京都青もみじ散策

2018年5月27-29日父母の法事を兼ねて京都へ行きました。パンフレットを見て今、京都のお寺では紅葉ではなく青紅葉で満開だとのことで観光バスで東山方面のルートを申し込みました。

5/27は父の13回忌に当たります。妹夫婦も欣浄寺に集まりお坊さんにお参りしてもらいます。その後、野洲方面に移動して、近江牛岡喜でディナーです。北海道の美幌、割烹田村も美味いけど、岡喜の料理は素朴で和食、寿司からビーフシチュウまでバラエティな味を楽しみました。

翌日から京都観光です。前もよく行っていたのですが、単発で観光地を周り、疲れたと喫茶店に入ったり、入館料が高いから入り口で帰ったりして数はこなしていませんでした。今回はそう言うことがないように観光バスに乗ることになったのです。

東福寺は創建は鎌倉時代。南都東大寺と興福寺から東と福をとって名付けられた臨済宗大本山。
まずは東福寺天徳院


天徳院は桔梗の寺、花の寺と言うそうです。

東福寺通天橋(つうてんきょう):紅葉と新緑の名所、方丈と開山堂を結んで架かる。


東福寺通天橋;青もみじがきれいです。



東福寺 方丈 八相の庭  方丈とは僧侶の住居を意味し、応接室となった。広い方丈には東西南北に4つの庭を作った。方丈の四周に庭を巡らしたのはここだけです。

永観堂:浄土宗西山禅林寺派総本山:もみじの永観堂とみかえり阿弥陀は有名です。法然上人を宗祖にしています。


やすらぎ観音の前

南禅寺;臨済宗南禅寺派の大本山です。「山門」は入り口に立っていて目立つ建物です。赤レンガのローマ水道橋に似た水路は琵琶湖から初めて日本人の設計により疎水に引いたものです。



南禅寺方丈庭園です


南禅寺境内の水路閣と言います。この上にきれいな水が走っていました。

南禅寺 法堂の前でお参りしました。


南禅寺山門に登りました。絶景です。


知恩院 浄土宗の総本山です。京都四条通りを東にまっすぐ行くと八坂神社、その先が知恩院です。阿弥陀様の本願を信じることで誰もが救われる浄土宗を開きました。その弟子の親鸞の教えは彼の弟子たちが浄土真宗と称することになりました。

伏見稲荷 数年間日本で一番外人観光客が多いところです。入口しか行かなかったが、着物を着た男女が多数いました。

渉成園 東本願寺の飛地境内です。徳川家光から1万坪寄進があり、庭園、お茶室が有名です。隠れた観光地でした。

これは梅でしょう。

◎本願寺の成り立ち
親鸞が広めた念仏浄土宗は死後、遺骨を吉水(円山公園近く)に廟堂を建てました。弟子たちによって親鸞聖人の教えは浄土真宗と呼ばれるようになりました。そして3代上人の後年になって本願寺の名前を使い、戦国乱世時代に8代上人の蓮如によって教団化していきました。そして比叡山と戦い、織田信長と戦い、大阪石山合戦もありました。その後、豊臣秀吉によって堀川七条に現在ある西本願寺の場所に本願寺の土地を寄進されました。その頃教団の主導権争いで家康側についた上人はその後、関ヶ原の戦いを経て徳川家康によって現在の東本願寺のあるところに寄進され、東本願寺を設立しました。

東本願寺 京都駅から歩いてすぐにある東本願寺は建物もバカでかい。

西本願寺


ということで天気に恵まれ、満足した京都観光でした。