私だけ、今だけ、お金だけ

ある新年会に出席しました。30名くらいの和気あいあいの雰囲気の中で各人スピーチがありました。
感銘深い内容がある中で「私だけ、今だけ、お金だけ」という話がありました。「よければいい」という言葉がそれに加えられます。

それは今の世情を述べています。「就職しない、結婚しない、子供生まない」。こんな世の中、寂しいなと思いました。

帰り道、家族に障害者を持っている人といっしょになりました。その人曰く、「世の中、てんでばらばらですが、すてちゃもんじゃないですよ。私たちは障害者をもっているのですが仲間ができるのです。この仲間の絆は強いです。一人では何もできないですが仲間がいると強い力がわいてくるのです。今はつらいですが未来は明るいです。」うれしい言葉です。

そういえばガイアシンフォニーという自主映画の監督、龍村仁さんの言葉「多様なものが、多様なままに、共に生きる。これが生命の本質だ」というのがあります。依存するわけでなく、それぞれがせいいっぱい生きることを言うのでしょう。

かなり前の本でウーンデッド・ヒーラーという言葉がありました。(傷ついた癒しの人々)という意味です。自分の癒しを探している人とたちのことを言うのでしょう。

ヨガや気功を含めいろいろな癒しの世界に入って自分の癒しを求めます。これなども自分だけのことを考えていると思います。毎日の生活は人に癒され、人を癒す日々をすごすのです。いろいろな人が共に生きる幸せをもっともっと得てほしいと思いました。

生意気なコメントでした。ガイアシンフォニーの映画のカタログを探して読み込んでいるうちにそんなこと考えました。