台風21号及び北海道胆振東部大地震の顛末

2018年9月5日未明台風21号は北海道に上陸しました。我が家の前の林が揺れに揺れ、大きな音を立てていました。外に出てみると小枝が折れ、葉っぱが散乱しています。出勤のためにいつも通りバス停に行きますと道道(どうどう)には車がまったく走っていません。


バス停ではたくさんの人が並んでいましたが一人減り二人減りでとうとう3人になりました。並んでいた人の家族の車で地下鉄へ便乗させてもらいました。途中でわかったのはドーム近くの並木が倒れて道を封鎖していた、そしてその迂回のための通りも渋滞でもう一つの路線も止まっていました。
帰宅の時その路線バスに乗って倒れたポプラを数えて見たら30本以上ありました。根こそぎ倒れていました。農場試験場の畑が丸見えになっているところもあります。後日の写真です。

そしてその夜9月6日3時8分頃地震です。突き上げました。そして横揺れ。ギシギシと。長い時間です。テレビをつけると地震速報を流していました。厚真方面ということです。そのうちにプツンとテレビが消え、家の照明が消え真っ暗です。外へ出て見たらどこもついていません。街灯も。空を見たらなんときれいな星空が広がっていることか驚きです。
それからヘッドランプ懐中電灯、ラジオ、電池各種をテーブルに並べ情報収集です。テレビと違って情報量が少ないです。とんでもないことが始まっているようです。
5時には夜が明けましたが、電気釜が使えません。圧力鍋で白米を炊きました。玄米と違ってすぐ炊けるようでしっかり焦げました。また焦げうまいものです。もちもちしています。次回は3合を7分で沸騰、5分炊き上げ、そして消す。昼ごはんはこれでうまく行きました。
水も断水しているところがあるとのことで20Lポリタンク4つに水を入れ、風呂にも水を張りました。トイレは初めバケツを用意していましたが、手動レバーがあることに気づき安心しました。
ところでバスは止まり、電車も止まりました。当然JRもです。バスは信号機が使えないためだそうです。ということで自宅待機です。スタッフの松野さんに電話入れ、自転車で教室を見てくると言って、休講の張り紙も出してくれました。
朝方になるとだんだん携帯の電波が届かなくなったので、家を出てコンビニの近くへ行くとつながりました。本州の方面からたくさんの被害見舞い伺いが来ていました。隣の家の人がランニング姿で走って来て職場まで走るかタクシーを捕まえると言います。車庫のシャッターが開かないのでどうしようもないとのことです。趣味でランニングするのと出勤で走るのとわけが違うそうです。コンビニでは真っ暗の中を列を作って買い物をしています。レジはどうしているのかな。
我が家のシャッターも開きませんが、地下室から入れます。しかしドアの向こうは車です。しかしドアが少ししか開かないのです。頭は入るが腹がつかえて開きません。悔しいです、反省です。家内に同じことをしてもらって、解除バーを操作して手で開けるようになりました。
車で街に出てみると警察官が手信号で車をさばいています。大きな交差点では4人くらい。小さいところでも二人、またはなしです。そろそろゆっくり走ります。街中の住宅街では2時頃すでに電気がついていました。すごいと思いました。
そして夕方には我が家にも電気がつきました。やれやれと言った感じです。電気のありがたさに感謝です。しかしまだ札幌の中心は電気がつかないとのことです。やはりテレビでの情報、一見は百聞にしかずとはよく言ったものです。被害が大きい、山が崩れ生き埋め、清田区は液状化で家が傾いている報道です。この報道で知り合いからの電話やメールが来たのでしょう。安否伺いは嬉しいものです。
翌日になって、朝7時頃犬の散歩でガソリンスタンドの前を通るとズラーート並んでいます。
話しをしたら風評かもしれないけどガソリンは1週間ほどこない、タンカーが止まっているなど聞きました。でも次の日には我が家の車は並ぶことなく満タンにできたとのこと。暇つぶしに並んでいるような気がしました。いや本当に電気がなく、仕事もないと暇をつぶすのに大変です。報道でも車で街へ行っても電気がつかないところが多く、すすきのなど中心部はまだです。教室に行ってもビルは真っ暗、エレベータも使えません。セキュリティは外してあり玄関も空いています。警備員のおじさんも暇そうに椅子に座っています。ビルに入居している会社員も行くとこないと行った感じで、たむろし携帯をいじっていました。向こうのグランドホテルは電気が消えているのにその隣はついている感じです。暇つぶしにスタバに行こうと思っていたら、当然真っ暗。真っ暗がいつまで続くかわからないので教室に戻り、携帯のランプを頼りに植木を持って帰ることしかできませんでした。
9月8日土曜日朝になり、ようやくバス電車が動くとなって、教室へ出勤です。普通の1日が始まりました。教室では皆さんの無事を確かめました。高層マンションの人は大変だったみたいで、電気がないのでエレベータも使えず、水を確保するためそして買い物に行くために15階を5回往復したとのこと。。
みなさん無事でよかったですね。普通が一番いいけれど大自然の恵みと災害は同じものなんです。人間側の、こちらの心がけしだいですね。奢る事なかれでしょうか。またたくさんのメールや電話の安否伺いをいただきありがとうございました。

後日、わかったのはこのブログ作成している「さくらインターネット」のサーバーが何のトラブルなく稼働していたことに驚きの声が上がっています。このサーバは石狩データセンターがあり、非常用発電設備で問題なく動いていたそうです。備えあれば憂いなしです。

そして大きな災害に遭われた厚真町の皆様、清田区の皆さまのお見舞いを申し上げます。