スープで体調を整える話
今日はレッスンのない日でした。でも朝からなんか忙しかったです。夜に古い友人がかぼちゃとかぼちゃスープの素を持ってきてくれました。彼は食養生に詳しく「食はいのちなり」と常に説いています。

その時の話題をここに紹介します。ぜひ実践してください。我が家でも家族の咳がひどい時は必ずレンコンを食べます。これでひどくもならず毎日元気でいられます。飽食の時代ですが選んで食することで食べ物の効果は大きいです。

風邪で筋肉、関節痛があるときには、りんごジュース。当然100％又は生しぼりを飲むと緩和されます。

その他、症状別にいろいろな飲み物があります。例えば汗の出ない人はしょうがスープ。頭痛のときはしいたけスープ。咳が出るときはレンコンスープ。腹痛のときはごぼうスープ、又は梅干のスープです。味付けはしょうゆ又は味噌です。

糖尿病、循環器障害に効果があるのが次の食べ物です。かぼちゃ150グラムと小豆150グラムと昆布の10センチ角を薄い塩味でこれを3日で食べます。毎日3週間続けてお食べください。

この項の詳細は以下のメールで直接お尋ねください。
zenmacro@sage.ocn.ne.jp

食べ物はからだを陽性にしたり陰性にしたりします。夏や暑いところで産する食物を食べ続けるとからだは冷えて陰性になります。根のものや穀物を食べると陽性になります。そのような話は私たちの間で基本です。最近の食の傾向は陰性食品が多くて体が冷える人が多くなりました。

それで陰性陽性の話から、息を留めるクムバクという呼吸法をすると一時的に体が陽性になるという話になりました。教室でもスカアプルバクや完全呼吸法を積極的に取り入れていますがこれをすると力強い呼吸と体が締まります。冷え気味の人は無理のない程度に喉を閉め肛門を閉めるクムバクの呼吸法をやってみたらいかがでしょうか。

からだがしまりすぎの陽性もゆるみすぎの陰性も偏ることはよくないことです。身土不二の原則で食することをお勧めします。すなわち土地のものを食するということです。しかしそれよりももっとよくないのは過食、栄養過多でしょう。栄養も過ぎれば毒になります。「食はいのちなり」です。
(2001-10-25)