四つだけ毎日ポーズを作る
四つだけ毎日ポーズを作る。
4つだけポーズを作る方法があります。派手な動きではないが柔らかくなるという結果が出やすいので、最近は教室で紹介しています。真向法といいます。短い時間、最低3分間でできます。
一番目が合蹠前屈のポーズ(バッダコーナアサナ)でお座りができるようになった赤ちゃんが足裏を合わせて膝を開いて座っている姿です。ここから前に倒します。10カウント数えて約30秒かかります。もっとかけてもいいですが最低の時間です。
前屈のポーズ(パスチモッターナアサナ)。脚を伸ばして、前に体を倒すのですが背骨は曲げずに骨盤から倒します。当然頭も下げません。同じように10カウントで30秒。毎日少しづつです。
開脚前屈のポーズ(ウパヴィシュタコーナアサナ)。足を開いて体を倒します。これも前屈のポーズと同じで頭も背骨に気をつけてください。これが一番簡単で早く柔らかくなります。変化がでやすいポーズです。ただし少しづつ毎日やった場合です。10カウントで30秒。
割り坐仰向きのポーズ(スプタウィーラアサナ)。正座から両足をお尻の左右横に出してかかとの間にお尻を置く座りを割り坐といいます。そこから仰向きになります。これも少しづつ、補助が必要なら背中に座布団を入れながら行ないます。これは約1分です。最低1分間はやってください。毎日です。朝晩でもいいです。
手軽で毎日家でするには最適です。前にこの項で毎日することが大事でその企画を考えていると書きました。この方法は柔らかくなっていく、変化していくと言う実感を得るには最適です。
原則は「毎日する」「4つを全部する」「最低全部で3分間の時間をかける」「3年はする」です。
私たちの生活の中で何か一つ変わればそれに応じて他の所も変わります。考え方が変われば行いが変わると言います。しかしこれはなかなか大変です。よっぽどカルチャーショック的な出来事がなければ変わりません。
しかし体は少しづつやっていれば変わってきます。あきらめずに少しづつやれば変わります。そうすれば又、他の面も必ず変わります。食事の傾向とか、考え方とか、不調がなくなるとか。。そんなふうに年数をかけてもいいから子どもが変わっていくように私たちもどんどん変わっていきたいものです。当然、進化向上のためにです。そうすれば又何か新しく変わると思います。私たちはほっておいても老化という形で変わっていくのですから、それなら自らちょっとしたことをして変わっていきたいものです。
(2001-11-08)
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