ゴールデンウィークに家族で京都へ行きました。そのおり隠れた名所名跡ということで今宮神社、あぶりもち、大徳寺を見て回わりました。目当てはあぶり餅です。京都を離れてこれで3回目の訪問になります。わたしの高校はこの今宮神社、大徳寺の境内の中にあるのです。かといってけっして神道系や仏教系の高校ではありません。クラブ活動の打ち上げやコンパはこのあぶり餅屋でやっていました。当然アルコール抜きですき焼きや闇なべ(真っ暗にして一応食材を入れて)で盛り上がりました。このお店は神社の参道の両側にあって本家、元祖と名乗っています。活気ある呼び込みはムカシと同じです。私は神社に向かって左側のお店しか行ったことがありませんでした。今回初めて座敷に上がっりお茶を飲んでゆったり時間をとって春の心地よい風情を楽しみました。一人前500円でした。
当時高校3年生になると昼休みひとり抜けて大徳寺の中のたくさんの小さなお寺の塔頭(たっちゅう)があり拝観して回りました。それぞれで拝観料がかかり、高校生の身分ではかなわず途中であきらめました。大徳寺は臨済宗のお寺で塔頭ではその庭やお茶室などに興味があったのだと思います。ずっと後になってヨガが禅と大いに関係があるということで黄檗禅や曹洞禅、臨済禅のお寺で座禅をしたことがありました。そのルーツはこの大徳寺だったのです。