体にいいことするとパワーアップ!

 エネルギー実験をしています。かなり昔、よくやりました。再度持ち出しているのですが理解度は深くなっています。
きっかけはNHKのアサドラ(朝のドラマ)「ほんまもん」で美味しいものを食べたら元気になるという話からです。
このドラマを見ているとガイアシンフォニーU(地球交響曲)という龍村仁監督のドキュメントオムニバス映画佐藤初女さんを思い出します。「食べ物が人間を癒してくれる」「てまひまをかけてつくったおいしいものを食べると心が動くのです」といって都会で心を病んだ人を回復していく内容でした。
食べ物だけでなく、感動することで体がやわらかくなるという話は前回書きました。荒城の月を歌ってから前屈すると歓声が出るくらい柔らかくなるという話です。でも涙が出るくらい感動しないと体は変化しないのです。なにごとにでも感動できる柔らかい心って大切です。
横道にはずれてばかります。
今回はヨガのポーズを作ることはストレッチだけでなく、生命力を沸き起こすそれはそれは神秘的な行為だということをお伝えしたいのです。
冒頭のエネルギー実験の原理は「O−リングテスト」です。これは正確無比ですばらしい原理なのですがあまりにも簡単、見た目にはですが、なので安易に俗人がちまたでやりすぎて信頼感が乏しくなってきました。でもこれはすばらしい方法です。
本来これは医療用に開発されたということを愛知県で医院を開業されている樋田和彦先生に教えてもらいました。これはバイディジタル-オーリング・テストと言い、ニュ−ヨークの大村恵昭先生の発見で、彼は心臓病研究所所長であり、マンハッタン大学電気工学科教授をしている現代医学者だそうです。

このテストは何も機械を使わなくても熟練者が素手で検査をすることにより内臓や器官の異常の有無を調べることができるというものです。人差し指と親指で作った輪(オーリング)が両側から指で開こうとするのに対し、それに抵抗させ、開くか開かないかという指の力の強さ弱さを判定するという見た目には、簡単な方法です。
この原理は生体は無意識的に何が自分にいいものでそして悪いものかということを脳幹レベルで知っていてそれが自律神経や内分泌機能、免疫機能に働きかけて、生きていくというエネルギー度合いを測るものだと思っています。誰にも存在しているエネルギーです。植物であっても生きるという力はすごいもので乾燥地帯のものは根の発達がみられ、鮭の産卵のときの川の溯上の力は言うまでもありません。
体にいいことをすると元気なる、これをオーリングならぬ膝閉めの力で実験しました。二人が正座をして向かい合い、力を入れる人が外側に、受ける人が内側に膝をそろえてテストをします。ポーズを作る前後にテストをして比較します。力を入れて閉めると自分でも力が湧いているのがわかるし、閉められている相手の人も強くなったことがわかります。
ヨガをしているときは呼吸法もポーズもそしてマッサージもエネルギーが充実しているひと時なのです。その証拠に終わったあとのすがすがしさなんともいえない気分です。仕事もこうなったら言いのですが。。
体にいいことをしましょう。いいことって何かと理性で考えると意識が働いて主観的になってしまいいじめも過食も気分がいいぞってことになります。気持ちがいいことはたくさんありますがそれが自分だけでなく周りも満足することでそして気持ちのいいことが持続する、これが体にいいことではないでしょうか。気持ちよくなれるからだ、こころ、食べ物、周りの人々。。
そんなときパワーアップです。
(2002-03-03)

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