このブログで赤ちゃんの「ハイハイ」や「四つ這い」歩きはずいぶん取り上げていることに気がつきます。
それは腰の痛みやだるさを楽にする一番簡単な方法だからです。また反りポーズ、コブラのポーズを楽に作る方法でもあります。
ところがです、形はまねているのですが、赤ちゃんが進化の過程でハイハイをする動きに全くなっていないのです。赤ちゃんはいずれ四つ這い、そして立ち上がりますがそのためにこのハイハイはなくてはならないのです。その前は、うつぶせになって手や足、腰を一生懸命に動かしていたはずです。それがあるとき右の尻を上げると腹に力が入って右ひざを床に押すことができました。すると前進するではありませんか。左の尻を上げたら同じく膝が尻の方向へ上がって床を押してみるとまた前進しました。これは面白いと交互に尻を上げて膝で床を押して前へ進みだしたのがハイハイだったのです。
ただ形だけをまねた動きではなく、繰り返し自然からでてきた動きを行うことは体全体の機能を変え、生活の中での不自然さの解消に役立つと思います。腰が痛くて、ハイハイで結果が出ないとき、もう一度自然な動き、進化というプロセスにチャレンジしたらいかがでしょうか。
参考:https://mizunoyoga.com/blog/?m=201009<コブラのポーズ再考>