デブ解消、迷信賛成

道立衛生研究所 市民のための講演会から

Eisei

やっぱり運動したらやせる、という話。 1万歩歩いて一日300カロリーくらい消費するという。ご飯で言えば二膳弱。これが大きい効果なのだ。たったこれだけでデブとの差を作る。これよりももっと運動で大切なことは太っている人(デブ)は基礎代謝(最低必要なエネルギー)が低い、消費しない。少々体を動かしてもやせない。やせている人は基礎代謝が高い。ちょっと動かすだけでやせる。だからダイエットをする人は一度は痩せることだ。後は楽になる。基礎代謝が高くなるのだから。。

Debu

迷信も役に立つ。黒死病ペストの話。
ヨーロッパで500年、1300年、1600年、1800年頃に10年も20年も国土を多い尽くす死者の数。人口が激減、幽霊船の出没(船員全員が死滅)。ドイツロマンティック街道の起源(街道沿いの村が絶滅のため古い町並みが残った)。などなど。中世では悪霊の退散儀式で病気が出た家を家族全員焼き殺すのがあった。そのことで偶然、村全体がペストから偶然救われた。1800年イギリスに発生したペストはやはり偶然にロンドン大火災があり世界中に蔓延することなく2年で終わった。
科学が発達していない時代では人は生きることに儀式、まじない、占いをして平安を願った。現在行われているお葬式でも同じようなものだ。罰が当たらないようにと。。ひとはやはり科学だけでは安心平安は得られないのだ。そのペスト菌の発見は北里柴三郎博士であった。もう私たち人類はペストにおびえることはなくなった。しかし同様のトリインフルエンザの脅威が私たちに残っているという。もうまじないはしないだろうが天罰が当たらないようにまじない、占いは続く。。