ヨガのポーズ研究
| コブラのポーズ | 稲 穂 のポーズ | さかなのポ−ズ | 犬のポーズ |
| ねじりのポーズ | 肩立ちのポーズ | ひばりのポーズ | 立ち前屈のポーズ |
『コブラのポーズ』
ブジャンガアサナ
|
ポーズの作り方 |
『稲穂のポーズ』
稲 穂 のポーズ 効果 呼吸 |
ポーズの作り方 |
『さかなのポ−ズ』
マツヤアサナ 効果 |
ポーズの作り方 |
『犬のポーズ』
アドムカシュワナアサナ− 効果 呼吸 |
ポーズの作り方 |
ねじりのポーズ
アルダマッツエンドラアサナ 効果
呼吸 |
ポーズの作り方 |
肩立ちのポーズ
サーランバサルワンガアサナ |
かかとが尻に近づいてから次に膝頭を天上へ向ける気持ちで股関節を伸ばし、そして膝を伸ばすと完成です。体を肩首後頭部で支えています。あごは胸骨を強く押さえ支えるのに少しは役立っています。 |
ひばりのポーズ
アプラサスアサナ 効果 呼吸
|
作り方 |
立ち前屈
立ち前屈 効果 呼吸 |
どうしたらいいかというと膝を曲げます。そして腹を腿に近づけるようにしてそけい部を折る気持ちになります。ただ単に曲げる動作では首肩に力が入るだけです。膝裏の痛さを上半身に伝えないように工夫して痛さを作って下さい。どうしたらいいか。痛いけど面白いという態度をとります。いかがでしょうか。数週間すればかなり柔らかくなるはずです。 そして前屈した状況で呼吸を意識し、呼吸によって体の緊張弛緩を感じます。すなわち膨らむというのは緊張で、しぼむというの弛緩です。 またこのように抗重力筋が働いていない状況で目の体操をしたり、アゴの体操でガク関節の動きをよくします。首も異常なほど伸びてきませんか。肩も楽に動くし、ぶら下がる気持ち良さをいろいろ動かして確認して下さい。このとき大きく動かすと感知力が衰えるので小さな動きにします。 この間、1分から5分くらい楽しんで下さい。 戻るときは脚で床を押して息を吸いながら上半身を起こしていきます。起こしきったこのとき呼吸が何と楽になったか、背筋が伸びたか感じます。抗重力筋の新たな復活の結果です。 私たちは地上生活者はいかに重力と闘ってきたか。それを克服してその結果、直立を得ました。このポ−ズで正しい姿勢の必要性を知ることになります。 ゴリラは全身が筋肉だからこの立ち前屈が出来ないでしょう。 |

からだは各部が互いに関連しあって動いたり状態を保ったりしています。コブラのポーズのように腰の柔らかさが必要なときには胸の柔らかさが必要になります。胸を柔らかくするには首を伸ばす必要があり、首を伸ばすと腰が伸びるというようにからだ全部が調和をとりながらポーズを作っているのです。決して力づくで曲げているわけではありません。逆に腰をゆるめるポーズといえましょう。このポーズは背骨を伸ばすばらしい効用を持っています。下半身を固定して骨盤から腰椎を引き抜くような気持ちのいい感じを味わいましょう。ちょうどインドなどで蛇使いの大道芸があります。そんな頭をもちあげている蛇、コブラの様子です。 

犬が寝ていてそして起きたときの伸びを想像して下さい。前脚を突っ張って胴体を気持ち良く伸ばしている姿です。
縮まっていた筋肉が伸ばされると脳が活性するといわれています。この伸びは伸びたところに血液が流れ始め、体温が上がり、身体が活動期に入る合図なのでしょう。
ねじる様子はちょうどタオルを絞るのに似ています。ねじるとタオル全体が長軸方向にも伸びてきます。ポーズを作るときはこんな気持ちです。背骨とは仙骨から頚椎の1番までですからこの長い軸が伸びるように工夫をします。うなじも伸びて下部からの延長になっているか確認します。又ねじっていって首肩が自由に動くためにためには坐骨が固定している必要があります。重さをすべてお尻に集めます。腰が緩み背中が緩んで骨盤と肋骨が互いにねじれていきます。
尻が上がって足先が床につくまでのイメージは布団を丸める、を理想としています。床と接している部分が逐次離れていく様子です。決して力で上がるわけではありません。完成ポーズのときは肩腰足先が垂直になっている必要があります。考え方を変えれば楽にできるポーズです。
下半身を充実し上半身の力を抜くのに最適です。
始める前に胸の前面の大胸筋を叩いたりマッサージしておくと気持ちよく上半身が伸びます。
又初めの犬のポーズをしっかり作ると肩が楽になって作りやすくなります。
犬のポーズとひばりのポーズを数回(3〜5回ぐらい)繰り返すとそのたびに腰が緩んで反りやすくなります。
胸の縮みも矯正され。呼吸も楽になります。横へ上へと伸ばしましょう。
作り方