体の動かし方

体が硬い人のためのヨガレッスンを開講して1カ月過ぎました。
そこで思うことはやっぱり体操にしてしまう方が多いということです。
ていねいに優しく、そして感じながらは私の定番ですが、
それらは心の中でイメージすることです。
毎回のレッスンでくりかえして説明していることを列挙しました。
参考にして下さい。

体の動かし方
人は15,6歳で基本的な体の動きの成長が止まります。あとはそれぞれの生活の癖で動き続け、その動きが間違っていると退化し故障へとつながっていきます。それゆえに私たちは体の動かし方を学び続ける必要があるのです。ただ歩けるとかただポーズができるということだけで安易な動きをしないことが大切です。

1.軽くて楽な動きがいい動きです。
軽い動きを繰り返すことで筋は緩みます。 筋が緩むと気持ちも動きも良くなります。
2.骨を動かしていることを意識しましょう。
動くのは骨、関節で、筋の力で動きます。
3.背骨が伸びていることを意識しましょう。
楽しいとき、気持ちいいときは体全体が伸びます。
4.体の重さを使って動きましょう。
意識で体を動かすよりも自然な力を使った方が無理無駄がありません。
5.体が膨らんだりしぼんだりする呼吸で動きましょう。
呼吸も自然ですから、必要に応じて膨らむしぼむを意識します。
6.動きのある骨と遠く離れた骨も動いていることを意識しましょう。
体はすべてつながって動いています。連動が良ければ楽に動けます。
7.首、背骨はまっすぐにしましょう。
背骨の起立筋(緊張筋)を緊張することでその周りのうなじ、肩や腰の 筋肉(相性筋)が緩みます。
8.痛みを受け入れる態度も必要でしょう。
自ら痛みの質を変えるたくましさも大切です。受け入れる態度です。

水野ヨガ学院・水野健二