雪道の転び方

 今年はいつもより雪が少なく、あまり雪かきをしなくて済んでいます。でも溶けた雪が凍って道路なんか危なくてしかたがありません。氷は雪道よりもはるかに危険です。この間も雪かきしているときに氷の上を踏んですってんころりと転びました。しかしそのときの様子が面白くて教室で紹介し、実践しています。
 ちなみに私はまず転ばない方です。用心するからです。氷の道があれば、膝を曲げ重心を下げ転んでも被害がないように対応します。教室に来ている方は一冬に二回左右それぞれ腕の骨折に見舞われました。12月に一回、3月に一回ですから治ったときに再びということになります。歩行道路と車道の間も雪が溶けるから危ない。坂道の氷道は最悪です。滑るしかないです。私は滑れません。
 さて、転び方ですが、驚いて悲鳴をあげてはいけません。転んだ瞬間、笑うのです。そして必ず大の字になって、空を見上げます。ここまで笑い続けます。これは先日の私の様子でした。これはすごい方法です。誰でもできます。ただ車道で転んだらそういうわけにかいないので、転ばないようにしましょう。
あと一つ、数年前、犬の散歩の途中で引っ張られて前につんのめるように転びました。しかし、このとき自分でも驚くような動き、前方受け身になりました。どこも痛くありません。これは少し練習がいるでしょう。
 というわけで教室では二人組みになって一人は四つ這いの猫のポーズ、もう一人は横から押し倒すように力を入れます。当然猫さんは頑張ります。でもできるだけ耐えて、フッと、力からを抜いて転びます。このとき笑います。そっして大の字になります。この練習は転ぶときの練習だけでなく、力のポーズの準備運動にもなります。アーチや半月のポーズや孔雀のポーズ、鶴のポーズがやりやすくなります。
 
 今回は写真がなくすみません。次回写真を載せます。