五十肩の考察

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  五十肩の考察
受講生の方で隣のビルから昼休みに遊びに来られて、昨日の夜は肩が痛くて寝れないほどつらかったと言う話になりました。今でも痛いと言います。私も経験があります。めちゃくちゃ痛い時もありましたがそこは要領です。私は何とかしています。でっ、

痛みを考えると、お医者さんに行かないとどうにもならない、自然には直らないものと、自分で工夫するとどうにかなるのがあります。ここでは当然後者のことを考えます。いつも姿勢ことをいって申し訳ないのですが本当に姿勢だけで楽になるのです。

その方も猫背としゃきっと背筋を伸ばすのでは痛みに大きな違いがあると言ってました。痛い時は痛みを消す姿勢を探すことです。寝ていて痛いのならいったん起きて筋肉の緊張をとって痛みを消すべきです。喘息の発作と同じです。発作の時はとても寝ていられないそうです。神経が興奮している限り痛みは消えません。

姿勢を良くして肩にかかる負担をなくすことです。腕そのものの重さで痛いこともあるのです。どうするのかというと腕を骨折した時のようにつるすのです。でもこれは短時間だから反対の肩に手を置いておくだけでいいでしょう。これを10〜15分やれば痛みはまず消えます。当然姿勢を良くしてというのは当たり前です。悪い姿勢では筋肉が緊張しているから痛みが消えません。

これをヨガの時間では「待ってください」といっています。待てば自然のものは何か変わります。待つことですばらしいプレゼントを味わってくださいと言っています。力を入れないでただ待つと力が抜けてポーズが楽になります。これと同じです。今日のその方はルンルンで帰っていきました。なにしろタダだったのですから。
(2001-10-23)
                                                                    
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