何の変わりのない道ばたにつくしんぼー出ていました。今は見向きもされませんが、これは小さい頃は食材でした。佃煮にして食べた覚えがあります。あくが多いのでしょうか苦い味だけの記憶です。山菜採りというと山深く入らないと得られませんが、当時は空き地や崖にいくらでも生えていました。大人の人に交じってピクニック気分だったことを覚えています。皆がせっせとわらびやよもぎ、つくしんぼーを採っている時に「ぎゃーっ」とおばさんの声がしました。腰を抜かしたような体つきです。つくしとへびを間違えてへびの頭をつかんだとのことです。そんなことを思い出すつくしんぼーの群生です。