続編_写真を見なくても自主トレできる方法3

北海道では雪が降りました。まだまだ、ストーブが必要です。
昨日「体が硬い人のため・・」出版社PHPから「体が硬い人・・大全」という本が近々発売になると連絡を受け、プロモーションビデオを自分で撮って、送ってくれとの指示。。エッと思った。昨日のブログでカッコ悪い爺さんと書いたところで自撮り映像か、としょんぼり。もう2週間したらこの辺り、有名な桜満開の場所なので、お外ヨガのビデオを撮ろうと思います。

4 ネコのポーズから右足、左手を床と平行に前後に伸ばす。(左軸脚は床に垂直。支えている右手も床に垂直。手首痛くならないために掌の中に空間。右膝は下方向。スネは体側と一致している。足の甲を床につける、爪先立ちになる。左アキレス腱伸ばす、縮める。腿、尻、腹、腰の状態。左手は開く、閉じる、形。手のひらを右向き、下向き、上向き、左向き。腕の動きで肩甲骨の状態、胸の筋肉の状態。目線は下、手の先。うなじの状態。右膝を曲げて左手で右足先を持つ。この時胸が広がり、腿が伸びて安定しているか。)反対も。
5 ネコのポーズから右足、左手を床と平行から上にあげる。分かるまで繰り返す。(骨盤の傾き、左右上下。腹横筋の状態。大臀筋の状態。腿の筋肉。手足が先か骨盤の動きが先か。動きの時、腕が耳に近づいているか。胸の筋肉が伸びているか。背骨が伸びる感じがあるか。)反対の手足も
6 ネコのポーズから右足、右手を床と平行に前後に伸ばす。バランスをとる。(右の腰骨を下げる。安定しているか。目を閉じることができるか。右手で右足先を持つことができるか。)反対も。
7 ネコのポーズから右足、左手を床に平行に伸ばし、膝と肘を曲げて近づける。体の状態がわかるまで繰り返す。(お腹に力が入るのが分かる。のどと胸に力が入るのが分かる。背中が伸びるのが分かる。左の甲を床につけた時とつま先を床につけた時の違い。)反対も。
8 ネコのポーズから両手を床に置いて、右足を上にあげる。そして右膝を曲げてかかとを尻に近づける。(右左軸脚が垂直か。腰骨は水平化。膝が下がっていないか。もも裏の筋肉の収縮があるか。臀筋は収縮しているか。)反対も。
9 ネコのポーズから右手を前の床に、右手を横の床に、右手を天井方向へ、右手を左脇下の床へ、それぞれ体を味わいながら行う。気持ち良さを感ずれば何回も行う。(動きによって左肘を曲げたり、ソケイ部を閉めたりする。肩甲骨の動きを意識する。背骨に近づいたり、離れたりする。)反対側も。
10 ネコのポーズから左肘を曲げて、左手の甲を頭の下に置く。右手を前に伸ばす。胸を床に近ずける。(手の甲をアゴの下にした時の状態。両膝を閉じた時と腰幅に開いた時。ソケイ部がしまっているか。手のひらが上、手のひらが下の状態。胸を床に近づけて腰を左へ倒す、気持ち良さを味わう、両方の膝が床についている時と右膝が床から離れている時の違い。)反対も。どちらが気持ち良いか。手の長さは変わるか。
11 ネコのポーズから右足を伸ばして、上に上げ、そして左へ倒す。(よつばいが崩れていないか。両腕はしっかり伸びているか。軽く膝を曲げて、左方向へ頭を向け目で足先が見えるか。)反対も。どちらが気持ちいいか。足の長さが整うか。

学院カウンターに出席カードを置くグッズです。(マウスパッドの代用です。)

続編_写真を見なくても自主トレできる方法2

実は何か自主トレができる方法をビデオに撮ったり、写真にしたりするのですが、悲しいかな、狭い我が家は背景が気になるのです。そしてモデルが爺さんなので様になっていないし、また理想のポーズから程遠いし体の硬さが目についてカッコー悪いのです。よく40年もやってきたと今更ながら恥ずかしいと同時に、世の多少、年を経た人たち、体が硬い人たちへメッセージです。ヨガの基礎さえ身につければいいのです。硬いなりに試行錯誤する時間を作る、そして仲間を作る、師となる人を作る。(著作からでも良い。徹底して学ぶ。)これが基本です。
またイントロが長くなりました。

さて、ネコのポーズです、ここからどんな動きをしたいですか。手足首などで動きを作るとき、他のところがどんな感じがあるかな。今日はそこのところです。四つ這いから動きを数えたらザーッと20個くらい上がります。一つひとつを大事していきたいと思います。

1右足を床と平行になるように伸ばす。以下を時間をかけてチェックする。(腰骨の傾き、あごを引いて頸椎を伸ばす、右を見る、左を見る、上を見る、下を見る。つま先を伸ばす、かかとを突き出す。両肩甲骨を近づける、離す。腹横筋の状態。大臀筋の状態。。。)反対も。

2右足を伸ばして上へ上げる。以下を何回も分かるまで繰り返す。(骨盤の傾き、左右上下。腹横筋の状態。大臀筋の状態。腿の筋肉。腸腰筋。うなじの状態。。。)反対も。

3右膝を胸の方向に引きつける。以下を分かるまで何回も。(アゴの動き。うなじの状態。のどの筋肉。胸の筋肉。背中の状態。腸腰筋の状態。骨盤の傾き。腹直筋の状態。。。)反対も。


正ちゃんです。母の大事にしていた父を想う人形。10年以上学院に飾ってありました。
ちなみにあたまをマッサージする人形もありましたが、解散時に誰か持って帰りました。気持ちが悪いことで評判でした。

写真を見なくても自主トレできる方法。

 北海道では感染者が少なく、ヨガ教室もジムも開講していますが、外国まで至らない東京でも緊急事態宣言が出され、これからは自宅にこもることに強いられることは間違いありません。
 そして今や自宅でスポーツ関係の自主トレが普通になってきた様子です。

 それでは写真を見ないでヨガトレーニングを行います。エッと思うかもしれませんが、これは脳トレも兼ねています。私たちは感覚器を使って判断して、行動を起こしていますが、眼を使わないで、聴覚を使って脳を働かせて動きを作ります。いつも視覚だけに頼る脳の機能よりも、この脳トレを行うと脳のイメージ力が大きく機能アップするはずです。これは人間だけに備わった想像力を高めるために是非チャレンジしてみてください。
 まず注意して欲しいのは使ったことのない脳の分野を高めますから、まずめんどくさいこと、理解できないことがあると思います。これが大切です。想像して試行錯誤して行うのです。見ればわかることばかりですが、それは安易なことです。何か新しいことをする時、想像し、考え、ひらめくことが大切です。それは形にならないものからイメージを作り出し、言葉にしてそして形を作っていくのがアイデアであり創造です。自分で想像して動きを作り出してください。心身一如のトレーニングになります。

 それでは四つ這いののネコのポーズをメインにしていつもこのポーズに戻ります。ご存知のように手と膝で床を押し上体を支えます。腰と腹の力を使って背中を丸くしたり、凹ませたりを思いつきのまま繰り返します。呼吸もいろいろな方法でやってください。動きには答えがありません。皆がやっていることが正しいとは言えません。自分でやってみてください。皆と同じかもしれませんが、自分で感じ考えることが大切です。手の位置、手のひら、膝の感覚などいろいろです。楽で気持ちがいいことが命の働きです。またやりにくいけど、心身の栄養になる動きもあります。自分の命の不足を補う行為です。難しいポーズ、難しい本、苦手な人、、チャレンジしていくためには不可欠な要素です。
手と膝を床から離さない、ネコのポーズをどのくらいの種類ができましたか。レッツゴー!

15年前の教室風景。レオタード後期の時代でした。ネコのポーズです。 

今日はここまでです。次回からこのネコのポーズを使って動きを考えていきましょう。
懐かしのミニチュア。

月の礼拝

このブログにも月の礼拝体操というのがあります。(https://mizunoyoga.com/blog/?p=129)
他にも”「縄文人の精神から人間とは何かを読み解く」という話を載せました。(https://mizunoyoga.com/blog/?p=508)
「月と蛇と縄文人」という本の中で、縄文時代の1万年近くの文化の中に、命すなわち「月=子宮、蛇=男根」を象徴させて縄文じるしの器を作りました。縄文は縄でなく男根でうつわは子宮。そのうつわは水を入れる月なのです。そして命が生まれます。そんな神話作っていました。

他にも以下の文章をwebから見つけました。(https://www.epochtimes.jp/jp/2011/12/html/d67642.html)
『黄帝内経・素問』の「八正神明論篇」には、次のように記載されています。「月が満ちはじめると、気血が次第に盛んになり、衛気(脈の外を素早く循る気)の運行も活発になる。満月の時、気血が潤い、筋肉が強くなる。月が欠ける時、経絡内の気血が弱くなり、衛気が去り、肉体の活動を支える気血は空虚な状態になる」。すなわち、人体、気血、筋肉、経絡に流れている気血の虚実は月の満ち欠けと対応し、変化しています。

ということで、月の礼拝を定期的に行いましょう。

新型肺炎 閉じこもりリスク

新聞の記事から 本日3/2朝刊に掲載されていました。
高齢者の間では自宅に閉じこもることで運動量の現象で筋肉が衰える「サルコペニア」の懸念が高まっている。
転倒、骨折、寝たきりの可能性である。
筋肉量を20歳の時と60歳で比べると加齢で筋肉量が20~40%減少するという。
40歳以上でも筋力は年齢とともに衰える。特に衰えるのが下半身の筋力とバランス能力だという。
詳しくは記事をどうぞ。

太陽礼拝

ただいま、新型コロナウィルスの蔓延で、パンデミックス(世界流行)になりつつあります。水野ヨガ学院も予防のために自主的に3月の期間1ヶ月間休講することにしました。
その期間中、免疫力を上げるためにもヨガをやってほしいと思います。前のブログにありますように小さな習慣を試みると負担は少ないと思います。少しづつ行うのです。調子が良ければもう少し多く、といった具合です。
今回は太陽礼拝を紹介しましょう。
もう少し加工できればいいのですが、教室では定番ですね。思い出しながら、少しづつ、ワンポーズでもオウケイです。

癖・習慣を見直そう

ヨガの最終目的は体を柔らかくすることではありません。良くない心身の癖習慣を直すことが目的です。そのために学び実行していくことをヨガ行法と言います。難しいことですが一つ一つ気がつくことで少しづつ改善されて行きます。今回は目の癖について考えます。 続きを読む

足指を大切に

「足指ヨガ」と称するセミナーの講座を開催しました。いつまでも二本足でさっそうと歩けるように、いつもは脚を鍛えることばかり意識が行きますが、一番下にある足、この足に気を配る人は少ないと思います。指が十分開くこと、足指の力が強いことポイントです。

足指が開くために足先を強く前に出して、すねと足の甲が一直線の状態で親指を他の指より手前、親指を前に出す動作を10回行います。足裏やふくらはぎがけいれんを起こしたりしますがめげずに続行します。次に足指を強く閉じて、手の指で開く、力比べを1、2指間、2、3指間、3、4指間、4、5指間行います。結構きつい作業です。そして足裏を叩いたりすると、初めの親指の出し入れがスムーズになることがわかります。

きっとこんな動きをしてから、レジュメのポーズを作ると下半身は安定すると思います。

 

「ヨガは慢性的な腰の痛みに最適」

雑誌掲載されましたのでを転写します。雑誌は農業をリードする北海道の専門誌<ニューカントリー>です。
この雑誌は農家の方のための専門誌で、タイトル通りかなりの専門的です。目次を見るだけで技術、経営、農政、資材、海外事情・・と続きます。
技術も半端な知識でなく、大学や農業試験場の専門家が執筆しています。
その農家の健康特集に「自分でできる腰痛ケア」に掲載されました。

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ボディデザイン マークスボード

今日、久しぶりにM氏に会ってマークスボードの現状トレーニング、意見交換をしました。
マークスボードとは体の歪み修正を行う写真のようなボードです。このボードを知って、9ヶ月になります。去年の夏の休日に学院で数人が集まり、マークスボードの練習をしました。指導的立場は西村雄一さん、サッカー審判員でFIFAワールドカップ大会で主審をつとめている方です。パンフに載っている方がそうです。
このボードは上に乗って単純に左右前後に体重を移動して動かすだけですが歪みが取れて身体の不具合が良くなっていくものです。私の効果としてはヨガポーズで「木のポーズ」、片足で立つポーズですがもともとバランスが悪くふらつきます。これがビシッと決まります。少し若返った感じです。
学院は1センチくらいのウレタンが詰まったマットが敷き詰めてあり、受講生にポーズが作りやすい、背中や腰が痛くないなど、好評ですが、バランス系はマットが柔らかいだけあって不評です。しかしこのボードを使うと柔らかマットでも不思議にバランスが取れます。
体は不思議な存在で筋肉を強くしても柔らかくしても、それだけでは運動機能は良くなりません。脳の運動部分を司る「脳幹」の活性化が何よりも大切なのです。そのボードを10分くらいカタンカタンと左右に踏んでいるだけで脳幹の活性化と体の歪みが取れていくそうです。私は今は毎日毎日、カタンカタンという日課です。レベルアップは円筒状のロールバーをボードの下に置いて左右に動かすことです。まだ個人的にカタンカタンのレベルでトレーニングしている段階ですが、いつか皆さんにレベルアップした様子をお披露目できることができるでしょう。そうなればバランスポーズ「英雄のポーズ3」も決まるでしょうね。

マークスボード1

マークスボード2