激が行きます。

耳管通気法

軽く息を止め、耳の方へ空気を送ることで耳管の通りを良くします。要領は口を開けているとあくびが出るのでそのタイミングで息を止めます。何回も行わないことです。朝晩2回くらいです。

耳の周囲のマッサージ

耳の周囲をやさしくマッサージすることで血流を促進し、聴覚機能の向上が期待されます。耳周りを手で押さえて回すこと10回。耳たぶを5箇所(上、下、斜め、真ん中)を外側に軽く引っ張ることを5回。耳を手のひらで折りたたんで音を消すこと、30秒くらい。

イヤホンなど大きな音は聴覚を劣化させます。静かな音を楽しみましょう。

発声機能の改善方法

喉の詰まりや声の出しにくさを改善するために、以下の方法が有効です。

ストロー発声法

ストローをくわえて発声することで、喉の詰まりを防ぎ、発声をスムーズにします。5分くらい。歌を歌ってもいいし、「あおん」の音もいいです。

パタカラ体操

「パ・タ・カ・ラ」と発声することで、喉と舌の筋力を鍛え、声の不調を改善します。「パ・タ・カ・ラ」を20回くらい早く発声します。特に「パ」を10回くらい早く発声し、次に「タ」・・・。

舌を動かす

舌を前下に出す動作、のどに刺激がいくように10回くらい行う。ヨガでいうライオンのポーズです。顔のマッサージになってシミ・シワの改善があるという人もいます。また舌を上、右、下、左、そして上・・・の動作を10セットくらい行います。

実践のポイント

これらのトレーニングを効果的に行うためには、毎日継続することが重要です。以下のポイントを参考にしてください。

・一日 15分程度 を目安に実施します。

・無理のない範囲で行い、継続することを優先します。

・声が出しにくいと感じる場合は、「あえいうえおあお、かけきくけこ・・」などの発声で軽いウォーミングアップを行います。「アイウエオ」でも良いです。

まとめ

高齢者の聴覚や発声の機能低下は日常生活に大きな影響を与えます。しかし、適切なトレーニングを継続することで、その影響を軽減することが可能です。本レポートで紹介した方法を日常生活に取り入れ、健康的な発声と聴覚機能の維持を目指しましょう。

インドラ・デヴィ女史の生涯

1899年〜2002年にかけて本格的ヨガ修行をしてハリウッドなど女優にも大きく影響を与えた西洋人初の女性ヨガ講師として知られるインドラ・デヴィ女史を紹介します。ここでは、ロシアで生まれてアルゼンチンで生涯を終えるまでのインドラ・デヴィの102年間の生涯を時系列で追っていきます。

世の中は広く繋がっている

沖先生の講義や書物の中でとらわれ、執着という言葉が何回も出てきます。そしてそれは道元禅師の正法眼蔵に書いてあるとのことでした。これは沖先生でなくても、仏教を少し勉強すればわかることですが、前から「正法眼蔵」には興味がありました。しかし難解で文庫本で全4巻という大作には手が出せません。
それで「正法眼蔵随聞記」というお弟子さんが書いたものなら読めるかと一部を手に入れました。そしたらこれもまた難解です。しかし前に般若心経の用語解説を試みたことがあり、諸行無常や諸法無我、涅槃寂静は聞いたことがあります。ということで、とりあえず、諸法無我について調べました。手強いですがまあまあついていけそうです。
この学びを少し続けてみようと思います。
このブログにも「般若心経について」(https://mizunoyoga.com/blog/?p=1302)「般若心経訳してみた」https://mizunoyoga.com/blog/?p=1749などがあります。
また鴨長明の方丈記や平家物語はここでは割愛して他の資料を参照してください。

なお「正法眼蔵」は(しょうぼうげんぞう)と読みます。正法とは正しい修行のやり方という意味です。有名な言葉の一つとして「仏道をならふは自己をならふなり」「身心脱落」「只管打坐(しかんたざ)」があります。

いまはググるといってgoogleで調べても「AIによる概要」が出てきます。GeminiというAIでしょう。ここではChatGPTに慣れているのこれを採用します。Geminでも同じ用語を調べましたが、少し曖昧な部分があったものですから。。。(今はAIといってもChatGPT,Gemini,Claude,Llamaなどがあるそうで、それらが相互に調べあっているそうです。)





「高瀬舟」を読んだ。(青空文庫:無料で20分くらいで読めた。)森鴎外の作品である。理由は諸法無我の考え方があると上記の資料にあったからだ。
内容は高瀬舟は江戸時代、罪人を遠島に流すときに、京の高瀬川を舟に乗せて淀川を下り大阪から島流しをする風習があった。(高瀬川は鴨川の西の先斗町などの歓楽街を流れている角倉了以が江戸初期に造った運河である。)
高瀬舟に同心という役人が罪人を船に乗せていくのが決まりであった。しかし今回はその罪人がいつもと違う様子である。落ち着いて、時には喜びをどこかに漂っているように見えた。同心は不思議に思ってお前はどいういう罪で島流しの罪をおったのかなどそれとなく聞いた。兄を殺したというのだ。その兄は病弱で弟の自分に生活を見てもらいすまない、すまないといつも口癖のように言っていたという。その兄がこれ以上弟に迷惑をかけることができないと、喉にカミソリ(小刀)を当てたが、失敗して死にきれず、喉のところに刺さったままになって苦しんでいた。それを仕事から帰った自分が見つけ、助けようとしたが、そのカミソリを取ってくれたら、この苦しみがなくなると言われ、苦しんでいる兄の喉にあるカミソリを取ってやると出血多量で死んだ。それを近所の人に見つかり兄殺しにされたという。
考えてみれば、自分の人生は辛くて何もいいことがなくて、仕事もきつくて、お金をもらっても右から左へと蓄えも何にもない。それが罪を犯してみると、仕事をしなくてもご飯が食べられる。そして島に流される時に支度金とまとまった金が支払われる。こんなありがたいことはない。自分の人生の中で有り難さに満ち溢れた心境であるという。
同心はこの話を聞いて、自分はどうなのか。嫁は同心の給料以上の生活を望み、毎日生きていることが地獄のようである。
有ることの不都合と、無いことの幸せをこの物語で対比した。
諸法無我は自分という自己を否定したところに喜びが得られ、執着や苦しみから解放される。この罪人のように何も無くなった時、しがらみなどが全て無くなり、周りに感謝や感動が生まれたために、溌剌としているのはそのためである。結果的に生きていることの喜び、人を含めた他の存在と相互に依存し合うことを理解して、繋がっていることに幸せを感じ入っている。逆に執着があった時は自分を守るために孤独になってしまう。

沖ヨガ修道場での一日

沖ヨガの特色は自分自身をより良い方向に変えるために、総合ヨガとか生活ヨガなどと称して心身や環境を総合してバランスをとることです。。 沖先生の晩年に発行されたパンフレット(1980年頃)には以下の内容で道場生活が紹介されています。沖ヨガ道場が無くなってずいぶん時間が経ちます。今でもそこで過ごした方々はすばらしいシステムであったこと、再現したいと望んでいますが、大変残念です。そこでは精神修養、肉体訓練は老若男女が一緒になって修行したものです(多い時は200名以上)。この沖ヨガのシステムをあまりご存知のない方もおられます。上記の当時沖ヨガ修道場で発行された資料から抜粋します。

今、これを読んでいると非近代的と言われるかもしれませんが、命の生きる力を発揮させる変化刺激、適応能力を身につけるためにこのようなカリキュラムで生活をしていました。この生活はずっと続くものではありません。自分の希望する日数だけ滞在します。滞在中は外部からの講師の方の講話があり、積極的に取り組めばこのような体験は日常ではまず不可能でしょう。イヤイヤなら地獄のようなものです。。そういえば辛くて道場から無断で帰った人もいました。後になって私の友人になり、沖ヨガ活動の中心になるのですが、自ら逃亡した〇〇ですと後日、沖先生に挨拶していました。

<< 起床 >

ある目的から、3時4時に起きることもありますが、普段は午前5時から5時半にかけて全員起床し、 身体を 浄めます。 洗面、 乾布摩擦、冷水摩擦をします。

<読経行法>

般若心経を読経します。 ここではおのおのの理解力に もとづいて般若心経を唱えますが、呼吸法として、また発声法として、また統一法として行います。 読経行法によって呼吸は長く深くなり、また丹田からの発声法を行うことにより心身統一が、安定力が高まります。 

<清掃行法>

ヨガは全生活を通じて求道せよという教えですから、清掃もたんに”そうじをすることではありません。 日 常生活をさせていただいている所、使用させていただいている一切のものに感謝し、心と生活の浄めを誓います。 

<ヨガ式マラソン行法水浴・滝行>

軽い柔軟体操を行ってから修道場付近の丘や山々ヘマラソンに出かけますが、どれだけの距離を走るかは本人の自由であり、無理に体力の限界を破らせることはしません。 また、逆走法、横走りなど独得の走法をしますが、 それは、あらゆる動きを禅定行とする練習で、 統一体、統一心、調和 (禅の三密) の体得のために走るのです。 マラソン (熱刺激) 後は、水浴 (冷刺激) をします。その後、朝食としてみそ汁を一杯いただきます。 みそ汁の中の生きた酵素は代謝を促進し、マラソンで出た塩分を補給します。また朝は体内の浄化作用が高まっていますから、食物を入れることよりも不要物を出すということに重点を置くという意味で、みそ汁一杯だけをいただくのです。 少量の食物が胃に入ることによって、腸のゼン動運動も促進されます。

<浄化行法>

身体面の浄化ということは、排便・排尿・排ガス・発汗、および残留エネルギーです。 すべての生物には、体外から栄養物を取り入れ、生活エネルギーにして不要な残留物を排泄するというエネルギーの出入りがあります。 この点人間の場合は文化生活をしていますので、エネルギ ーを残しやすく、また不要な残留物を出しきれずに毒としてしまいやすいので、これが心身の異常 (病気) 因となりますから、せいいっぱいの力をこめ、心身の不要物を出しきる訓練としての行法を行います。

<強化行法>

一日のスケジュールの前半の最後は、 強化行法です。 生命の働きは適応性の働きですから、楽なことだけをしていたら楽なことに順応してしまい、生命力は低下してしまいます。顕在の能力は、 実際にある潜在力の1/10以下だといわれますが、 あらゆる困難に見える種々の動作を行うことで、潜在力を引き出します。

また、個性別に弱さや歪みは異なりますから、その歪みを矯正する内容のことも行います。 また、強化法は体操をすることが目的ではなく、自分の体の状態を発見することと、心身の統一力、積極心を身につけるのがその目的です。

<食事休憩>

起床してから約7時間が過ぎたところで一区切りということになります。 12時半から午後1時にかけて、第1回目の食事をとります。

内容は、玄米、野菜、豆類・海藻、つけ物、野草、果実、山菜などの自然食で、献立は一日として同じことはありません。 変化させつつ、 バランスをとるのが自然法則に従うことです。食事は全員そろって合掌し、「栄養摂取の誓い」を行い、各自、自分に適したものを食べます。さて、食事の後約2時間休憩します。 この時午睡をとってもかまいません。 食事のあとはゆっくり休みリラッ クスして、身体が食事を消化・吸収することに協力します。 

<午後からの行法>

午後一番は、戸外へ出て自然に接し、スポーツをしたり、野草とり、散歩などを行います。 雨が降った時は室内で、体験発表会や輪読会などを行います。 野外で土を堀ったり、石を積んだり、畑仕事をしたり、また室内で月刊誌の原稿清書や発送の仕事をしたりする作業の時もあります。

<個人別修業-議義・質疑応答会>

戸外から帰って来て夕方からは、 個人別に必要な修業と、修正行法や改造行法の時間となります。 基本のアサナやプラナヤマ行法、また希望をとってサウナ・物理療法・武道・茶道・華道・ダンスなどいろいろなことを行います。もちろんこれらのことを通じて、心の持ち方・ 姿勢の取り方・呼吸の仕方ものの活かし方を学びます。 講義は、沖正弘導師による質疑応答会や、その他の講師 によって様々なテーマで人生全般にわたり、されます。 時には、修業生の人生経験豊かな人、珍しい体験のある人など様々な人々が、 お互い学び合い、協力し合うため交替で講義をする場合もあります。

<夕食 歌と笑いの行法、座談会>

午後7時頃に2回目の食事が出ます。 これはソバが一 椀で最後の食事です。ソバのほかウドン・パンおじや など軽いものが原則です。またこの食事はとってもとらなくてもよいことにしてあります。この夕食は、内臓に負担をかけないもの、消化の良いものを選んでいるわけですが、それは、夕食に消化と時間のかかるもの、交感 神経を刺激するものを食べますと、それだけ心身がくつろげず、睡眠も浅くなるからです。食後は、みんなで歌を歌ったり、笑いの練習(笑いの行法)などを行ったりします。夕食後の行法は、人々との接触、団らんの行法であり、自分を放下するとともに、じゅうぶんに人にも心を開放できるように努めます。座談会では、修業生が質問を出したり、それについての意見をみんなが言ったりして、いろいろと話をします。率直な意見が交換され、一人で考えていてもわからないことがわかり、またいろいろな事柄についての認識を深 めます。

<夜の冥想行法>

修道場での生活全体が、正しい感じ方・考え方・行い方ができる人間になるために仕組まれたプログラムですが、それはヨガのヨガたる唯一の行法である冥想行法の現実生活化ということにほかなりません。冥想行法は、統一・禅定・祈り三昧仏性啓発・法悦を一つにしたものです。ローソクの黒点やマントラを利用しての統一と放下(禅定・祈り)の練習が基礎です。

<入浴・感想文 就寝 >

入浴は、個人の選択と必要性で、水風呂・温冷交互浴・サウナ・酵素風呂・温泉・薬湯などいろいろが選べます。温冷交互浴は、自律神経の安定力を高めますので、入浴行法の基本となっています。

消燈 就寝までに各自は学習し、その日一日の講義や自分の修業などについて感想や反省を書き、頭の整理を行います。ヨガはすべてのことに心を結びつける心身一如の意識的生活と、知行合一の学び方を本旨としていますから、一事一事を教えとして反省し、分析し求道するのです。

以上にあげた日程はまったくの一例で、毎日変わりますし、あらかじめ修業生にスケジュールを発表することはありません。それはすでにわかってしまっているスケジュールは、修業生に”とらわれ、をつくりやすいからです。毎日変化させ、日程発表をしない原則で、慣れを防ぎ、適応力を高めるわけです。

ChatGPTによる適度なヨガとは?メリットとデメリットを調べました。

ChatGPTの質問の回答は文字だけでなく、文章を読み上げてくれます。発音は少しおかしいところがありますが、一応聞き取れます。男性、女性の選択もできますが、ここでは男性にしました。文章を読むのが面倒という方は、読み上げを聞いてください。

質問:高齢者の適度なヨガとは?

回答:70代の高齢者にとっての「適度なヨガ」とは、柔軟性やバランスを向上させると同時に、体に無理のないように行う運動です。柔軟性や筋力を維持しながら、心身のリラックス効果を得られるような内容が適しています。以下の要素が、高齢者に適したヨガの特徴です。

### 1. **優しいポーズの選択**

   – 高齢者向けのヨガでは、体に優しいポーズを選び、関節に負担がかからないように注意します。無理に難しいポーズをとる必要はなく、穏やかな動きが基本です。

   – おすすめのポーズ:

     – **椅子のポーズ(ウットカータアーサナ)**:脚の筋力を優しく鍛えます。

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     – **木のポーズ(ブルクシャアーサナ)**:バランス感覚を高めるシンプルなポーズです。

     – **猫のポーズと牛のポーズ(キャットカウ)**:背骨の柔軟性を向上させます。

     – **橋ポーズ(セーツバンダアーサナ)**:背骨を柔らかくし、体幹を強化します。

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     – **祈りのポーズ(バーラアーサナ)**:リラックスしながらストレッチできます。

### 2. **ポーズの持続時間**

   – ポーズは、**30秒から1分程度**キープするのが理想的です。ポーズを長めに維持することで、柔軟性や筋力が向上しますが、無理をしない範囲で行います。

### 3. **呼吸法(プラーナーヤーマ)**

   – 呼吸法は、ヨガの重要な要素で、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。70代には、深い呼吸を意識する**腹式呼吸**や、リズムを整える**ナディショーダナ(片鼻呼吸)**が適しています。

### 4. **ヨガの強度**

   – 高齢者向けのヨガでは、強度を抑え、ゆっくりとした動きでポーズを行うことが基本です。ヨガの流れは緩やかで、体に無理をかけずに徐々に進めていくアプローチが推奨されます。

   – **チェアヨガ**:椅子を使って行うヨガは、関節に負担をかけずに行えるため、70代の高齢者にとって非常に効果的です。

### 5. **リラクゼーション**

   – ヨガセッションの最後には、必ずリラクゼーションの時間を設けることが推奨されます。これにより、心身がリセットされ、ストレス解消に役立ちます。**シャヴァーサナ(くつろぎのポーズ)**は、特にリラクゼーションに効果的です。

### 6. **頻度と時間**

   – ヨガは週に**2~3回**、1セッションあたり**30~45分**程度が適度な強度です。体調やその日のコンディションに合わせて、柔軟に調整します。

### 7. **インストラクターのサポート**

   – 高齢者向けヨガでは、**インストラクターの指導**が非常に有効です。正しいポーズや呼吸法を学び、無理のない範囲で進めることで、安全に運動が行えます。

### 注意点

– **体の状態を常に意識する**:痛みや違和感を感じた場合はすぐに運動を中止し、無理せず行うことが大切です。

– **ウォームアップとクールダウン**:ウォームアップで体を温め、クールダウンでリラクゼーションを行うことがケガの予防になります。

適度なヨガは、70代の高齢者にとって柔軟性の維持、筋力強化、そして心の安定に役立つ効果的な運動となります。

質問:高齢者の適度なヨガをすることのメリット

回答:高齢者にとってヨガは、体力や柔軟性を維持・向上させるだけでなく、心の健康にも良い影響を与える効果的な運動です。以下は、高齢者がヨガを行う際の主なメリットです。

### 1. **柔軟性とバランスの向上**

   – 年齢とともに硬くなりがちな関節や筋肉を柔軟に保ち、日常生活の動作がスムーズに行えるようになります。バランス感覚も改善され、転倒やケガのリスクが軽減されます。

### 2. **筋力の維持・向上**

   – ヨガのポーズには筋力を鍛える要素が含まれており、筋肉の衰えを予防します。特に脚や体幹の筋力が向上することで、立ち上がりや歩行が楽になり、日常生活の自立性が保たれます。

### 3. **呼吸機能の改善**

   – ヨガの深い呼吸法(プラーナーヤーマ)は、呼吸機能を向上させ、肺の働きをサポートします。酸素の取り込みが良くなることで、エネルギーレベルが向上し、全身の健康が促進されます。

### 4. **心血管系の健康の改善**

   – ヨガは心拍数や血圧を安定させる効果があり、心臓や血管の健康をサポートします。リラックス効果により、ストレスホルモンの分泌が抑えられ、心血管疾患のリスクを減らします。

### 5. **ストレス軽減と精神的な健康**

   – ヨガの穏やかな動きと呼吸法、そして瞑想は、ストレスや不安を軽減し、心を落ち着かせます。特に高齢者にとっては、孤独感や不安感を軽減し、幸福感や満足感を高める効果があります。

### 6. **認知機能の向上**

   – ヨガは集中力や注意力を高め、認知機能の改善に役立つとされています。これにより、記憶力や判断力が向上し、認知症のリスクを低減する可能性があります。

### 7. **睡眠の質の向上**

   – ヨガのリラックス効果により、心身の緊張が解け、睡眠の質が向上します。特に夜間の不眠や不安を軽減し、深い眠りに誘導する効果が期待できます。

### 8. **痛みの軽減**

   – ヨガは、関節痛や腰痛、筋肉のこわばりを和らげる効果があります。緩やかなストレッチや筋力強化が、慢性的な痛みを軽減し、動きやすさを取り戻すのに役立ちます。

### 9. **社会的なつながり**

   – ヨガクラスに参加することで、同年代の仲間と一緒に運動を楽しむことができ、社会的なつながりが生まれます。これにより、孤独感が軽減され、心の健康がサポートされます。

### 10. **自己肯定感の向上**

   – ヨガを続けることで、自分の体と心の変化を実感し、自己肯定感や達成感が得られます。これは、高齢者の精神的な幸福感を高め、前向きな生活へのモチベーションとなります。

### 結論

高齢者にとって、ヨガは無理なく体を動かすことができ、心身の健康を維持・改善するための優れた方法です。柔軟性や筋力を向上させるだけでなく、ストレスの軽減や認知機能のサポートにも効果的であり、全体的な生活の質を高める役割を果たします。

質問:高齢者にとってヨガのデメリット

回答:高齢者にとってヨガは多くのメリットがありますが、いくつかのディメリットや注意点もあります。高齢者がヨガを行う際は、以下の点に注意する必要があります。

### 1. **怪我のリスク**

   – 高齢者は柔軟性や筋力が低下している場合があるため、無理なポーズを取ると筋肉や関節に負担がかかり、怪我のリスクが高まります。特に、転倒や捻挫、筋肉の損傷が懸念されます。

   – 解決策として、インストラクターの指導を受けながら、安全な範囲で行うことが重要です。

### 2. **持病や健康状態への影響**

   – 心疾患、関節炎、骨粗しょう症などの持病がある高齢者にとって、無理なポーズや過度のストレッチは症状を悪化させる可能性があります。

   – 事前に医師と相談し、健康状態に合ったプログラムを選ぶことが必要です。

### 3. **体力の消耗**

   – ヨガは一見穏やかに見える運動でも、長時間続けると体力を消耗することがあります。特に高齢者にとっては、過度な疲労を感じることがあり、これが続くと身体の調子を崩す原因となるかもしれません。

   – 自分の体力やその日の体調に合わせ、無理のない範囲でヨガを行うことが大切です。

### 4. **心理的な負担**

   – 他の人と比較してしまい、ポーズが思うようにできないことから自己嫌悪や劣等感を感じる場合があります。また、グループクラスに参加すること自体がストレスになることもあります。

   – 自分のペースで進めること、無理に完璧を目指さないことが心の健康を保つために重要です。

### 5. **呼吸法の難しさ**

   – 高齢者には、ヨガで推奨される特定の呼吸法が難しい場合があります。特に、深い呼吸や特定のリズムを維持することが難しく、これが逆に息苦しさを感じさせることがあります。

   – 呼吸法が難しい場合は、シンプルな呼吸法から始め、少しずつ慣れていくことが推奨されます。

### 6. **費用の負担**

   – 専門のインストラクターに指導を受けるクラスに参加する場合、費用がかかることがあります。特に、定期的に参加する場合は、金銭的な負担が心理的な負担につながる可能性があります。

   – 自宅でできるオンラインのヨガクラスや、地域の無料クラスを利用することで、コストを抑えることができます。

### 7. **集中力や認知力の低下**

   – 高齢者の中には、認知機能の低下や集中力の持続が難しい方もいます。ヨガのポーズや呼吸法に集中することが難しい場合、誤ったポーズをとってしまうことで、怪我のリスクが高まります。

   – 短時間で集中できる簡単なヨガから始め、徐々に難易度を上げていくことが安全です。

### 8. **環境への依存**

   – ヨガを行うためには、ある程度のスペースが必要であり、適切な環境(静かでリラックスできる場所)が必要です。これが整っていないと、ヨガを行う際に快適さを欠く場合があります。

### 結論

高齢者がヨガを行う際には、メリットが多い一方で、無理をせず、安全に行うことが大切です。個々の健康状態や体力を考慮し、適切な指導のもとで行うことで、これらのディメリットを最小限に抑えることができます。また、何か問題が起きた場合は、すぐに中止して医師やインストラクターに相談することが重要です。

2024年展望台へ

ひさしぶりにカメラと三脚を担いで羊ヶ丘展望台へ散歩です。ゴールデンウイークの最終日で小雨が時々降る天候です。車の数が少ないのに気がつきました。いつもと同じように札幌ドームを背景にポーズを作りました。レストランの裏にはまだ桜が咲いていてラッキーでした。youtubeに載せました。https://youtu.be/KwH9viN40Ss

レストランからかなり離れたところに桜が数本、まだきれいに咲いていました。動画を貼り付けます。youtubeです。https://youtu.be/TyPM1XTDvqs
20年以上前に奥の森へ、自転車で散策したことがあります。昼間でも暗くて不気味で子供を後ろに乗せていたので、それは恐ろしい時間でした。今ほど熊の出没の話題がない頃ですが、それでも気味悪いところです。

近所に出没する動物

近くに林や森があるので小さな動物が出没します。夜になるとギャーギャーと何か叫ぶよう声も。これはキツネです。コンコンとはなきません。少し古い写真も集めて紹介します

山の中で撮ったエゾリスです。
庭に出てきました。何か食べています。
動画の中の一コマです。
巣作りの材料を集めているようです。
アライグマも出ています。これは凶暴なので市役所に電話して捕獲しました。
アライグマは甘いものが好きで、キャラメルコーンでおびき寄せ、一晩でお縄です。
ずいぶん痩せているキツネです。近寄っても逃げるそぶりがありません。病気かな?
こちらは元気なキツネです。きれいですね。
遠くにエゾシカがいるのを見つけ、スマホで拡大して撮りました。
たぬきです。ネコかと思い専門の人に聞きました。動画の一部で画像が悪いですね。
知床・カムイワッカの滝で撮りました。頭が三角なのできっとマムシでしょう。

近所に出没する野鳥

今までの札幌福住西岡界隈に出没する野鳥の写真を集めました。スマホで撮ったのも、600mm望遠レンズで撮ったのもあります。家の中から撮ったのもあります。

近所に餌場があるのでたくさん集まります。カラスも多いのですが、小さな餌場にはとまれないので被害はありません。カラスはその場で羽ばたいて止まることができない、ホバリングができないと言っていました。

シジュウカラ
ヤマガラ
ヒヨドリ いつもツガイで行動します。
シジュウカラとヤマガラの仲良し
ヤマボウシの実とメジロ
400mm望遠レンズとAPS-cカメラなので600mmに拡大されます。
庭のシジュウカラ

今年も森林総合研究所の桜が咲きました。

正門から200m先に研究所のビルがあります。毎年たくさんの人が桜見学におとづれます。このブログでも何回も紹介していますが、やっぱり冬のあとの桜はいいですね。草木と同じように、いのちが芽生える気持ちなります。

森林研究所は正式名は「国立研究開発法人森林研究:整備機構 森林総合研究所北海道支所」となります。https://www.ffpri.affrc.go.jp/hkd/

閑話休題 森林研究所の正門と研究所ビルの真ん中に標本館があります。開館中はどなたでも入場できます。北海道、札幌、羊ヶ丘の地質や動植物相が説明・模型など展示されています。ここには現上皇がご視察されてことがありました。友人が車の中の近影を撮ってもらったのですが紛失したようです。その代わりその時の記事がありましたの掲載します。