「あさどら、ちりとてちん」から

出勤前にNHKの朝ドラを見ます。今日のストーリーです。落語家に弟子入りをかなえられた喜代美は稽古を付けてもらえるどころか飯炊き、掃除、洗濯、買い物に明け暮れます。ついに思い切って師匠若草に落語教えてくれと頼みます。すると師匠は教えてやってるやんかと言って去っていきます。落ち込んでいると兄弟子の草原が次のように言います。あんたは落語家になりたいのか、それとも落語を楽しみたいのかと聞いてきます。喜代美はその意味がわかりません。草原は落語を楽しみたかったら僕が教えてあげる、しかし落語家になりかったら、人を楽しませる、気配りの勉強しなあかん、それが今やっている掃除、洗濯やと諭します。
うーん。今の人たちにわかるかなぁ。ただ仕えるという喜びを。そこから何かを得るものなのですけどね。わたしですか。短い時間だったけどやっぱり師匠という人がいましたよ。
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ある講演会

某講演会に久しぶりに参加しました。
健康関係やヨガ関係の講演会は幾度となくありますが今回はまったく場はずれのビジネスに関わる内容です。皆さんスーツです。いろいろなところで「よっ」とか「お世話になっています」と挨拶をしています。

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参加者は定員700人となってましたが立ち見に、補助いすが並んでいました。これだけいりゃ知っている人は数人は出てくるものです。当然ヨガ関係者ではありません。
タイトルは「あなたとのご縁に感謝!」です。
演目は以下のとおり。25歳の実業家、そして講演慣れした講師たち。さすが立て板に水のごとくです。
○web2.0新しい縁が創るこれからの社会
○人は何によって輝くのか
○縁によって成功する「NO1理論」
○夢をかなえるマンダラマンダラ思考&手帳
なるほど今や若者はパソコンからの情報でなく、携帯なのです。携帯はコミュニケーションのツールでなく情報ツールです。おじさんたちは躍起になってパソコンインターネットに夢中だが、いつでもどこでも情報の携帯時代に突入しています。ならばその広告でビジネスということになります。今や年商数十億と25歳の実業家は言っていました。
ある講師は鹿児島にある「知覧特別攻撃隊」(いわゆる特攻)の話をしました。人は人のために自分の命さえ投げ出すことができる。それは今も昔同じだ、と結んでいました。