ろうそくのポーズ」はあごで支える
ろうそくのポーズは肩立ちのポーズの進歩系である。肩立ちのポーズは肩・うなじ・頭を床につけた逆立ちで大変気持ちがいいし、またある程度時間をすごすとリラックス度が増すポーズである。作り方はスキのポーズの作り方でも説明したが力ずくはいけない。一動作ずつ滑らかに行うことだ。どこかで力をいれてしまうとその緊張は後々まで続くことになる。滑らかに、滑らかにである。
そして背中に手を置いて肩立ちのポーズを作るのであるがこのときうなじをできるだけ伸ばすことだ。あごが胸の胸骨につけるようにする。後ろから手で胴体を支え、前からあごで胸を支えるという姿は体全体に力が入っていない状態である。ただ、重力という力だけが首周りにかかって、首が伸びて、つぶれて、広がっていく様子を楽しむと良い。
後はバランスよく、あごのみに胸をゆだねて手をそろそろと腿の上においてろうそくのポーズの完成である。
2004-06-22